釣りネタもここのブログに書くことにしました。
レイクトローリングで絶対のシェアを誇るABU 7000シリーズについて、故あって調べてみたことをまとめておきます。
ネット上で手に入るスキマティックス比べて部品の違いを調べてみました。
1.バリエーション
A スプールシャフトの軸受けの違い。ベアリングかブッシュか。
B メインシャフトの軸受け(右ケース)の違い
C シンクロの有無
D ギア比の違い
2.互換性
Aに起因するパーツ互換性は、特に問題なし。どちらも直径10mm、厚さ4mm、内径3mm。ブッシュにはフェルトのオイルリテーナーが付くが、ベアリングには無し。市販の標準サイズのベアリングが使用可能。
Bは、互換性のないバリエーションが2種類。右ケースの穴径が16.5mmと17mm。
16.5mmは、金属ブッシュと白いプラスチックのカラー。91年以前。シンクロは、16.5mm。
17mmは、仕様により2種類。プラスチックのブッシュか、ベアリング+2枚の銅ブッシュ。
無印7000は、両方の場合があるので要注意。外見では見分けがつかないかもしれない。CL, C3,7500は17mm。7200もおそらく17mm。Cはおそらく16.5mm
Cは、メインシャフト口径が16.5mm。ハンドル周りとドラグ関係が当然違ううえ、さらにメインシャフトの長さも違うので、パーツ交換でシンクロ化するには13個のパーツ交換が必要。パーツが手に入れば、16.5mmのケースにシンクロを組み込むことは可能。
Dは、スプール、メインギア、ピニオンギア、ピニオンのブッシュのみが違う。
低速:975151(spool) + 6947(メインギア) + 6940(ピニオン)
高速:1086270(7200金spool) + 20871(メインギア) + 21078(ピニオン) + 21100(ピニオンのブッシュ)
スプールは、他に7500, 7000CLのモノが使用可能
2.パーツの変化
互換性の有無は、取り付けられる周辺パーツが同じであれば互換性ありと推定
2-1 ピニオンヨーク (年式による違い)互換性あり
6931→20877
2-2 ラインガイド (モデルによる違い)互換性あり
6916→24549(C3)
2-3 アンチリバース (年式による違い)互換性あり
8948(かなり古い)→13372
2-4 COG WHEEL (年式による違い)互換性あり
6893→19754
2-5 SPOOL SHAFT BEARING (銅ブッシュ)(年式による違い)互換性不明
5143→13244
ベアリングは、変化なし(5230)
2-6 クリックのスプリング(年式による違い)互換性あり
4465→24390
2-7 右ケース Bの違いと色違いにより多数。互換性のある場合と無い場合があるので要注意。組み合わされるドライブシャフトベアリングで推定可能。
2-8 ドライブシャフトベアリング
6957+6958(16.5mm) or 21601(17mmブッシュ) or 21592+21591+21592(17mmボールベアリング)
21601をボールベアリング仕様に換装可能。
3.ハイスピードsyncroの作成
まずは、ハイスピードのリール(7500,7200,7000CL)にシンクロを組むよりも、syncroにハイスピードのスプールとギアを組み込むべき。
海外通販で部品を買えば、ヤフオクでリール買うより安いかも。
調査対象
7000 04-00
7000 75-11-01
7000 91-05
7000C 07-00
7000C 81-2
7000C 91-03
7000C Syncro 99-00
7000C Syncro
7000C3 03-00
7000C3 03-01silver
7000C3 10-00
7000CL 07-00
7500C3 03-00
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Posted at
2009/04/09 17:27:10