今回の車は2018年製、スズキ アルトワークス HA36S型で、私のチャンネル動画をご覧になっているご視聴者の方のお車となります。アルトではなくスズキ アルトという車名でこの車を記憶されている方も多いのではないかと思われるほどアルトはスズキを代表するような製品となります。初代の発売は1979年に溯り当初は超低価格の商用車として広く普及させる事に主眼を置き無駄を徹底して剥ぎ取った車として開発されたという事です。今回ご紹介致します8代目のアルトは2014年から2021年まで販売されましたが原点回帰という考えの元、シンプルさ、低コスト、低燃費という初代の基本コンセプトを踏襲しています。しかしその中でも今回のHA36S型アルトワークスというグレードは車を操る楽しさを追及し、走りを磨き上げたホットハッチという位置付けとなります。先代のアルトワークスHA22S型は1999年に生産を終えたためこのモデルは15年振りのアルトワークスという事になり多くのファンの期待に応える車となりました。搭載されるエンジンはR06Aという直列3気筒658ccの軽自動車のカテゴリーとなりますがこれにターボチャージャーを装着しメーカー公表トルク、出力としてはそれぞれ10.2kgfm@3000rpm、64PS@6000rpmを達成しています。それをコンパクトな軽自動車枠の車体に搭載する事により670kgという軽量な車両重量を達成しています。今回のお車のボディ側面には巨大なアニメキャラクターのステッカーが貼られており、いわゆる痛車という部類の車になりますが、このお客様はこのお車にチューニングパーツのいくつかを装着させパワーアップを図っています。それはサーキット走行を楽しむための装備ですが、それが結果としてどれくらいの出力向上に繋がっているかが今回の見所になります。この超ロングセラーのスポーツ仕様には大勢のファンの方々がいらっしゃいます。果たしてそれらのファンの方々の期待に応える事ができるのか!スズキ アルトワークス HA36S パワーチェック:痛気持ちいい車はどんなパフォーマンスを見せてくれるのか!SUZUKI【Hirota Engineering】#42 - YouTube