また登場!今回は1991年製、PP1型 ホンダ ビートのエンジン出力試験の結果をレポート致しますが、この車は私のチャンネル動画をご覧になっているご視聴者様のお車となります。PP1型ビートは1991年に本田技研工業から登場した軽のエンジンをリアに横置きに搭載したオープン2シータースポーツカーで、それまでに日本には無かった新しいジャンルの車となりました。これがたちまち人気となりそのジャンルの車が競合他社のメーカーから続々販売され始めました。33年前に販売開始されてから現在の残存率は50%以上とも言われており異例ともいえるこの数字はいかに多くの根強いファンの方がいらっしゃるかを表している事かと思います。エンジンはE07Aという直列3気筒656ccのNAで骨格そのものは同社の軽トラや軽乗用車のものと共通。ただし、各気筒に1つずつ独立したスロットルバルブを持つMTRECと言う機構を備えるなど、アクセルレスポンス重視のスポーツカーに相応しい専用チューニングが施されています。これにより、メーカー公表の最大トルク/最高出力はそれぞれ、6.1kgfm@7000rpm、64PS@8100rpmとなっています。本日ご紹介致しますお車のオーナーの方は、8年前にこのビートを買われたと言う事ですが、その当時の程度はお世辞にも良くはなく、エンジンのオイル消費も激しく、そのままではとても乗り続ける事ができない様な状態だったと言う事でした。しかし、このお客様のこのビートと言う車に対する想いは相当強く、手放す気も更々なかったと言う事と、若い時からご自身のお車はご自身で整備されてきたと言う経験から、この度、このお車のエンジンのオーバーホール作業に踏み切ったと言う事です。現在の総走行距離は24万km、ただしご自身で行われたエンジンのオーバーホール作業の結果がどれくらいの効果があるのかについて、大変強い興味を持たれこの度このお車が私のガレージに持ち込まれました。現代、内燃機関の存続が危ぶまれる中、このPP1型ビートの様な、エンジンが車の中の主人公となるような車は、今後ますます見られなくなってしまう事と思われます。それだから事、この車種はエンジン好きの方にはたまらなく価値の高いものとなっているかと思います。そんな方々に絶対おすすめしたい内容となっていますので、是非じっくりと最後までご覧頂きたく思います。ホンダ ビート PP1 #パワーチェック #エンジン出力試験 プライベーターが挑んだ60馬力獲得への格闘記【Hirota Engineering】66 #pp1 #ビート #エンジンオーバーホール (youtube.com)