本日もPP1型 ホンダ ビートが登場!結論を先に申し上げますと、本日ご紹介致しますお車は、今まで何台も見てきましたビートの中で最も出力が発生していた最高記録となるお車となります。また、外観の美しさに思わず目を奪われてしまうような車両である事から、本日はこのお車の内面、外面の両方を楽しんで頂ける充実した内容としました。1991年に本田技研工業から登場し、軽のエンジンをリアに横置きに搭載し当時としてはかなり斬新なオープン2シータースポーツがPP1型ビートの特徴になります。エンジンの方もE07Aという直列3気筒656ccのNAユニットに独立スロットルやこの車両レイアウトならではの特異な吸気系システムを持たせた事により、まさにスポーツエンジンらしい音とパフォーマンスを発揮します。メーカー公表の最大トルク、及び最高出力はそれぞれ6.1kgfm@7000rpm、64PS@8100rpmとなります。それに対して今回対象のお車のエンジン内部には出力向上のためのチューニングパーツが装着されています。最も出力向上効果の大きい仕様変化として、圧縮比が10.0から11.0に高められています。また、272度のハイカム、Φ38mmのビッグスロットル採用で主に高回転域の出力向上を狙っています。その他、エキゾーストマニホールドはNUSARIレーシング製のタイプS、吸排気系にも意思が入った仕様のものが採用されています。加えて、この車種の外観デザインは社外のデザイナーが手掛けたと言われており確かに当時にはなかった奇抜で美しい外観となっていますが、今回の車両はオーナーの方の更なるモディファイによりその元々の美しいデザインをより一層際立たせています。タン色調に統一された内装もこのオーナーの方の独自の創作品で、外観の赤いボディーカラーと絶妙なマッチングを具現化しています。さて、今回対象のお車は1993年製、12.5万kmを走行している固体となりますが、この車種としてはやや低走行の部類に入ります。先ほどご説明致しましたエンジンの仕様で一体どのような性能を示すかを明らかにすることがこのお客様のリクエストとなります。このチャンネルでは昨年の11月以来、半年間に渡ってほぼ軽自動車の題材を扱って参りました。と言いますのも、軽自動車の計測をご希望されるお客様が実に多く見られたからです。これは私の当初の予想とは大きく異なる傾向のものなのですが、良く考えてみると、実はそれはごく自然の事の様に思えてきます。価格面、玉数の面で入手性が良く、メンテナンスも行い易く、軽量で軽快に楽しく走ると言う多くの利点が軽自動車には含まれているため、多くのファンの方がいらっしゃると言う事がその理由です。この多くの軽カテゴリーカーのファンの方々に、この動画の面白さが届けばいいなと思い、今回の動画を作成致しました。次回からはまた違ったカテゴリーのテーマを配信致しますが、軽自動車、そしてビートの集大成としてこれほど相応しい個体は無いのではないでしょうか?是非じっくりとこのお車をご堪能ください。ホンダ ビートPP1 #パワーチェック #エンジン出力試験 完全高回転チューニングでビートの最高記録を更新【Hirota Engineering】79 #pp1 #ビート #honda - YouTube