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Hirota Engineeringのブログ一覧

2025年01月19日 イイね!

ホンダ S660 6MT JW5 パワーチェック エンジン出力試験 SPOONチューンで果たして現代版ビートになり得るのか?

ホンダ S660 6MT JW5 パワーチェック エンジン出力試験 SPOONチューンで果たして現代版ビートになり得るのか?今回はJW5型 ホンダ S660の登場です。1990年代に軽スポーツカー カテゴリーを築き上げたビート。その復活版と言うに相応しく同じコンセプト、駆動系レイアウトを採用するこのS660は果たして現代版ビートとしての座を獲得する事ができるでしょうか?SPOON SPORTSさんから販売されますECU書き換えツール、HONDATA FLASH PROとエアクリーナーエレメントの検証を交えて、この車のエンジン出力試験の結果をレポート致します。
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この車種は本田技研工業が1996年に販売を終了したPP1型ビート以来、約19年ぶりに販売した軽規格の2シーターオープンスポーツカーであり、ビート同様に駆動方式としてMRレイアウトを採用し、高い旋回性能を狙っています。また、このモデルは、同社の設立50周年を記念したもので、同社従業員の新商品企画提案の中から選ばれた案を起源として開発されたとされています。その開発チームは若手を中心としたメンバーで構成され自分達が乗りたい車を開発したと言われています。
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エンジンはS07Aという直列3気筒 658cc+インタークーラーターボ付きエンジンで、10.6kgfm@2600rpm/64PS@6000rpm がメーカー公表の最大トルク、最高出力となっています。
このエンジンではターボを用いて低回転からトルクフルな特性を実現している一方で、この原型になっている19年前のビートには、NAの直列3気筒 656ccのエンジンが搭載され、それを高回転域まで引っ張って64PSを捻り出していたため、基本的なエンジンの特性が異なります。このため、S660をビートの後継とは認めないと言うビートファンの方々も多くいらっしゃる様ですが、確かに双方のトルク特性を並べると、そのご意見にも納得できます。
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今回対象のお車は、エンジンはノーマルのままですが、SPOON SPORTSさんから提供されるHONDATA FLASH PRO と言うECU書き換えツールを用いて、SPOON SPORTSさん製作のSTAGE2と言うバージョンのデータを書き込んだ仕様となります。その他、マフラーもSPOON SPORTS製のものが採用されています。
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さて、これらのチューンナップパーツが組み込まれたS660 は一体どんな性能を見せてくれるのでしょうか?また、ビートファンの心を同じく掴む事ができるのでしょうか?軽規格のスポーツカーを愛してやまない車好きの方は数多くいらっしゃいます、その代表格となるS660、ファンの方々に絶対おすすめしたい内容となっていますので、是非じっくりと最後までご覧頂きたく思います。


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Posted at 2025/01/19 21:34:21 | コメント(0) | トラックバック(1) | クルマ
2025年01月01日 イイね!

2025年 パワーチェック 大々的に活動宣言、2024年の活動を振り返り、2025年は更なる躍進を!

2025年 パワーチェック 大々的に活動宣言、2024年の活動を振り返り、2025年は更なる躍進を!新年、あけましておめでとうございます。
今回は新年のご挨拶を兼ねて、2024年の活動の振り返りと、2025年の活動についてお話し致します。
2024年はお陰様で年間約50名の方のお車のパワーチェック、いわゆるエンジン出力試験を実施させて頂きました。私の活動は週末がメインとなりますのでほぼ毎週末、お客様が見える状況となりました。本当に色々なエンジン、色々なお車に巡り合えるチャンスをご提供下さった皆様に心より感謝しております次第でございます。御来場下さったお客様には100%と言って良いほど、ご満足を頂き、また活動を楽しんで頂いたと認識しておりますが、一方で2025年に向けた反省点も多々ございます。
現在、動画をアップロードする頻度よりもお客様が見える頻度の方がはるかに多く、エンジン出力試験の作業と収録が済んでいるにもかかわらず、動画を配信できていない題材が40点ほどございます。これにつきましては、非常に悪い結果でない限り必ず実施致しました計測の動画を配信致しますので、是非どうか、気長にお待ち頂きたく思います。現在、動画をより効率的に作成するツールの導入を検討しております。
また、計測をご希望のお客様にはご予約を頂いてから計測まで大体3か月ほどお待ち頂く状況が続いております。今後の活動規模によってはスタッフを募るなどの対応も検討しております。
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そして、私の連載、フェラーリ308GTSの300PSプロジェクトの連載動画を最近配信できていないと言う問題です。多くの方々から、廣田さんのフェラーリどうなりましたか?楽しみにしているのですけど、とご指摘を頂いている状況です。楽しみにお待ち頂いていらっしゃいますご視聴者様に長らく動画を配信できていない事を深くお詫び申し上げます。ただ、必要な部品と工具、作業環境は全て整っており活動が頓挫している訳ではございません。エンジン出力試験にいらっしゃるお客様がこれほど多くいらっしゃる事になるとはこの活動を始めた当初、夢にも思っておらず、時間が足らなくなってしまったと言う私の誤算です。しかしそれは大変喜ばしい事でもございます。とは申しましても、2025年はまず早々にフェラーリ308GTS 300PSプロジェクトの連載を推進していく事に優先順位を上げて活動していく計画でおります。こちらは大傑作になる予定ですので、今年こそ是非楽しみにお待ちください。
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地球温暖化の1要因としてあげられているエンジン、今後いずれかはその姿を消していく事が想像できます。100年以上に及ぶエンジンの歴史を大切にするためにも、エンジンの正しい知識と取り扱い方をご理解頂き、少しでもエンジンの有害性を低減できたらと言う想いもございます。エンジンにしかない独特の楽しさ、魅力をできるだけ長く、そして最大限に楽しめるように、2025年もこの活動に励んで参ります。
本年もヒロタエンジニアリングをよろしくお願い致します。

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Posted at 2025/01/01 23:24:52 | コメント(3) | トラックバック(0) | クルマ
2024年12月22日 イイね!

ローバー ミニ 99X パワーチェック エンジン出力試験 世界一有名な車を検証。なんとこれは!70年前に設計された車だった

ローバー ミニ 99X パワーチェック エンジン出力試験 世界一有名な車を検証。なんとこれは!70年前に設計された車だった今回は、1991年製 99X型 ローバー・ミニの登場です。今回この車のエンジン出力試験を行っていきます。この車を見た事がない、と言う方は恐らくいらっしゃらないでしょう。映画、ドラマ、アニメーション、キャラクター、絵画と言った日常的な風景の一部として、様々な場所で、様々な形で登場してきました。日常の足からファッションのアイテムとしての車、そしてまた時には、レースカーとしての役割も担い、世界で最も有名な車と言っても間違えではないでしょう。alt
今回対象の車は毎回私のチャンネルの動画をご覧になっているご視聴者様のお車になります。この外観の、いわゆるクラシックミニは、1959年から2000年の41年間あまり、BMWが開発を行ったいわゆるニューミニが誕生するまで数々のマイナーモデルチェンジ、グレード変更、エンジンや仕様の変更、ネーミングの変更を重ねて販売され続けました。総生産台数は約539万台、現在でもまだ多くの固体が現存しています。小さな車体にもかかわらず、広い室内空間を確保するためにエンジンを横置きにし、前輪駆動を採用するという1950年代の当時としては革新的な設計がなされ、現代でもその構造が高く評価されています。起源はイギリスの自動車メーカー BMC、ブリティッシュ・モーター・カンパニー と言う会社の製品で、オースチン・ミニ、モーリス・ミニと呼ばれていましたが、1968年からはBLCMと言う会社で同型モデルの生産が行われ、更に1980年代からはローバーにて生産されています。この年代からの車種はローバー・ミニと言われています。
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今回対象のお車は1991年製のローバー・ミニで、希少な左ハンドル車エンジンは99H型と言う直列4気筒OHVの999cc、これがキャブレターで制御され、その結果、メーカー公表の最大トルク、及び最高出力はそれぞれ、6.8kgfm@2600rpm、42PS@5250rpmとなっています。
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さて、今回のお車は、実は元々は今回のお客様のご友人の方が所有されていたものでした。しかも、その方は2台同じ形の車を所有されていたらしいのですが、不幸にもその方がお亡くなりになり、このお客様がその2台ともを引き取られたと言う事です。しかし、その当時のお車の程度は2台揃ってお世辞にも良くはなく、だからと言って捨てる気にもなれず、このお客様ご自身でその2台から完璧な1台を作り上げた、と言うのが今回、エンジン出力試験を行うこの個体という事になります。ボディの全塗装もご自身で、エンジンのオーバーホールもご自身で行われ、元々のSU製シングルキャブレターもご自身の得意とするウェーバー製のものに交換されました。もちろん、キャブレターのセッティングもご自身で行われ、燃費重視のセッティングにされたと言う事です。お客様は、現在オーバーホール後、6000km走行のこのお車のエンジンの性能を把握されたく、この度、このお車が私のガレージに持ち込まれました。
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この車は一体どんな性能を見せてくれるのでしょうか。また、この車に搭載されますエンジンの特異な部分につきましても、解説を行っていきます。70年前に基本設計がなされたこの車の根強いファンの方は世界中に大勢いらっしゃる事と思います。この車だけでなく、エンジンファンの方々に絶対おすすめできる内容となっていますので、是非じっくりと最後までご覧頂きたく思います。

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Posted at 2024/12/22 21:09:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2024年12月17日 イイね!

スズキ フロンテ クーペ LC10W シャーシダイナモメーターを使わないパワーチェック これでDIYパワーチェックは完璧にこなせる

スズキ フロンテ クーペ LC10W シャーシダイナモメーターを使わないパワーチェック これでDIYパワーチェックは完璧にこなせる先回動画では、同車種のエンジン出力試験、いわゆるパワーチェックをシャーシダイナモメータ- ダイナパック2000を用いて行った結果をレポート致しました。そしてそれと、このお車のオーナーの方がご自身で計測されました路上走行によるエンジントルク、出力特性の計測結果とを比較して参りました。
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今回の動画では、その路上走行による計測データからエンジンの性能特性を明らかにする方法を紹介致します。実は、このテーマはこの車種だけでなく、全ての自動車に対して適応できる内容となっております。この動画でDIYパワーチェックができるようになる事を目的とし詳細に渡る部分まで解説を行って参ります。ご自身のお車をご自身でパワーチェックされたいと言う方には非常にお勧めできる内容になっております。
また、この計測と、シャーシダイナモメーターによる計測の答え合わせ、そして各設定条件の合わせ込みを行う事で、より精度の高いDIYパワーチェックを行う事が可能となります。このテーマにご質問、ご相談があります方は是非ご連絡を頂ければと思います。
それでは、この動画をご覧頂き、内容をご理解頂く事であなたもご自身のお車のエンジン性能特性をご自身で把握する事ができます。是非どうぞお試し頂けたらと思います。

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Posted at 2024/12/17 23:46:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2024年11月17日 イイね!

スズキ フロンテ クーペ LC10W パワーチェック エンジン出力試験 これが2ストローク超軽量スポーツマシーンの勇姿だ

スズキ フロンテ クーペ LC10W パワーチェック エンジン出力試験 これが2ストローク超軽量スポーツマシーンの勇姿だ今回は1973年製、LC10W型 スズキ フロンテ クーペのエンジン出力試験の結果をレポート致します。サムネイル画像からこの車種の車名を言い当てる事はできましたでしょうか?今回ご紹介致しますお車も私のチャンネル動画をご覧になっているお客様のお車になります。
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LC10W型フロンテクーペは1971年に当時の鈴木自動車工業、現在のスズキ自動車から登場した、軽規格のスポーティ-クーペモデルであり、当時よりデザイナーとして知名度の高い、ジョルジェット・ジウジアーロが原案をデザインしたかなり奇抜でユニークな形状のモデルとなります。
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当時の軽自動車規格の排気量は360ccだったため、この車のエンジンは356cc 直列3気筒でしたが、現在ではほとんど見る事ができない、2ストローク/1サイクルエンジンのキャブレター制御で、それがリアに横置きで搭載されていました。従って駆動方式はRR(リアエンジン・リアドライブ)と言う事になります。そのエンジンからは4.2kgfm@4500rpm、37PS@6500rpmグロス値の最大トルク、最高出力が発生されるとメーカーから公表されていました。この数字だけを見ると非力に思えるかもしれませんが、メーカー公表の車重480kgを考慮すると、この組み合わせから成る車トータルとしてのパフォーマンスはかなり刺激的な物である事は想像に難くありません。
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今回のお車は1973年製で、ノーマルのボア×ストローク Φ52mm×56mmをΦ56.5mm×56mmにボアアップし排気量を356ccから420ccまで拡大させています。また、4ストローク/1サイクルのバルブタイミングに相当する掃気、排気ポートのタイミング調整、φ34mmx 3連ビッグスロットル、青木エンジニアリング製の特注チャンバー+インジェクション、と言う内容でエンジンハード面に手が入っています。更に、純正のキャブレター制御から、Speeduino製のECU制御にエンジンマネージメントシステムが置換され、点火も3気筒独立コイルタイプで電子制御されます。これら全てをお客様ご自身で準備、製作され、もはやプライベーターの域を遥かに逸脱した完全にプロの領域に入っている作業内容から構成されるお車となります。
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本日ご紹介致しますお車のお客様は、実はシャーシダイナモメーターを持たない状況で、実走行にて加速中のエンジン回転数から駆動力を導き出し、それによって、エンジンの性能特性を計算で求めていらっしゃいました。今回はお客様ご自身によるその計測結果と、ここでシャーシダイナモメーターによって得られた計測結果とを比較し、その相関を明らかにするためにこのお客様はこのガレージにいらっしゃったと言う事です。そして私自身もその比較結果に大変興味がございました。従いまして、本日の見所は、まずはエンジンの性能がどうであったか、そして違う方法で計測したエンジン性能の特性とどのような相関が取れるかです。
現在、内燃機関はCO2を排出すると言う事で、その存続が危ぶまれていますが、こういった480kg級の超軽量の車を使用する事でCO2の排出量は大幅に削減されると言う考えがある事に気付かされます。50年前の大変元気でスポーティーに振舞うこのエンジンのレポートは、エンジンファンの方々に絶対おすすめしたい内容となっていますので、是非じっくりと最後までご覧頂きたく思います。

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Posted at 2024/11/17 22:42:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ

プロフィール

「ホンダ バラード スポーツ CR-X Si AS 続パワーチェック エンジン出力試験 昭和車最前線のフルチューンがここに! http://cvw.jp/b/377010/48671843/
何シテル?   09/22 23:34
Hirota Engineering 代表 一般的な会社員でありながら趣味で車を楽しんでいる者です。 車を楽しむ中でも、特にエンジンや動力系の部分に趣を...
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