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Hirota Engineeringのブログ一覧

2025年02月28日 イイね!

ダイハツ コペン L880K 5MT パワーチェック エンジン出力試験 エンジン内部洗浄を行ってスッキリ、さあ性能はどう変わるか

ダイハツ コペン L880K 5MT パワーチェック エンジン出力試験 エンジン内部洗浄を行ってスッキリ、さあ性能はどう変わるか今回はL880K型 ダイハツ コペンの登場です。1990年代に沸き上がった軽スポーツカー のブーム が過ぎ去った後、2000年代に入ってからひょっこりと登場したこの車。本日の車には、非分解式エンジン内部洗浄というメンテナンス作業が施されています。
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今回対象の車は、私のチャンネル動画をご覧になっているご視聴者様のお車になります。この車種は2002年にダイハツより登場した軽規格のオープン2シータースポーツカーであり、爽快な走りを味わえるモデルとなります。1990年代前半に軽規格のスポーツカーがブームになりましたが、それがいったん収まった頃にデビューしたこの車には逆に他社車のライバルがいなく、且つ、ブームだった頃の車達が市場でやや劣化し始まった頃に登場したため、そのジャンルのファンを独り占めした事に成功しています。
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搭載されるエンジンはJB-DET型と言う、軽規格でありながら直列4気筒のエンジンである事が特徴で、659cc+インタークーラー付きツインスクロールターボが装着されます。この組み合わせにより、軽らしくない4気筒の音を発し低速から鋭い加速感をドライバーに提供します。メーカー公表の最大トルク、及び最高出力はそれぞれ、11.2kgfm@3200rpm、64PS@6000rpmとなっています。
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今回のお車は、2003年製、10.5万kmを走行している個体となりますが、一部吸気系部品を除いてほぼノーマルの仕様となります。ただし非分解式エンジン内部洗浄と言うメンテナンス作業を数か月前に実施した結果として、もっさりとした加速感から、きびきびとした加速感に変化したとお客様は感じられたそうです。そこでこの度、このお車のエンジンの性能を明らかにされたいと言う事で、このお車が私のガレージに持ち込まれたという訳です。
大切なお車のエンジン内部洗浄作業をお考えの方も多い事かと思います。それを行う事によって、エンジン内部のどの部分がどのように洗浄されるかをこの動画の中で考察したいと思います。エンジンマニアの方々には是非お勧めできる内容となっております。是非どうぞ最後まで、じっくりとご覧頂きたく思います。

Posted at 2025/02/28 23:16:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2025年02月09日 イイね!

スズキ カプチーノ EA21R パワーチェック エンジン出力試験 1.5L NA顔負けのパワーを出す軽ブーストのモンスター

スズキ カプチーノ EA21R パワーチェック エンジン出力試験 1.5L NA顔負けのパワーを出す軽ブーストのモンスター
今回はEA21R型 スズキ カプチーノの登場です。1990年代に築き上げられた軽スポーツカー カテゴリーを圧巻するために登場したこの車。当時、SUZUKI SPORT RACINGさんによりリリースされたチューンナップキットを備えたこの車のエンジン出力試験の結果をレポート致します。
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今回対象の車は、私のチャンネル動画をご覧になっているご視聴者様のお車になります。この車種は1991年11月にスズキより販売された軽規格のスポーツカーであり、1990年代にブームになった軽規格のスポーツカー ホンダ ビート、マツダ AZ-1をライバルとして、このカテゴリーの市場を盛り上げてきました。ファンの人々からはこの3機種の頭文字を取って、平成のABCトリオと呼ばれ、長年親しまれてきました。この平成のABCトリオの中でもカプチーノにはFRレイアウトが採用され、他のライバル車にはない特性を備えていました。
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今回対象の固体は1995年製の後期型のもので、搭載されるエンジンはK6A型と言う直列3気筒 658cc+インタークーラーターボ付きとなります。メーカー公表の最大トルク、及び最高出力はそれぞれ、10.5kgfm@3500rpm、64PS@6500rpmとなっています。実は同じ形の前期型にはF6A型と言う型式の異なるエンジンが搭載されていましたが、両者の最大の違いはブロックが鉄製かアルミ製かと言う点で、今回対象の後期型にはアルミ製のグロックが採用されます。このため、車重は690kgに軽減され、より洗練されたカプチーノと言う事になります。
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今回のお客様は、このお車を主にサーキット走行やジムカーナの競技に使用されています。軽車両で小回りも利き、車重も軽いとはいえノーマルの64PSでは良い成績を残せないと言う事でエンジンにパワーアップを施していらっしゃいます。その手法としてSUZUKI SPORT RACINGさんと言う、現在では異なるブランド名の絶版となっているパワーアップキットを採用します。これには、ターボチャージャー、インジェクター、ECU、スパークプラグと言ったコンポーネントがセットで含まれています。これはノーマルのエンジンハードに適応できると言う物で、これによるこのメーカーの出力公表値は100PSとなっています。このお車は他にも、トヨタ ハイエース用インタークーラー、HKSリーガルマフラー、SARD製300cc噴射量増量インジェクター、純正の触媒も採用され、その上でこのお客様の過去の長い経験とノウハウによる、ご自身の4回にも及ぶエンジンオーバーホールを経て今回の仕様に辿り着いたと言う事です。お客様の関心事項は当然、そのスペックでエンジンの性能がどうであるかと言う事で、この度このお車が私のガレージに持ち込まれたと言う運びになります。お客様のノウハウが集結され、見た目がとっても可愛らしいこのお車は一体どんな性能を見せてくれるのでしょうか?
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実は私が本日この動画の中で強調したいのは、最高出力がどうであるかと言う事だけでなく、これに伴うエンジンへの負担、危険性、そして、環境への影響についてです。ターボエンジンの場合、過給圧を上げればパワーも上がっていきますが、それに伴う背反を見て行きたいと思います。
ターボチューニングをご検討されている方には、絶対に役に立ち、知っておいて頂きたい内容となりますので、是非どうぞ最後まで、じっくりとご覧頂きたく思います。そしてもちろん、平成のABCトリオファンの方々にも絶対おすすめしたい内容となっています。

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Posted at 2025/02/10 00:06:36 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2025年01月19日 イイね!

ホンダ S660 6MT JW5 パワーチェック エンジン出力試験 SPOONチューンで果たして現代版ビートになり得るのか?

ホンダ S660 6MT JW5 パワーチェック エンジン出力試験 SPOONチューンで果たして現代版ビートになり得るのか?今回はJW5型 ホンダ S660の登場です。1990年代に軽スポーツカー カテゴリーを築き上げたビート。その復活版と言うに相応しく同じコンセプト、駆動系レイアウトを採用するこのS660は果たして現代版ビートとしての座を獲得する事ができるでしょうか?SPOON SPORTSさんから販売されますECU書き換えツール、HONDATA FLASH PROとエアクリーナーエレメントの検証を交えて、この車のエンジン出力試験の結果をレポート致します。
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この車種は本田技研工業が1996年に販売を終了したPP1型ビート以来、約19年ぶりに販売した軽規格の2シーターオープンスポーツカーであり、ビート同様に駆動方式としてMRレイアウトを採用し、高い旋回性能を狙っています。また、このモデルは、同社の設立50周年を記念したもので、同社従業員の新商品企画提案の中から選ばれた案を起源として開発されたとされています。その開発チームは若手を中心としたメンバーで構成され自分達が乗りたい車を開発したと言われています。
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エンジンはS07Aという直列3気筒 658cc+インタークーラーターボ付きエンジンで、10.6kgfm@2600rpm/64PS@6000rpm がメーカー公表の最大トルク、最高出力となっています。
このエンジンではターボを用いて低回転からトルクフルな特性を実現している一方で、この原型になっている19年前のビートには、NAの直列3気筒 656ccのエンジンが搭載され、それを高回転域まで引っ張って64PSを捻り出していたため、基本的なエンジンの特性が異なります。このため、S660をビートの後継とは認めないと言うビートファンの方々も多くいらっしゃる様ですが、確かに双方のトルク特性を並べると、そのご意見にも納得できます。
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今回対象のお車は、エンジンはノーマルのままですが、SPOON SPORTSさんから提供されるHONDATA FLASH PRO と言うECU書き換えツールを用いて、SPOON SPORTSさん製作のSTAGE2と言うバージョンのデータを書き込んだ仕様となります。その他、マフラーもSPOON SPORTS製のものが採用されています。
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さて、これらのチューンナップパーツが組み込まれたS660 は一体どんな性能を見せてくれるのでしょうか?また、ビートファンの心を同じく掴む事ができるのでしょうか?軽規格のスポーツカーを愛してやまない車好きの方は数多くいらっしゃいます、その代表格となるS660、ファンの方々に絶対おすすめしたい内容となっていますので、是非じっくりと最後までご覧頂きたく思います。


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Posted at 2025/01/19 21:34:21 | コメント(0) | トラックバック(1) | クルマ
2025年01月01日 イイね!

2025年 パワーチェック 大々的に活動宣言、2024年の活動を振り返り、2025年は更なる躍進を!

2025年 パワーチェック 大々的に活動宣言、2024年の活動を振り返り、2025年は更なる躍進を!新年、あけましておめでとうございます。
今回は新年のご挨拶を兼ねて、2024年の活動の振り返りと、2025年の活動についてお話し致します。
2024年はお陰様で年間約50名の方のお車のパワーチェック、いわゆるエンジン出力試験を実施させて頂きました。私の活動は週末がメインとなりますのでほぼ毎週末、お客様が見える状況となりました。本当に色々なエンジン、色々なお車に巡り合えるチャンスをご提供下さった皆様に心より感謝しております次第でございます。御来場下さったお客様には100%と言って良いほど、ご満足を頂き、また活動を楽しんで頂いたと認識しておりますが、一方で2025年に向けた反省点も多々ございます。
現在、動画をアップロードする頻度よりもお客様が見える頻度の方がはるかに多く、エンジン出力試験の作業と収録が済んでいるにもかかわらず、動画を配信できていない題材が40点ほどございます。これにつきましては、非常に悪い結果でない限り必ず実施致しました計測の動画を配信致しますので、是非どうか、気長にお待ち頂きたく思います。現在、動画をより効率的に作成するツールの導入を検討しております。
また、計測をご希望のお客様にはご予約を頂いてから計測まで大体3か月ほどお待ち頂く状況が続いております。今後の活動規模によってはスタッフを募るなどの対応も検討しております。
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そして、私の連載、フェラーリ308GTSの300PSプロジェクトの連載動画を最近配信できていないと言う問題です。多くの方々から、廣田さんのフェラーリどうなりましたか?楽しみにしているのですけど、とご指摘を頂いている状況です。楽しみにお待ち頂いていらっしゃいますご視聴者様に長らく動画を配信できていない事を深くお詫び申し上げます。ただ、必要な部品と工具、作業環境は全て整っており活動が頓挫している訳ではございません。エンジン出力試験にいらっしゃるお客様がこれほど多くいらっしゃる事になるとはこの活動を始めた当初、夢にも思っておらず、時間が足らなくなってしまったと言う私の誤算です。しかしそれは大変喜ばしい事でもございます。とは申しましても、2025年はまず早々にフェラーリ308GTS 300PSプロジェクトの連載を推進していく事に優先順位を上げて活動していく計画でおります。こちらは大傑作になる予定ですので、今年こそ是非楽しみにお待ちください。
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地球温暖化の1要因としてあげられているエンジン、今後いずれかはその姿を消していく事が想像できます。100年以上に及ぶエンジンの歴史を大切にするためにも、エンジンの正しい知識と取り扱い方をご理解頂き、少しでもエンジンの有害性を低減できたらと言う想いもございます。エンジンにしかない独特の楽しさ、魅力をできるだけ長く、そして最大限に楽しめるように、2025年もこの活動に励んで参ります。
本年もヒロタエンジニアリングをよろしくお願い致します。

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Posted at 2025/01/01 23:24:52 | コメント(3) | トラックバック(0) | クルマ
2024年12月22日 イイね!

ローバー ミニ 99X パワーチェック エンジン出力試験 世界一有名な車を検証。なんとこれは!70年前に設計された車だった

ローバー ミニ 99X パワーチェック エンジン出力試験 世界一有名な車を検証。なんとこれは!70年前に設計された車だった今回は、1991年製 99X型 ローバー・ミニの登場です。今回この車のエンジン出力試験を行っていきます。この車を見た事がない、と言う方は恐らくいらっしゃらないでしょう。映画、ドラマ、アニメーション、キャラクター、絵画と言った日常的な風景の一部として、様々な場所で、様々な形で登場してきました。日常の足からファッションのアイテムとしての車、そしてまた時には、レースカーとしての役割も担い、世界で最も有名な車と言っても間違えではないでしょう。alt
今回対象の車は毎回私のチャンネルの動画をご覧になっているご視聴者様のお車になります。この外観の、いわゆるクラシックミニは、1959年から2000年の41年間あまり、BMWが開発を行ったいわゆるニューミニが誕生するまで数々のマイナーモデルチェンジ、グレード変更、エンジンや仕様の変更、ネーミングの変更を重ねて販売され続けました。総生産台数は約539万台、現在でもまだ多くの固体が現存しています。小さな車体にもかかわらず、広い室内空間を確保するためにエンジンを横置きにし、前輪駆動を採用するという1950年代の当時としては革新的な設計がなされ、現代でもその構造が高く評価されています。起源はイギリスの自動車メーカー BMC、ブリティッシュ・モーター・カンパニー と言う会社の製品で、オースチン・ミニ、モーリス・ミニと呼ばれていましたが、1968年からはBLCMと言う会社で同型モデルの生産が行われ、更に1980年代からはローバーにて生産されています。この年代からの車種はローバー・ミニと言われています。
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今回対象のお車は1991年製のローバー・ミニで、希少な左ハンドル車エンジンは99H型と言う直列4気筒OHVの999cc、これがキャブレターで制御され、その結果、メーカー公表の最大トルク、及び最高出力はそれぞれ、6.8kgfm@2600rpm、42PS@5250rpmとなっています。
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さて、今回のお車は、実は元々は今回のお客様のご友人の方が所有されていたものでした。しかも、その方は2台同じ形の車を所有されていたらしいのですが、不幸にもその方がお亡くなりになり、このお客様がその2台ともを引き取られたと言う事です。しかし、その当時のお車の程度は2台揃ってお世辞にも良くはなく、だからと言って捨てる気にもなれず、このお客様ご自身でその2台から完璧な1台を作り上げた、と言うのが今回、エンジン出力試験を行うこの個体という事になります。ボディの全塗装もご自身で、エンジンのオーバーホールもご自身で行われ、元々のSU製シングルキャブレターもご自身の得意とするウェーバー製のものに交換されました。もちろん、キャブレターのセッティングもご自身で行われ、燃費重視のセッティングにされたと言う事です。お客様は、現在オーバーホール後、6000km走行のこのお車のエンジンの性能を把握されたく、この度、このお車が私のガレージに持ち込まれました。
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この車は一体どんな性能を見せてくれるのでしょうか。また、この車に搭載されますエンジンの特異な部分につきましても、解説を行っていきます。70年前に基本設計がなされたこの車の根強いファンの方は世界中に大勢いらっしゃる事と思います。この車だけでなく、エンジンファンの方々に絶対おすすめできる内容となっていますので、是非じっくりと最後までご覧頂きたく思います。

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Posted at 2024/12/22 21:09:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ

プロフィール

「ホンダ シビック タイプR EK9 パワーチェック エンジン出力試験 B16Bのロマンに浸る http://cvw.jp/b/377010/48746717/
何シテル?   11/03 20:52
Hirota Engineering 代表 一般的な会社員でありながら趣味で車を楽しんでいる者です。 車を楽しむ中でも、特にエンジンや動力系の部分に趣を...
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