• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

Hirota Engineeringのブログ一覧

2023年10月26日 イイね!

ホンダ NSX 3.2L NA2 パワーチェック

ホンダ NSX 3.2L NA2 パワーチェック今回の車は2004年製、ホンダ NSX 3.2L NA2型で、私のチャンネル動画をご覧になっているご視聴者の方のお車となります。
alt
この車はかつての本田技研工業のフラッグシップモデルとも言うべき初代NSXの中の最終型で、3.2Lのモデルとなります。初代の初期NSXはNA1型で1990年に販売が開始された3.0L仕様となります。この車はF1活動で培われた技術が応用され投入されたスポーツカー、というよりはスーパーカーと言うべき車でした。車体は当時、世界初のオールアルミモノコックボディーで構成されており、それ故、通常の量産車とは異なる特別な生産ラインでほぼ手作業による工程で車両が組み立てられたとされています。
alt
エンジン性能の方もまさにスーパーでV6 3.0L NAのVTEC機構を持つC30Aという280PSを発生するエンジンが搭載されていました。それをリアに横置きミッドシップレイアウトで搭載し2シーターとする事で、当時同じレイアウトを採用していたイタリアの高級スーパーカー、フェラーり328の性能を凌駕する事を目標に開発されたと言われています。
alt
今回対象のモデルは1997年から販売が開始された初代NA1型のマイナーチェンジモデルのNA2型となります。車両やエンジンの構造は基本的にはNA1のままですがエンジンの排気量が3179ccまで拡大されたC32Bに換装され、これにより当時のメーカー公表の最大トルク、及び最高出力は31.0kgfm@5300rpm、280PS@7300rpmとなっています。
alt
更にこの個体は走行距離がまだ8000kmにしか達しておらずまさに日本車市場の中では国宝級の個体という事になります。中古車市場の中でもなかなか探し出す事ができず、ましてやこれほど低走行な個体となりますと価格は軽く数千万円は超える物ではないかと想像致しております。
このお客様は久しくこのお車でサーキット走行などをされておらず、高回転まで回した時にきちんと本来の性能が発揮できるかという事を心配されこの度、私のガレージでエンジン出力試験を行う運びとなりました。
この完全リジナル仕様の国宝級スーパーカーは一体どんなパフォーマンスを見せてくれるのか?滅多にそんなことを検証する機会もないと思います。是非この機会をお見逃しなく!

alt

Posted at 2023/10/26 21:10:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ

プロフィール

「errari 308GTS:エンジンとトランスミッションの結合作業 完全ガイド #パワーチェック リベンジ第21話 http://cvw.jp/b/377010/48571180/
何シテル?   07/30 02:23
Hirota Engineering 代表 一般的な会社員でありながら趣味で車を楽しんでいる者です。 車を楽しむ中でも、特にエンジンや動力系の部分に趣を...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2023/10 >>

1234567
891011 121314
15161718192021
22232425 262728
293031    

愛車一覧

ホンダ CR-Xデルソル ホンダ CR-Xデルソル
1992年製 CR-X delSol SiRに乗っています。 現在の車には無い魅力があふ ...
フェラーリ 308 フェラーリ 308
2003年に中古で購入。以来、現在に至るまでこの所有していますが大きなトラブルもなく元気 ...
日産 シルビア 日産 シルビア
S15 シルビア スペックRに乗っています。そもそもは自分でいじり倒すUS12 FJ20 ...

過去のブログ

ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation