『おおいたサイクルエンデューロ!!』について
参戦当日夜にザックリとしたブログを書きましたが
その際”語り尽くせぬ”と表現した内容を、語り尽くさせて下さいw
自転車に興味が無い方々へ申し訳ありませんm(_ _)m
>>>>>>>以下、本文(長文注意!)
今回は”チーム戦”ということで、4人で4時間のレースを走りました。
脚にICタグ付きのバンドを取り付けて、リレー形式で次の走者へ渡しながら4時間を走りきる。
起点になるスタート・フィニッシュラインに計測用アンテナが敷設されてて
ICタグを付けた状態でアンテナの上を通過すると周回カウントがUPし、
同時にタイム計測も実施され、リアルタイムにチームの順位が分かるという寸法ですが・・・
凄くハイテク風味(笑)
”ストップウォッチ持って係の人が計測する”なんてアナログさは微塵もありません。
パソコン搭載した車両内で係の人が
『○○さんと、○○さん、何秒差!!』と唸ってますw
ちなみに上空からはラジコンで空撮してたりしました。
21世紀!
そんなチーム戦。
onimasaが任されたのはスタートからの3周と、その後2回の走行。
走行距離:合計30km程度
走行時間:1時間程度
普段だったら”朝メシ前!!”な短距離走行ですが
その中に濃密な体験がギュッと詰まってました。
侮れんわー。
【初回走行(レーススタート~3周目)】
スタートライン前に参加190組がギュウギュウ詰め。
上位入賞を目指す本気アスリートな方々が、闘志剥き出しで
良い場所からスタートできるようにポジション取りしてくるので
スタート前からすでに物凄い緊張感。
その雰囲気に飲まれ、戦々恐々のonimasa(笑)
この時の状況を見ていた友達のコメント
『見た事の無い緊張した表情が見れて面白かったw』
当の本人としては、笑いごとでは無い!
で、スタート。
”1周目はトラックが先導して、安全な速度でグルッと回る”という
いわゆるローリングスタートなので、スピード自体はユックリめなんですが
集団内で熾烈なポジション争いが繰り広げられ、
前後左右から自転車が迫ってくる恐怖ww
コース自体も
砂利が浮いてるような路面あり
下り坂からのUターンあり
50km/hを超える下り坂あり
コーナー途中の微妙な位置に”コケて下さいw”と言わんばかりのマンホールあり
『紅葉がキレイだね』と言いたくなる街路樹の落ち葉が落ちまくってたり
危険な要素満載(笑)
気を抜くと一瞬で殺られるッ!!
実際、結構な頻度で落車(コケる)が発生し、救急車も出動してました。
怖いよ、レース(((( ;゜Д゜)))カ゛クカ゛クフ゛ルフ゛ル
そんな感じで、2周目に突入してから先頭集団がスピードUP。
『えぇ!!そのペースで4時間走るの?!超人かっ?!』
・・・と驚愕するonimasaを尻目に、トップの超人はグイグイと離れていきます。
そんな異常なペースに引きずられ、実力以上のペースで追走。
その様子を見ていた友達は
『あぁ、周りの雰囲気に飲まれてるねw』
と冷静に分析していたようですが、そんなの知るか―!
・・・って事で、3周目突入。
オーバーペースの影響で、明確にスピードダウン(笑)
ヘロヘロになりながらピットへ戻り、
次の走者へICタグを渡して即・ダウンした次第です(^^;)
ナニコレ、動けないw
その様子を見た友達は
『面白いくらい想像した通りの結果で笑えるww』
と鬼のような言葉をかけてくれました。
ありがたい御言葉、恐悦至極。
そして他メンバーが走ってる間に休憩。
・・・と言うより、行動不能(笑)
【2回目の走行(13~15周目】
どうにか行動可能なレベルまで復活。
ピットに戻ってきた前走者からICタグを受け取り、全速力でコースイン!
この時点で先頭集団以外は、大きな集団はなく
2~3人くらいがバラバラと走ってる状態なので、ほぼ単独走行に終始。
特筆すべきドラマも無く2周を走り、3周目へ突入。
・・・が!!
ここで後ろから”実力者”っぽい人が追い抜いてったので
『この人に付いてったら面白いんじゃなかろうか?』と判断し、追走。
その後、完全にオーバーペースで走り続た結果
自分史上 最速タイムで周回。
クルマも自転車も、”上手い人のライン取り”は参考になります!
・・・って事で、ピットイン後に再びダウン(^^;)
もう友達からの罵声には慣れてきた(笑)
【3回目の走行(25~26周目)】
再び出番がやってきた。
チームのキャプテンより
『2周、死ぬ気で走れ!!というか、むしろ死ね!!』
という鬼のような指令に従い、猛ダッシュでコースイン。
・・・が、その直後!!
恐怖の”先頭集団”に巻き込まれるw
初回走行時 オーバーペースの記憶が脳裏に蘇りましたが
すでに3時間以上走行した先頭集団は
疲労だったり、ゴール前に向けての体力温存だったりで
onimasaでも追走可能なペースで落ち着いてました。
・・・って事で、集団最後尾に張り付く事にw
先頭集団に突如現れた地味ジャージの男(onimasa)が
集団の中盤~最後尾をウロチョロw
明らかに『何だコイツ!?』という空気に包まれる先頭集団ww
上り坂ではonimasaの全力で先頭に出る事が可能な雰囲気だったので
『このまま先頭まで出たら、一瞬だけトップ気分が味わえる?!』
と、色めき立ちましたが
集団内の殺気により萎縮(´・ω・`)
余裕を残したまま、チームオーダーである2周を走り終えピットイン。
チームとしての戦いはその後も続きますが
onimasaの戦いはここで終了しました。
・・・殺気に負けず、トップ気分を味わえば良かったな(笑)
で、その後も順調に時間が経過し
最終走者(チームのキャプテン)がフィニッシュラインを時間切れギリギリ 5秒前に通過。
もう一周走る事が可能となり、我がチームは69位に浮上する事ができた次第です。
凄いぜ、キャプテン!!
そして、その状況から最速ラップを叩き出したキャプテン!!
onimasaに鬼のような指令を出すだけあって、やる時にはやる男です。
・・・と、言うワケで以下の最終結果となりました。
順位:69位(全190組)
ラップ数:31周
う~ん、大満足。
ちなみにもう少し近隣の、HSR九州やオートポリスでも同様のレースが開催されるので
来年はソッチへ参戦してみようか・・・と。
その時チャンスがあれば先頭集団を一瞬だけでも抜いて
トップ気分を味わってみようと思います(笑)
殺気に負けない鉄の意思を養わないとw