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2024年04月25日

『道の駅阿蘇・自転車 大試乗会』ロードバイク試乗編

『道の駅阿蘇・自転車 大試乗会』ロードバイク試乗編
(前回からの続きです)

数回に分けてお送りしている
2024/4/20(土)~21(日)
道の駅阿蘇で開催された自転車・大試乗会。

自動車SNSみんカラにおいて需要ゼロですが

自分自身が楽しいので、
このまま空気を読まずにロードバイク試乗編を続けますw


まず、今回最初に試乗したのは
「自転車を乗り換えるなら、このメーカーかな?」
…と筆頭候補に挙げてる【ミューラー】の自転車。

昨年開催された小規模試乗会で
このメーカーのステンレスフレームの自転車CRESCENTに乗った際
onimasaの愛車2台(クロモリのビアンキ・アルミのキャノンデール)の
“シャキッとした乗り味”と“伸びやかさ”が同居した独特な乗り味で個人的趣向にピッタリ。

『あの時感じたあの感覚が本物だったのか?』
『チタン等の他の金属素材と比較して、どっちがいいのか?』
ソレを確かめる為にミューラーのステンレスとチタンフレームの2種類に乗りました。

チタンフレームはサイクリングイベントの際に借りて約40km走行。
乗り心地と、美しいフレームの造形美に酔いしれました…が!

ステンレスフレームで感じた乗り味の良さには届かず。
『やっぱり次買うならミューラーのステンレスフレームか?!』
という思いを強くした一方で

ステンレスに抱く色々な懸念事項もメーカーのスタッフさんに確認して払拭しておきました。
(溶接割れしても大丈夫?⇒補修するよ!等)



続いて試乗したのがイタリアの雄【デローザ】の838

メーカーラインナップではミドルクラスに属する自転車になるようです。

ひと言でいうと“万人受け”する中庸な乗り味で
誰が乗っても快適に遠くまで運んでくれる自転車だな~と。

ロングライドにピッタリな一方で、パリッとしたレーシーさは薄め。
個人的にはもう少し分かりやすい“走りの軽さ”が欲しいトコロ。

この後に乗ったディスクブレーキのロードバイク全般に言える事なんですけど
リムブレーキの自転車と比較すると走りの方向性が全く異なるんですよね。

クルマで例えると
ディスクブレーキのロードバイク=GT的な乗り味。
リムブレーキのロードバイク=スポーツカー的な乗り味。

楽に遠くに走りたいならディスクの方が有ってる気がしますが
個人的には分かりやすくシャキッと!パリッと!した乗り心地が好みなようですw



…という思いを抱きながら、続いて試乗したのは
【オルベア】のオルカ
最新のディスクロードバイクらしい空力の良い自転車で
前述した“楽に!快適に!速く走る”を体現したような乗り味でした。

で、その流れで
2024年時点で最高峰の呼び声高い【トレック】のマドンへ試乗しましたが…



“楽に!快適に!速く走る”を究極まで突き詰めた結果、
恐ろしい程の速さを発揮してくれましたよ。

ごく短距離乗っただけで感じる空気の“抜け”の良さは他の追随を許さず
ペダルを漕ぐ脚を止めても加速が全く鈍りませんw

踏めば踏むほど天井知らずに加速しそうな勢いすら感じで
素人onimasaが乗ってコレなので
プロが乗ったらトンデモない速さで走るんでしょうね~。

ただ、一般道で常識的な速さで感じる乗り味は“無味無臭”。

とにかく楽で速いですが、官能性を感じられるのは
クローズドコースで思い切り走った時だけなのかもしれません…
(ていうか素人だとその領域に踏み込めないかも?)


そんな最新のハイエンドディスクロードの圧倒的性能を体感したあとは

コストパフォーマンスが高い国内ブランド2社の自転車に乗ってみました。


まずは新潟に本拠地を置く【毘沙】さん。


『シャキッと走る自転車を貸して下さい!』
…という曖昧なオーダーで準備頂いたBIS06へ乗ってみましたが
デローザで感じたクセの無い乗り味を半額以下で感じられる爽やかさ。

『これからロードバイクを始める人に強くオススメしたい自転車だー!』
『自転車競技をする学生さんとかニーズピッタリじゃないか?!』
そんな事を考えつつ、

続いて毘沙のハイエンドBIS03に試乗させて頂きました。


ハイエンドと言いつつも06と比較しても価格差は数万円なので
『そんなに極端な乗り味の違いは無さそうかな?』と思いつつ走り出したら…

え?ナニコレ!
めっちゃシャキッと走るんですけど?!

トルクを掛けて加速する感じや、
ヒルクライムでダンシング(坂道で立ち漕ぎ)をする際のバイクの振りやすさは
他社ハイエンドロードと同じ雰囲気を感じられました。

まぁ、実際には
他社ハイエンドロードバイクと比較すると
空力で負けてるので“脚を止めても速い”みたいなチート性能はありませんが

レーシーなハンドリングでは負けてないし
踏めば踏むだけキッチリ走ってくれて楽しい自転車です。

ロードバイクの良さを“値段も含めて”万人が味わえる
良品廉価な無印良品自転車だー!!
(もしくは、お値段以上なニトリ自転車でも可)

ブランド的には知名度が低いですが、、、
この設計・販売思想は嫌いじゃありません。

むしろ大好きだー!w



で、その流れで国内ブランドの【BOMA】さんのブースへ伺って
ブランド内 最軽量フレームのシエルに試乗。

販売開始から6年経過したリムブレーキ車両
…という事で、
最新ディスクロードバイクと比較すると旧規格な感じがしてしまい
他の自転車に埋もれてしまいそうになってましたが、、、

この自転車、ヤバかったです。

完全に数年前のハイエンドロードバイクの乗り味。
パリッとした硬さと振りの軽さで超キモチイイの!

気持ちよさだけでいうと今回試乗した自転車の中で個人的No.1かもしれません。
『阿蘇を走り回るなら最高のパートナーになってくれそうなロードバイクだなぁ』
『このフレームを買って、手持ちパーツで組むのもアリだなぁ』
…そんな事を悶々と考えながら

続いて、BOMAさんのディスクロードバイクSAIⅡにも試乗しましたが
ここでボンヤリと思っていた考えが確信に変わりました。

2025年現在のディスクロードバイクの乗り味は
どのメーカーも同じような感じになるんですね。

“さまざまな路面状況で体力を残しつつトータルタイムで速く駆け抜ける”
…という事を考えて設計すると、辿り着くところは同じなんでしょうね。


リムブレーキ=旧規格になって
パーツ供給もどんどん終わっている状況ですが、、、

個人的にはリムブレーキの乗り味の方が有ってるようなので、、、悩ましいなぁ


もういっそのこと、まったく異なるグラベルロードバイクを買うのもアリなのかな?


…と考えて、
参考までにコルナゴ部長さんが最近購入したグラベルロード
【コルナゴ】のG3-Xに試乗させてもらった結果

『え?グラベルロードでも充分に楽しく走れるねw』
『細いタイヤに換えたら今のロードバイクと変わらないね!』
となってしまい、“次に買う自転車”の答えが完全に行方不明になってますが


数年後の自分の為、
購入したい自転車 ベスト3を書き残す事にします。
・ミューラー CRESCENT(ステンレスフレーム・リムブレーキ)
・BOMA シエル(カーボンフレーム・リムブレーキ)
・コルナゴ G3-X(カーボンフレーム・グラベルロードバイク)



なお、上記ランキングはonimasaの個人的趣味趣向全開なので
世の中の自転車乗りにとっては全く参考にならないこと間違いなし!

意義は認めませんのでヨロシクw


ちなみにちなみに、、、
旧規格なリムブレーキハイエンドが好みのど真ん中だった結果
『中古でハイエンドリムブレーキ用フレームを探すのも良いのかもしれない』
という思いも湧きあがってたりするので、
なおさら深い沼地に沈み込むonimasaでしたとさw


以上、今回もダラダラと書き綴りましたが
実は走り重視のロードバイク以外にも試乗したので次回に続く!!w
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Posted at 2024/04/25 11:53:21

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