
本日はサイコンの話です。
自転車の速度計測ができる
サイクルコンピューター(通称:サイコン)。
有線マグネットセンサー式だと
国内メーカー品でも数千円から流通してますが
センサーと本体を結ぶ配線が見えて野暮ったいし
無線マグネットセンサー式だと
スマートに取付けできて良いんですが、
ちょっと価格が高かったりするし、ちょっとだけ設定が面倒。
そして位置情報は取れないので走行ログ取得はできません。
・・・て事で、
『簡単取付できるGPS式サイコンがいいよねー』
と考えちゃう人が多いかと。
でも、GPS式だと1万円以上のモノが多いので
『自転車にハマるか分からないのに、その金額は出せないなー』
と初心者時代は思って購入後回しするし
ある程度乗っても
『消耗品購入に充てるよね』
とか考えちゃって、なかなか手が出せなかったりします。
(onimasaパターンw)
で、そうこうする内に購入するタイミングを逸しちゃって
『走行中にスピード確認する事はない』
『ログ取得もスマホで充分!』
て感じに達観しちゃったりするワケですね。
で、そんな状況に一石を投じた
中華製 激安GPSサイコン『XOSS G』。
心拍センサーやケイデンスセンサー等の拡張性を一切捨てた割り切ったソレは
約2,000円というウソみたいな価格で登場して
一部の自転車乗りのド肝を抜いて話題になりました。
で、そんな『XOSS G』を衝動買い的に4月中旬にポチッたんですが
コロナの影響で発送が遅れに遅れて
さらに何故か中国⇒ヨーロッパ経由で日本へ送られるという
『コロナ許すまじ』と思える展開を経て、
どーにかこーにか 6月中旬にonimasaの手元へ届いたものの
その時点ですでに梅雨の足音が聞こえる時期になってたので
チョコ乗り程度でしか使えず・・・
『本格的なサイクリングで使ってみないとインプレッションできないじゃん!』
・・・という思いもむなしく、7月下旬に突入しちゃいました。
で、先日ようやくロングライドと呼べるルートを走ってきたので
XOSS Gは結局どんな感じなのか?インプレを書きますが、、、
結論から言うと
『2,000円でこの性能なら買い!!』です。
※ただし注意事項有り。
自転車へのサイコン固定は
付属する専用パーツ&ゴムバンドでステムに固定させてみますが
ガッチリとイイ感じに固定できてるし
サイコンの大御所ガーミン互換の固定方式なので
ガーミン用のブラケットも流用できるので
複数の自転車で共用するのも有りなんじゃないでしょうか。
ちなみにonimasaはスマホもハンドル固定してますが
サイコンのクリアランスが測ったようにピッタリ!
上面のツラまで揃ってるという完璧さで大満足ですよ。
そしてサイコンとしての基本機能も充分で
スピード表示も数字が大きくて見やすいし
ゼロ発進から計測開始までも早いし
夜間でもオートライトで表示が薄っすら光って確認できるし
スマホ経由でログも取り込めるし(少しクセはあるけど)
日本語マニュアルが付いてる(中華なのに!)
アプリが日本語だし(中華なのに!)
あとは何より、質感&見ためも悪くないです。
自転車素人から見たらソレナリに良いモノに見えるし
自転車乗りから見たら謎メーカー過ぎて、逆に安物だと知られてないしw
この点については嬉しい誤算でした。
なお、充電用のUSB-Bコネクタがひん曲がってたりするのは御愛嬌でw
そんなワケでXOSS G、
『2,000円のオモチャだと思えば、コレで充分!』と思えると結論付けましたが
現在は価格が高騰してるようで、3,000~4,000円で流通してる模様。
登場初期のビックリ価格には及びませんが、
個人的には4,000円でも、その価値は充分あると思いますよ。
(これ以上 高騰して5,000円台に突入すると微妙ですが・・・)
気兼ねなく使いたいクロスバイクとか
雨天走行でガンガン使う通勤自転車とか
初めてのサイコン購入とか
複数台の自転車を持ってるとか
すでにガーミンユーザーで、サブ機として持っておくとか
そんなニーズは満たしてくれる製品なので、
XOSS Gが少しでも気になる方は、買ってみていいと思います。
お値段以上の価値は感じられるんじゃないかな?と。
以上、『XOSS Gはイイぞ!』という話でした。
Posted at 2020/07/23 06:27:14 | |
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