餓鬼、画鬼に触れガキになる。　川鍋暁斎展

にゃ～ごぉ～～～。

これは8/23（日）の話。

写真はクリックすると大きくなります。




餓鬼は久しぶりに東京へ行った。



目的地へてくてく。




相変わらずお洒落な街だ。





この日の目的はコレ↓。




でも餓鬼はまず腹ごしらえ。

美術館に併設のカフェレストラン　『cafe　1894』。


オーダーするのはもちろん展覧会タイアップメニューの『文明開化ランチ』1894円。


餓鬼はこのタイアップメニューで見に来る展覧会を選んでいると言っても過言ではない。(笑)



食前酒のノンアルコール甘酒。



前菜は蒸し穴子と焼き茄子のテリーヌ。



メインはデミグラスに八丁味噌を加えたソースの牛肉煮込みマッシュポテトを添え。

東京風？！なのか少し濃い味だったが、餓鬼好みのソースで大満足。


そしていよいよ暁斎展へ。



もちろん美術館内は撮影禁止だが、


にゃ～ごぉ～～～。

ココだけはOKだった化け猫屏風。


2時間程じっくり展覧会を愉しんだら、餓鬼はまたまたお腹が空いた。

もう一度　『cafe　1894』　へ行き、
今度はティータイムメニューの『なつかしのアイスクリン・パフェ』880円とコーヒー。


餓鬼は満足。


この日訪れた三菱一号館美術館。

ココを設計したのは、英国人建築家であり、画鬼暁斎の弟子でもある、
ジョサイア・コンドルなのだそうだ。
その他有名な建築物としては、鹿鳴館も彼の手によるものだそう。

弟子の手掛けた建物で師匠の展覧会を催す。
時は流れ、二人がこの世を去っても、師弟の絆の深さを感じずにはいられない。
そしてまたこの企画をした三菱一号館美術館の何とも粋なことか。

餓鬼は画鬼に触れ、学をつけてガキになった。


そしてガキはガキらしく東京見物も。


ティファニーのショーウインドウに張り付いて撮ってみた。

ウインドウに映る景色をウインドウ内の画とを上手く合わせるのと、
真ん中の指輪を光からせる角度を探すのに苦労した。


はじめて皇居へも行ってみた。

掘りは黄色い藻で覆われ何だか汚い・・・・・。
それにココは何処の国？と思うくらい異人さんがいっぱいだった。


ココの水は綺麗だったけど力尽きた蝉が浮いていた。



ビルの谷間に白鳥という違和感たっぷりの景色。



田舎者のガキには東京はやっぱり疲れる。

早く帰ろう・・・・。



戻って来た三島駅で駅弁を買おうと思ったら、この日は全て売り切れ。
いつも何かしら残っているのに・・・・・・。
どうやら朝霧であった『長淵剛コンサート』の影響らしい。

弁当を買えなかったガキはまた餓鬼に逆戻り・・・・。


『狂っていたのは、俺か、時代か？』


昔も今も狂っているのは時代の様な気すると餓鬼は思った。




『画鬼・暁斎—KYOSAI　幕末明治のスター絵師と弟子コンドル展』は、
東京三菱一号館美術館で9/6（日）まで。


本当の狂者は誰か見極めろ！！！