
前夜、『道の駅奥大山』で寝入るまで考えた予定は、
朝イチから山の百名道を走って、お昼は港で海鮮丼。
それから何処かでの~んびり温泉にでも浸かって、
夕刻は海岸線をサンセットドライブ。
夜は鳥取砂丘で月の沙漠と洒落込もう・・・てな感じ。
しかし、そんなに上手く事は運ばなかった・・・。(--;
大山、ハッキリ言って見所多すぎ!!(笑)
なので今回はかなり写真多めで行かせてね!
写真はクリックすると大きくなります。
車中泊した『道の駅 奥大山』はトイレも最新設備のとっても綺麗でな道の駅だった。
朝陽に染まる黄金色の靄の中を行く。
県道315を走っていると黄金色の絨毯と雲海が見えた。
百名道・大山環状道路へはココからエントリー。

反時計回りに周ってみる事にした。
烏ヶ山展望駐車場前のストレート。
鏡ヶ成で一旦大山環状道路を外れて、県道114号へ。

鬼女台展望休憩所へ来ると雲海が広がっていた。
駐車場の反対側は大山がクッキリ。
展望所の一番高いところから雲海撮影。
輝く雲海とススキ。
朝食は昨日『ミセス・ロビンフッド』で買ったラスクとスコーンと紅茶のクッキー。
東大山展望駐車場手前の橋。
地蔵峠からの大山と電波塔。
大山北東エリアの県道34号は林道ステージ。
名前分からずのダム湖は水鏡に船上山が映ってキレイだった。
船上山展望駐車場。
牛供養の碑のあるヘアピンコーナー
大山北側の赤い橋。
大山西側の桝水高原桝水フィールドステーション前。
そして大山南側の鍵掛峠。

駐車場にいた320乗りの方に声を掛けて一緒に撮った。
みんカラユーザーの
oidon2さんだった。
こんにちは、はじめまして。(^^)
烏ヶ山が見えてきた。

この後、数分走ってエントリー地点に戻って来た。
『百名道・大山環状道路』制覇!!(^^)
今回、この道を反時計回りに周ってみたけれど、時計回りの方がイイかな。
その方が大山が目の前に見えるシーンや、駐車スペースも多い気がした。
来た道県道315の脇道に大山の南壁が良く見える場所を見つけた!

道祖神と藁ぶき屋根の小屋がイイ感じ!!(^^)
藁ぶき屋根の近くにも来てみた。

ココで東京での仕事を引退し、故郷の鳥取に帰ってきたと言う
アマチュアカメラマンNさんと知り合った。
話をさせて頂くと、日本富士山写真協会のメンバーで、
良く富士山を撮りに行っていたと言う。
どうりで私の車のナンバーに書いてある、
静岡でもマイナーな地名を知っていた訳だ。(笑)
そしてNさんが『時間があればもう一ヶ所イイ場所案内しますよ』と誘ってくれた。
断る理由は無し!!!
『お願いします!!』とお言葉に甘えさせて頂いた。
旅先で知り合った人といきなりのプチオフ&カルガモ走行!(笑)
で、連れて来てもらったのは・・・・・。
白い蕎麦の花、黄金色の稲穂、秋の青い空の中で、
大山がとっても綺麗に見える場所だった。
実はココ、明け方、大山へ向かう途中、黄金色の絨毯と雲海を見たまさにその場所だった。
Nさんから名刺を頂きココでお別れ。
Nさん、どうもありがとうございました!(^^)
今回の大山訪問は、
よっすぃさんのブログを大いに参考にさせて貰った。
そしてその中で、鳥取へ来たら絶対食べたい海鮮丼があった。
それは、↓この、『のどぐろの昆布締め丼』
よっすぃさん、写真お借りしています。
↑写真をクリックするとよっすぃさんの大山ドライブブログに飛ぶよ♪
私が新鮮市場の海鮮丼屋つ着いたのはお昼を少し回った12時半。
すでに長蛇の列が出来ていた・・・・・。
待ち時間は1時間は見て貰いたいとの事・・・。
更にはお目当ての『のどぐろの昆布締め丼』はついさっき売り切れたとの事・・・・。
オゥ!\(◎∠◎)/マイガーッ!!
ありきたりの海鮮丼に1時間は並ぶ気はないので直ぐに店を後にした。
港境の漁港方向は渋滞していたので、国道9号を東に走りながらヨサゲなお店を探す。
しかし、見つからず・・・・・。
お腹もグーグーなり始めたが、目の前に風車群が現れたので、
そんな事はそっちのけで撮影開始。

そういやこの福尾地区の風車群、大山の一息坂峠の展望所から見えていたっけ。
一通り色んな写真を撮って満足したら、昼飯よりも大事な事を思い出した!!
鳥取に来たら、砂丘よりも先に是非行ってみたい場所があったんだった!!
大山ICから山陰道にのって米子方面に逆戻り。
30分程で目的地に到着。
こちら側からの大山の別名、伯耆富士が目の前に見えてきた。

ホント、御殿場~山中湖辺りで見える富士山みたい!
で、↓このテトリスみたいな変てこりんな建物が私が今回訪れたかった所。
しかし、腹が減っては戦が出来ぬ・・・・。
ココへの突入は後回しにして、
やっぱり昼飯を先に食べてからと言う事で、
辺りに食事が出来そうなお店を探してやって来たのは、
大山ガーデンプレイス内にあるこちらのお店。
『レストラン シェ・ランコントレ』
【住所】 鳥取県西伯郡伯耆町丸山1800-26(大山ガーデンプレイス内)
【TEL】 859-68-3901
【営業時間】 ランチ AM11:00~PM2:30
ディナー PM5:00~PM7:30
【定休日】水曜日(祝祭日の場合は翌日)
デザートなしの1800円、デザート付きの2200円のランチコースがあったので、
ココは迷うことなくデザート付きの2200円のコースでしょ!!(笑)
前菜は『かちゃの冷製スープカプチーノ仕立て』をチョイス。
メインは『鳥取県産とっとんヒレ肉のロースト スモークチーズのソース』をチョイス。
デザートは『そば粉のクレープ バナナアイスクリームとカカオ』をチョイス。
うぅ~ん、どれも美味しゅうございました!!(^^)
このお値段でこの味と量を頂けるのなら満足できる店じゃないかな。
しかし、おススメの店にと思ったら、
シェフのご夫婦が田舎の沖縄へ帰ってしまうので
今年いっぱいで、閉店してしまうのだそう・・・・。
すご~く残念・・・。(≧△≦)
そしてさっきの建物へ戻ってきた。
『植田正治写真美術館』
【住所】 〒689-4107 鳥取県西伯郡伯耆町須村353-3
【TEL】 0859-39-8000
植田正治は、鳥取県西伯郡境町(現境港市)出身。
植田の独特な「演出写真」は写真誕生の地であるフランスで
「Ueda-cho(植田調)」という言葉で広く紹介され、
国内のみならず世界的にも評価の高い写真家。
NETより引用。
これが植田正治の演出写真を代表する写真、『砂丘モード』の一枚。

アパレルメーカーのタケオキクチのカタログ写真。
若い人にはコチラの方が馴染があるかな?!
只今、結婚報道で話題の福山雅治の「HELLO」のCDジャケットは彼の手によるもの。
そして美術館にはこんな空間がある。

大山の頭の上に浮かぶシルクハット。
建物ん壁に巨大レンズを埋め込み、部屋自体をカメラの内部と見立て、
そこにカメラの仕組み同様、今あるLIVEの大山が逆さで映し出される。
写真美術館と言うだけあって、館内は作品以外は撮影可。
私もさっそく植田正治に影響されて、『大山モード』なんぞを。(笑)
建物の外観は下記の写真『少女四態』をモチーフにデザインされている。
↑↓ 上の少女四態の写真と建物を見比べてみてね。
あまりにも面白くて、閉館の17時まで居ついてしまった・・・・。
予定では鳥取砂丘あたりにいたハズなのに・・・。(笑)
彼の名言、『写真する喜び』。
私もずっとそんな思いで写真と付き合いたいと思った。
帰路に着くも、藁焼きの匂いに誘われ、国道9号に向かう途中の田んぼ道に寄り道。

何故だろう??藁焼きの匂いを嗅ぐとホッとする。(笑)
米子東ICから山陰道に乗るも、西の空に夕陽が見え始めたので、
赤碕中山ICで下道に降りて夕陽の観賞場所を探した。
なかなかイイ場所が見つからず、畑の中の風車群と一緒に夕陽鑑賞。
陽も落ちてマジックアワーに突入。
もう少し辺りを散策すると、海岸に出られそうな小径を見つけたので思い切って入ってみた。
すると・・・・・・。
小径の先にはこんな空が広がっていた。

『スゲー!!!!』と何度も叫んでシャッター切りまくり。(笑)
旅の最後にとっておきの絶景。
鳥取も憎い演出してくれるねぇ・・・・。
嗚呼、ずっとこの景色を眺めていたい・・・。
興奮も収まり、我に返る。
ココまだ鳥取だった!
帰らなきゃ!!(爆)
直ぐ近くに温泉施設を見つけて風呂に入り、
『なかやま温泉ゆーゆー倶楽部naspal』
【住所】 〒689-3111 鳥取県西伯郡大山町赤坂708
【TEL】 0858-49-3330
【料金】 大人(中学生以上)430円、子ども(小学生以下)210円、3歳未満無料
夕食は国道9号線を東へ走り、八橋東交差点の右側に見つけたこのお店。
『味処 楽』
【住所】 鳥取県東伯郡琴浦町八橋221-2
【TEL】 0858-53-6006
【営業時間】 11:00~14:30
17:30~21:30
【定休日】 木曜日 第3水曜日
旅先の最後の食事は豪勢に!!(^^)

白いか造り1500円。
さざえ炊き込み御飯1000円、赤鰈塩焼き900円、さざえつぼ焼500円。
うん、鳥取の海の幸を堪能した!!!って感じ。(^^)
国道9号を鳥取西ICまで走り、あとはひたすら高速移動。
宝塚あたりで事故渋滞があったので、赤松PAで1時間半ほど仮眠して、
あとは一気に静岡まで。
仕事のある9/23(水)の日の出前には帰って来れた。

今回の旅の総走行距離は2365km。
鳥取から8時間くらいで帰って来れるのね。
と言う事は、夜中に出れば朝着くじゃん!!(^^)
山陰、イイねぇ~。嵌りそう!!
次回行ったら鳥取砂丘でラクダに乗るのだ!!!(爆)
今回も絶景・絶品料理・素敵な人達に出逢えたイイ旅だった。
今回の撮影機材:
Canon Eos 5D MarkⅢ , EF28-300mm F3.5-5.6L IS USM
EF24-105mm F4L IS USM , EF8-15mm F4L Fisheye USM
EF16-35mm F4L IS USM