
旅の後半は私の旅の原点である百名道巡り。
四国に10ある百名道
(2006年発行新版掲載分)のうち、
まだ走破出来ていない残り3つを目指した。
そしてそこで出逢った景色は私好みの絶景の連続。
特に最後に訪れた五段高原四国カルストでは、
その独特な地形と牧歌的雰囲気に加え、
光と影が創り出すドラマチックな光景に心震えまくった。
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2018年05月05日 (土) 晴れのち曇り
4年前は琴ヶ浜が一望出来たのに、今は草木が伸びて空だけしか見えない赤野展望所。
ジープで来た事だし、それならばと浜まで下りてみた。
更にR55を西へ進むと、道路が跳ね上がってた!!(@o@)

手結港の可動橋と言って、この橋を渡れるのは1日に7時間なんだって。
色々寄り道して、やっと本日最初の百名道・龍河洞スカイラインに到着。
この道のシンボルは誰が何と言おうと、このシャトー三宝だよね!
とってもグララマスなヘアピンもあったり、
土佐湾まで見渡せるGoodViewなポイントもあるけれど、
やっぱりこの道はこの廃シャトーがあってこその絶景道。(笑)
一往復半くらいして、
百名道・龍河洞スカイライン走破!!
お次の百名道を目指し、海沿いのK14で西へ。
桂浜は以前に寄ったことがあるのでスルー。
堤防のお立ち台に登って、『土佐は海も空も青いぜよ!!』
道はK14からK23へスイッチ。
お腹も空いてきたので、道沿いに賑わっている食事処を見つけたので入ってみた。
『萩の茶屋』
【住所】高知県土佐市宇佐町宇佐2739
【TEL】088-856-1908
【営業時間】11:00~21:30(L.O.20:30)
【定休日】水
鰹のタタキ930円、チャンバラ貝630円、アサリ飯定食700円。
美味しい料理で満足った!!(^-^)
大きなクジラのモニュメントがあるのは宇佐しおかぜ公園。
宇佐大橋を渡ったら、百名道・横浪黒潮ラインに突入。
その横浪黒潮ラインは、横浪半島の断崖の尾根を縦走する全長約19kmの快走路。
途中、脇道散策もしっかりと。
小さな漁港、内ノ浦港は伊勢海老の特産品みたいで看板がいっぱい出てた。
南国らしい色のアマリリスと春らしい色のヒルザキツキミソウのコンビが可愛らしかった。
道脇の樹木が成長して眺望の利くポイントはあまりないけれど、途中のPからはこの景色を望める。
私的感覚では、ココは眺望を楽しむと言うよりは、走りを楽しむと言った道だね。
K23の合流点まで走り切って、百名道・横波黒潮ライン走破!!
この後はK23からR197で四国カルストを目指す。
夕方5時前、四国カルストの麓に到着。
せっかくジープで来たんだもん、カルストまでのアクセスはダート林道永野太田戸線で。
目指す場所は2基の風車が見えるあの尾根の上。
急峻な山肌に造られたダートを慎重に進む。
途中、カルスト台地から岩が転がってきたよ!!(嘘)
そしてなんとか無事、カルストを貫く天空の道、
百名道・五段高原四国カルストに到着。
とりあえず様子見がてら、天狗荘まで一往復。
大体の状況を把握して戻って来ると、空が少し焼けているじゃない!!
坂を越えるとまさかのまさか。 諦めていた夕陽が顔を出していた。
思わぬ絶景に出逢えた上に、ベストポジションGetで超ラッキー!!
湯が沈み、そして誰も居なくなった。
予想以上の絶景に感動しながら、
百名道・五段高原四国カルスト走破!!
合わせて、四国百名道コンプリート!!
このあたり、日没以降に開いている食事処とお風呂はほとんどなし。
事前に“ココなら”聞いていた『雲の上のホテル』で食事と風呂を頂いた。

鶏南蛮御膳は可もなく不可もなくフツーの定食だけど、暖かいご飯を頂けただけで満足。
食事の後は別棟の風呂へ。
『雲の上のホテル レストラン&温泉』
【住所】高知県高岡郡檮原町太郎川3799-3
【TEL】0889-65-1100
【レストラン営業時間】ランチタイム11:00~14:30
ディナータイム17:00~21:00(L.O 20:30)
冬季12月~2月 17:00~20:30(L.O 20:00)
ディナータイムは、宿泊者で満席の場合断られる場合あり
【入浴時間】10:00 ~ 22:00(受付21:30迄) ※火曜のみ 17:00 ~ 22:00(受付21:30迄)
【料金】500円
この後はもう一度カルストへ上がって夜撮でもと思ったけど、睡魔に負けた・・・・。
2018年05月06日 (日) 曇りのち雨
旅の最終日の天気は下り坂。
カルスト台地の昼景色がみたい! あの感動をもう一度!!と言う気持ちで山を上がる。
カルスト台地に到着すると、西の空には予想外の青空があった。
それに対し東の空は、灰色の薄雲の向こうから陽の光が透過するドラマチックな光景。
刻々と変化する雲が地上のカルストと相まってドラマチックな光景を創り出す。
羊群原の向こうにどこまでも連なる四国の山々が美しかった。
荒涼とした景色の中で、一際目を惹いた姫鶴平のツツジ達。
ココからはメイン道を外れ脇道散策。
牛達が寄って来て、『おんし、何処から来ちゅう?』
光と影とカルスト台地が創る私好みの絶景。
コロコロと良く変わる山の天気も、その景色を私に深く印象付けた。
四国カルスト、本当に素晴らしい所だった! また来たい!!
そんな感動の連続だった四国カルスト。
写真枚数も多く、ココに載せきれなかったのでフォトギャラに別掲載しました。
2018-05-04・05 四国カルストで出逢った心震えた景色たち
[46枚]
↑写真をクリックするとフォトアルバムに飛びます。
カルスト台地を後にして、ツツジ公園入口と言うダート林道を見つけたので入ってみた。
道脇のところどころにツツジが咲いていたけど、どこが公園かは分からず・・・。
程なく行くと落石で道を塞がれ、どかすのも面倒だったのでUターン。
ハート型の穴から滝が流れ落ると言われている、恋のパワースポット長沢の滝。

ハートに見えるか否かはあなた次第。(笑)
水を張った田んぼの水鏡の世界に住むのはアリスではなくイモリ。
ココで軽トラに乗ったオジサンに挨拶したら、ランチのおススメの店を教えてくれた。
と言う事で、お昼は軽トラのオジサンに勧められた廃校を利用のこのお店。
『農家食堂cafe・イチョウノキ』
【住所】高知県高岡郡津野町芳生野乙810
【TEL】0889-43-9155
【営業時間とメニュー】モーニング8:00~10:30 イチョウノキモーニング500円
ランチ11:30~14:00 田舎のお昼ごはん1,000円※3日前までに要予約
津野山はいからうどん700円
カフェ8:00~15:00コーヒーとおやつ350円
【FB】
https://www.facebook.com/okushimantonosato/
【その他】メニューは上記記載のもののみ
ランチは予約制とあったけど、お願したら快く引き受けてくれて、感謝、感謝!
田舎料理らしく、山菜・野菜メインで作ったお袋の味にお腹も心も大満足。
R439(ヨサク)を走っていると、だんだんの里とあったので寄ってみたのは長者の棚田。
そうそう、四国と言ったら沈下橋も忘れちゃいけない。
透き通った水の仁淀川に掛かる名前不明の沈下橋。
仁淀川町大渡ダム公園に寄った後、仁淀ブルーで最も有名なにこ淵を目指す事にした。
しかし・・・・、にこ淵、土砂崩れで立ち入り禁止だった・・・・。
仁淀ブルー、その魅惑的な青さはまたの機会に持ち越し・・・。
R194を国情すると、吉野川に掛かる根三里の吊り橋。
吉野グリーンだって仁淀ブルーに負けてないよね。

旅の最後に、旧道?廃道?のロックシェードでトンネルcafe。
帰路に着く前に風呂に寄る。
写真はHPより拝借
『道の駅木の香 (木の香温泉)』
【住所】高知県 吾川郡いの町桑瀬225-10
【TEL】088-869-2300
【温泉営業時間】11:00~20:00(受付終了)
【入浴料金】大人600円
※JAF割で500円
【定休日】年中無休
【HP】
http://kochi-konoka.com/
いよ西条ICから松山自動車道に乗線。
夕食は高松自動車道豊浜SA上りのレストランで帰りのスタミナ付けなくっちゃと言う事でお肉!!
『豊浜サービスエリア上り線 レストランチトセ』
【住所】香川県観音寺市豊浜町箕浦東原2195 高松自動車道
【TEL】0875-52-6585
【営業時間】月~日7:00~22:00
JAF割でドリンク一杯無料だった!!
渋滞のあった明石海海峡大橋を回避して、瀬戸大橋で本州入り。
山陽道を進むと、神戸JCTからナビに載っていない道を走り始めてちょっと不安になったけど、
みんカラで新名神の新区間開通の記事を読んだのを思い出してそのまま走り抜けた。
その後は雨と睡魔と戦い。
ジープでは去年の夏、雨の東北道でスピンしかけて以来、雨の日の高速が怖いんだよね・・・・。
それと、歳のせいか以前より睡魔に襲われる頻度が高くなって、休憩時間も多くなっちゃう・・・・。
体力も神経もすり減らし、クタクタになって帰宅したのは5/7(月)の早朝6時過ぎだった。
なにはともあれ、無事に帰って来れて良かった、良かった。
荷物はひと寝した後に車から降ろす事にして、そのまま寝床に倒れ込んでGWの旅は終了した。
気力、体力のある限り、想いはまだ見ぬ彼の地へ。
次の旅(未定)へつづく・・・・・。
完
今回もアガサ色の旅にお付き合い頂きありがとうございました。
このブログを書きながら、今旅を振り返ってみると、
前回ブログの冒頭に掲げた、『目に青葉 山ほととぎす 初鰹』の通り、
四国の初夏を五感で体験できた素晴らしい旅だった思う次第です。
そして、今回の旅の色は、ずばり、イエローグリーンですね!
最後に、いつものこの言葉でブログを締め括りたいと思います。
あなたも自分色の車旅に出掛けてみませんか?
それでは、また。
ごきげんよう。(^^)
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Posted at
2018/05/12 15:49:43
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