今回、初のユーザ車検。
14日前よりネットで
陸運局の予約が出来るサイトということだが、
いつも、2週間前の午前0時を過ぎると
全て予約がいっぱいになってしまう。
混雑する札幌陸運局は、いつもこんな感じ。
使い物にならないお役所謹製サイトに見切りをつけ、
昭和テクノロジーの電話予約。
050-5540-2001にかけると、ウザい自動音声が長々と。
種類判別用の 0 を押して 2 1 8 1 をたて続けに押すと、
コンピュータ音声に付き合わずとも
すぐに札 幌 陸 運 局のオペレータに繋がるので、
「明後日ユーザ車検空いてます?」みたいに聞けば、
直前だとたいてい空いているようだ。
※予約には車体番号が必要!
何なのあのサイトは・・・w
当日朝早く起きて、
予備検屋というものに初めて行ってみる。
札幌陸運局のすぐ近くだ。
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(C)factoryosaru
本番同様のテスター類が揃っている。
フットブレーキやサイドブレーキのテストは、
車が壊れるくらいガツンと効かせたほうが良いという
事前情報により一発合格。
矢張りというか、定番の
光軸と、サイドスリップは不合格。
10予備検利用券 posted by
(C)factoryosaru
が、サクッと直してくれる。
陸運局あっての商売。
札幌では独占。
もちろん、「にこにこ現金払い」のみ。
金4400円也
「光軸合わせたから、ボンネットをバタンと閉めないでね!」
と言われ、そーっと数百メートル先の陸運局までムルティプラを走らせる。
陸運局到着!
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(C)factoryosaru
ネットの記事を見ると、かつて陸運局は
いわゆる役人特有の塩対応がデフォと言われていた。
最近は、ユーザ車検を受ける人も多いようで、
質問コーナーがあり、整理券式で待たされるが、
初心者のアホな質問にも作り笑顔で答えてくれる。
小さな子を連れたヤングママや、オートショップ系の綺麗な尾根遺産、
ツナギを着たワイルドな女性整備士等、女の人もちらほら。
男臭い現場だったこの場所も、少しずつ普通になってきているようだ。
ただ、役所らしいと思うのは、質問コーナーが2箇所あり、
折角自分の番が来ても質問内容のジャンルが異なると、
別の質問コーナーへ行けと、あしらわれる。
二箇所の質問コーナーを何度も行き来させられながら、
なんとかユーザ車検の窓口で
「自動車検査票」と構造変更の書類を受け取る。
こんなの、案内を一箇所にするとか、AIにすればいいのに。
そのあと、また最初の質問コーナーで整理券を取り並んでから
何すればいいかを訊くと、「検査登録印紙・審査証紙」を買って
「自動車検査票」に貼り付けるようにと言わる。
陸運局の入り口の片隅にある「北海道陸運協会」という看板を掲げた
犬小屋のような売り場で購入することに。
犬舎には、3人の職員が配置されており、
20代のオネーサン、30代後半の女性は、せっせと販売活動していたが、
背後の50歳くらいのオッサンは、突っ立ったままで、
何の為に其処に居るのか理由がよくわからなかった。
彼らは、ゆくゆくQRコード決済やFericaチップによって、
置き換えられることと思われるが、役所の出先機関なので
しばらくは安泰?
「マイナンバーカードは個人情報が~」、とか、
「スマホ決済はセキュリティーが~」、等と
IT化やキャッシュレス決済をディスっている人達って、
こういう人たちなのかもしれない。
20検査・審査費用 posted by
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金2100円成
車検費用って、こんなに安い!
「自動車検査表」に「検査登録印紙・審査証紙」を貼り付けようと思っていたら、
「北海道陸運協会」のオネーサンが貼ってくれた。有り難や~
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(C)factoryosaru
自動車検査票には「独立行政法人 自動車技術総合機構」という、
超最先端の自動車テクノロジーの研究機関のような
未来感あふれる輝かしい名称が記されているが
実態は推して知るべし・・・(笑)
ちなみに、先述の使い物にならない予約サイトもこの機構のものだ。
自動車検査票といっしょにもらった用紙には、
構造変更前のナンバープレート(3ナンバー)と
車体番号、住所氏名を記載するだけで、他は空欄で良いと言われた。
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ここまで書類が揃ったら、整理券を取り、ファイルに入れて窓口に
提出すると、程なく呼ばれ、「国土交通省」のロゴ入り作業服を
着た定年まで残り数年クラスの男性職員から、熟練した「押印の連続技」を授かり、
検査コースに並ぶよう指示される。
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(C)factoryosaru
ユーザ車検は全くの初めてだと言うと、1,2,3レーンのうち、
3番に並ぶように言われ、いよいよ検査コースに向かうこととなる。
3番は初心者向けなのか?
優しい検査官が多いという噂も・・・
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(C)factoryosaru
長い待ち時間、暇なのでスマホでネット徘徊。
グーグル大先生によると、
札幌陸運局は非常に混雑するので全国的にも有名なようだ。
あまりに暇なので、シフトパターンを
やる気のない書体で書く。
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(C)factoryosaru
自分の車のシフトパターンを運転中に
失念するような人って居ないと思うけど?
途中、国交省の職員が車列にやってきて、
灯火類やホーンの点検、
車体番号や原動機番号の確認をする。
ムルティプラの原動機番号はサーモスタットの
下にあるようで、ネットで調べると、
岐阜県の某ショップ(赤点)のサイトがヒットした。
汚れが溜まる場所で、上からでは見えにくい場所。
検査官の作業用ミラーで確認できたのか?
並び始めて小一時間、無事検査コースに到着。
ムルティプラの車体番号は、もっと凄い所にありますよ~(*)
さて、車検コースでは・・・
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(C)factoryosaru
懸案の光軸は合格!!
「サイドブレーキは、ゆっくり強く引け」との表記があり、
そのとおりにしたら、1回目はエラー。
2回目は渾身の力を込めて、DIY修理した床が抜けるくらい
サイドブレーキレバーを一気に引き上げたら、やっと合格。
リアディスクのサイドブレーキは効きが甘いので、辛いところだ。
以上、構造変更を伴わない一般的な車検は、
一発で合格できた!
このあと、すぐさま6番レーン(車体測定コース)に並ぶよう言われ、
、再度待つこと数十分間、
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(C)factoryosaru
一番の懸案事項、貨物車としての諸元が満たされているかのチェックが
なされることとなる。
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(C)factoryosaru
コースに入る前に、二人の職員のお出迎え。
「構造変更ということで、荷室を見せてください」と
言われる。
で、二人はなにやら相談している。
「リアシートは左じゃないとね」
「あぁ、そうそう右ドアではない場所から
降りれるようになってなければね」
嫌な予感!
続く
(*)ムルティプラの車体番号は、運転席フロアマットをめくると
小さな蓋がある。それを開けると見られる!
よく、車関係のお仕事の人がキーを隠すような場所だ(笑)
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Posted at 2020/07/19 00:02:49 | |
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ムルティプラ・バン | 日記