先週、フロントタイヤの目がまったく無く、スリックタイヤ状態でしたのでタイヤも交換しました。
私のシルビアのフロントは8.5Jに205を引っ張って履いています。
これだけ引っ張ると普通のやり方ではビートは上がりません(^^;
引っ張りタイヤの組み方はチーターやリングなどの道具を使用する方法から、ブレクリと着火により爆発させてビートを上げる方法などいろいろありますが、今回は自分流の
正しい間違った引っ張りタイヤの組み方を紹介したいと思います(笑)
ちなみに手間のかかるやり方なので、ブレクリ着火が得意な方はそちらの方が無難でしょう(笑)
あくまで私のようにブレクリ着火が上手くできないけどお金をかけずに引っ張りたい方の応急処置方法です(^^;
まずは最初の状態↓

こんだけガバガバに開いていてはビートが上がるはずありません(笑)
そして今回使うものはこれ↓

そう、プチプチ…いわゆる梱包財ですね(^^;もしくはビニール袋を細く束ねて使っても良いです。
まぁ、原理としてはリングと同じで裏リム側をガバガバにした状態で間にこのビニールを詰めてエア漏れを防いでビートを上げようということです。
自転車のチューブやリングを持っている方はそちらを使った方が無難です。
そして、カンの良い人なら分かると思いますが、こうなります↓

ビートが上がったは良いもののビニールが噛みこんで取れません(笑)
無理に取ろうとすると…(^^;
でもこれで良いんです!こうなったらエアを全部抜いて裏リムのビートを一旦落とします。これでビニールが外れますね。
この本当の目的は表リムのビートを上げることです!

なので別にはさむものはエアが入ればビニールでなくてもリングでも自転車のチューブでも何でもかまいません。
そしたらお次はタイヤかホイールを4本用意して↓のように置きます。

この時、引っ張るホイールのリムよりも置くタイヤおよびホイールを少し外目にずらして置いてください↓

後は上からホイールの裏側に乗ってあげると…体重によってホイールだけが下に押されることで表リムのタイヤが引っ張られ、裏リムのビートの隙間が小さくなります。後はコンプレッサーで上から押しながらエアを入れれば…

ビートが上がりました!
これでもエアが漏れる場合はホイールの上で跳ねながらエアを入れると跳ねた瞬間の力で一瞬ビートとの隙間が無くなりエアが入ることがあります!
跳ねすぎると表のビートが外れてまた最初からやり直しになりますので注意です(^^;
跳ねるときは表リムの下に何か敷いておかないと、ミスってリムを傷つけることにもなりかねないので注意しましょう(^^;
以上で引っ張りタイヤの完成です。
あまりにも引っ張りだったり低扁平やリムの形状によってはできないこともあります。
あくまで参考程度に…ってこんなやり方参考にする人はいないか(笑)