『チューニングって何処から始めたらいい?』
・・・という質問を、
NOLIMITの新顔、てるて君から受けました。
・・・僕は答えるほどの知識も何もありません^^;
という答えをするのもなんなので、ここで考えてみましょう。
とはいえ、僕の結論はある程度は決まっていて、
必要と思ったら変えれば?
ってことなんですけど。
僕自身で言えば、最も参考にならないパターン
『やたらと良くわからないチューニングをされた車を買っちゃった』人なんで、
これは、最もやってはいけないことの1つかと思われます。
比較的若い頃にやっちゃうことの多いこのパターン、
パーツもてんこ盛りでお得じゃーん♪なんて考えがちですが、
ドツボにはまるパターンですよね。
僕は、業者のオークションで今のエボを買ったんですが、
5点中4点という、比較的高得点の車両を落としたら、
なんだか書いてないチューニングをたっくさんされていてビビッタ、という流れで今に至ります。
そこから、はや7年が経過していますが、
自分の車のチューニングについて、どういうパーツがついていて、
どういうセッティングがされているかを把握したのは、ココ最近ですね。
ただ街乗りをするだけだったら、まぁそこまで困らない(それでも困りますが)ですが、
いざサーキットを走ろうと思うと、イヤハヤ困りますね。
開けてみたらこんなの付いてたよ、とかザラです。
未だに分からないことも、実はあります。
あと、後部座席の下にSEVが張ってあったりします。
なので、このパターンはオススメできませんが、
今の車が既にそうだったらどうするか。
・・・あきらめましょう。
長く付き合いながら、1つずつ、疑問を解決していくしかありません。
で、じゃあ(サーキットを走るために)チューニングしたい!と思った愛車が、
ノーマルもしくはライトチューンだったら。
さて、何からはじめましょうね。
何からはじめようか、と思ってるんだったら、何もしなくていいんじゃねーの?
って気もしますね。
しいていえば、エンジンオイル等は変えても、
ブレーキフルードやギアオイル関係はあまり気にしていない、なんてのはよくある話で、
それは変えてはどうですか?とは思います。
次にどうするか。
あとはやっぱり困ったら、って感じじゃないスかね。
いい例は、ガーコー君だと思われます。
彼は、S2000のドノーマルを購入して、
最近困っていたことに対処。
S2000のシートはレザーで、体が全く固定されないというサーキットに全く向かない車だったので、
シートをフルバケに交換しました。
その他はまだノーマル。他は困るほど走れていないから。
なんかね、そういうのほうがカッコイイと思います。
必要なところに手を入れていくのが。
で、実際問題、シートって最初に変えるべきアイテムですよね。
体をホールドするだけで、全然ドラポジ安定しますから。
そういう意味では、4点も早めにつけたいところですよね。
その次は・・・
もう僕にはわかりません。
音と見た目が変わるから給排気、ってのは、まぁありかも。
気分って割と大事。
タイムは多分変わらん。
足回り。
これも良し悪しですよね~・・・・
散々走ってる人だったら、メリットデメリットも考えるでしょうが、
純正足が動くことによって荷重移動が難しいことを理解するのも有りですしね~・・・・
※あ、そうそう、そんな難しい操作を要求される車を、基礎練習会では用意してもらえるかも?
正直、最近の足回りに変えると、
割と低価格でも性能が良かったりするみたいなんで、
確かに走るのは楽になるとは思うんですよね。
ただ、それが正解かは僕にはよくわかりません。
タイヤ。
僕はいいタイヤをほとんど履いたことが無いのでわかりません。
が、目の無いタイヤや、静粛性タイヤ、経年劣化した硬化タイヤで走るのはやめたほうがいいかと。
個人的には、最初は程よくグリップしないタイヤで、
スピードレンジの低いところで流れる練習をしたほうが、
いーんじゃないのかなーとは思います。
ハイスピードレンジでとっちらかったら怖いしね><
あとは、油温、水温が高くなりすぎる、とか、
何か問題となることを見つけてから対処していくのが、
一般的に安上がりなチューニングなんじゃないでしょうかね。
あ、そういう意味では、社外メーターなんてのも、
是非が問われますよね。
『見なくても大丈夫』派の人も割と多いし^^;
僕は、夏場に走るなら、水温計くらいはあってもいいとは思います。
個人的に今からつけるなら、Defiの
ZDってディスプレイのセット品にします。
多分、これが一番安上がりで、必要充分だと思うので。
かつ、僕が今欲しい、シフトランプも付いている。
ちなみに今メーターを買うなら、精度の問題でdefi一択だと僕は思ってます。
もちろん、これは僕よりもっともっと初心者な人に向けて書いていることなので、
僕のブログを読んでいる半数くらいの『僕より上手い人』には、
縁の無い話であることは、お断りしておきますよ。
で、
サーキットに行くのであれば、
チューニングより先にやっておくべきことなのは、
サーキット必須、お役立ちグッズを揃えていくことでしょう。
で、揃えるだけじゃなくて、整理しておくことが多分大事。
・・だと最近気づきましたw
先日、ある走行会に行ったときに、
ある親分肌の人が、あるドリフト上手い人に、僕のことをこう言ったそうです。
『あー、アイツは用意にすっげー時間かかるから、(早着しても)大丈夫大丈夫!』
・・・・^^;
いや、全くごもっとも。
ってか、僕のことを良くご存知でw
僕は、エボに積めるだけ色々積んでいくのが癖でして、
走行準備にものすっごく時間がかかってました。
で、
さすがにそれじゃ毎回しんどいので、
ちゃんと必要なものを整理して箱にしまった結果、
45分くらいかかっていた用意が、15分程度になりました^^;
今までが馬鹿みたいです。いや、馬鹿です。
で、そんな僕のサーキットグッズは、こんな感じ。
・ヘルメット
・フェイスマスク
・グローブ
・シューズ
・養生テープ
・軍手
・ゴミ袋
・ジャッキ
・工具
・クロスレンチ
・エアゲージ
・トルクレンチ
・GOPRO&固定棒
・デジスパイス
・メモ帳
・PC ←new
・温度計 ←new
って感じ。
下になればなるほど、最近持っていくようになったものですが、
意外に買わないトルクレンチや、ある程度しっかりしたエアゲージなんかは、
割と早めに投資しておくべきアイテムかと。
あ、投資といえば、
ある程度走りはじめて、まだつけていないのであれば、
P-LAP的なラップタイマは、絶対必要になると思います。
ちなみに、ガーコー君は今これが必要だといってました^^;
ま、ジムカーナ基礎練習会に、これは必要ありませんが
それ以外のアイテムは、サーキット走行初期段階で用意すると、良いと思います。
ちなみに僕が次に交換しようと手配しているアイテムは、
ナット。
ホイールナットです。
散々分かってはいるものの、中々付いていると(というかホイール組んでれば100%付いてる)
交換費用をケチってしまいがちなヤツですね。
僕のは、前オーナーが装着していたRAYSのアルミナットを使用しているんですが、
アルミナットのデメリットも分かっていて、いい加減消耗品としても交換時期をとうに過ぎているので、
クロモリナットに交換です。
1個が400円程度とはいえ、纏まるとそれなりに高いこのアイテム。
ケチっちゃダメですね^^;
もちろん、ある目標を定めて、そこに向かうためのチューニングであれば、
ガツンとやる必要もあるし、それを否定するつもりは全くありません。
が、何をしたら・・・というレベルであれば、
まずは最低限、走れる状態まで車を持っていって、
あとは走ってみてから考えていくのがいいんじゃないでしょうか~。