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むさし屋のブログ一覧

2020年11月01日 イイね!

2020.10.31ビギナーズジムカーナin筑波 前日練習会参加

タイトルの通り、
ズミーレーシングファミリーさん主催、
「ビ筑」の
前日練習会に参加してまいりました。

今年は何か新しいことをやってみたかったこともあり、
一度、ガチジムカーナを体験してみたいなと思い、
今回、参戦となりました。

多分、
僕のことを「ジムカーナをする人」
と思っている人も多いかもしれませんが、
僕は、スライドコントロールとかの練習はするものの
ジムカーナをする人、ではありません。

なので、今まで、「ガチ」なジムカーナを
やったこともないし、特有の走行テクニックも練習したことがありません。

逆に、そう言うことをやらずに、どこまで走れるかも興味があったので、
ドキドキしながらの参加となりました。


当日は、快晴に恵まれ、正しく雲ひとつない青空が広がりました。



僕の主催する基礎練と違い、駐車場を埋め尽くす車。
ヤバイです、場違いです。

こーいうところって、完全にアウェイ感なんで、緊張しますね。
とはいえ、たまさのくんなど、知り合いもいるだけ多少心も平穏を保てます。

本日の目標は、ビ筑上位クラスに参戦している、
たまさのくんのRX-8に対するタイムに対して、3秒落ち以内に入ること。

エボに乗っているのに随分消極的なタイムだと思われるかもしれませんが、
ジムカーナに特化した走らせ方を追求している彼らと戦うのは、
並大抵ではないのです・・。
果たして。


で、この日のレイアウトがこちら。



うひゃー、わかりづれー。
これだからジムカーナは・・・嫌いなんだ・・・。

とは思いますが、
本番のレイアウトは、当日にならないとわからないはずですが、
前日の練習会は、数日前にレイアウトが公開されていますので、
一応、頭に叩き込んで会場に入りました。

この日、最終的には、7本走ることになりました。
通常、3本以内にベストタイムを出す必要があるジムカーナ競技ですが、
練習会なので、7本走って良いタイムがでればいい、、、
でもそれって、よく訓練されたジムカーナ人だからできることなのでは・・・。

でね。

色々はしょって。
結果から。

まずは、走りをご覧ください。
(まぁみなくてもいいけど。



はい、この時のタイム、
56秒台(細かいのは知らん)

で、たまさのくんRX-8のタイムが、53秒台。

なんとか3秒以内に入ることができました。
まぁでも、本当にぎりぎり7本目で無理やりまとめられてこのタイム。
できれば55秒入れたかったので、ちょっと悔いの残るタイムではあります。

なお、この日、
トップタイム(だったと思う)を出した
エボ10のジムカーナ上級者の方(JAFのチャンピオン戦というクラスで走っている方)
とのタイム差は、なんと8秒。

すごいっすね、たかだか50秒程度のコースで8秒。

わかりやすく言うと、
TC1000 で37秒台を出す人と、45秒で走る人、ってことですね。

俺、おそっ!

とはいえ、動画をみてもらえば分かる通り、手抜きで走っているわけでもないし、
それっぽくは走れているわけです。

それでも、RX-8とは3秒、エボ10とは8秒離れている。
それだけ、ジムカーナを真面目に取り組んでいる方は速い、ということですね。

まぁ、それくらいに、
ジムカーナに特化した色々な要素を合わせていかないと、
通用しない世界、ということが今回理解できました。


さて、じゃあ、その特化したものって、なんだろう。
はい、この先は今回の私の色々な情報のメモであり脳内整理なので、
本当に暇な人、かつ、それは違うだろ〜!とか言わない人だけ、
読んでみてください。


大きく、3つの要素に分けられると思います。
1.タイヤ
2.車両
3.技術

まず、とてもわかりやすい、タイヤ。
今回、私はフェデラルのRS-R。


たまさのくんがTOYOプロクセス R1R。
エボ10の方が、ダンロップ Z3 でした。

タイヤについては、ちょっと後悔しました。
正直、タイヤはなんでも楽しめるだろうと舐めてかかっていたので、
足元をすくわれた感があります。

タイヤなりのタイム差がつくだけだろう、と。

サーキット走ると、まさしく、タイヤなりのタイムになるので、
別にそれで差が出るのはいいや、と。

例えば、Z3を0秒としたとき、
R1Rで、+コンマ5秒、RS-Rは、+1.5秒から2秒程度、
あるサーキットで差がつく、と仮定しましょう。

実際、この日もそれくらいの差がタイヤで発生したと思いますが、
一つわかったのは、
ジムカーナでは、よりタイヤに対する意識が必要であるということ。

私は以前から、ローグリップタイヤで練習することを勧めてきましたが、
それは、あくまで基礎練習やサーキット走行での話でした。

ジムカーナの場合、財力の許す限り、タイヤは良いもののほうがうまくなれます。
これは、多分間違いない。

なぜか。

タイヤのグリップ力は主に横グリップと縦グリップに分けられます。

このうち、私の想定する練習では、あまり縦グリップに頼らず(縦グリップの力はあってもなくても、そこそこハイグリならなんでもいい)
横グリップを多用して曲げる練習をするということを行います。

一方、ジムカーナの競技(本練習会も含む)は、
タイヤが冷えた状態から、0スタートし、わずか1分足らずで走り終え、そして一定時間後にまた走る、
という、「タイヤの素のグリップ力」(発熱時でなく、冷間〜暖まり始めのグリップ力)が非常に重要であること、
さらに、
急加速、急減速、コンパクトなターン、急加速、という
主にフロントタイヤを中心とした、縦グリップ重視の走らせ方が重要であるため、
タイヤが持つグリップ力はあるに越したことがないことがわかります。

特に、急減速からコンパクトなターンを決めたいとき、
ストッピングパワーが必要なことはもちろんですが、
その際に、そのストッピングパワーを、しっかり受け止めて止まれるだけのタイヤ
これがないと、フロントに強い荷重を乗せることができません。

今回、RS-Rは、基礎練習やコースでのフリー走行では十分なグリップを発揮するため、
ジムカーナにおいてもこれで十分と思っていたのですが、
実際は、このブレーキングにかける負荷に対してタイヤがあまりにもプアで、
強いブレーキングができませんでした。

そのため、緩やかにブレーキングし止めていくことしかできず、
(サーキットだとそれが比較的当たり前の操作なんですが・・・)
ストップアンドゴーとあまりに相反した操作となり、
結果、フロントに荷重をためることもできず・・・と
ストレスが非常にたまる走行となりました。

また、安い中華ハイグリタイヤとかだと、
熱が入ると別物なくらいにタレも生じてしまうことも、
あまりジムカーナというフィールドにとっては優しくないと思われました。

早くて1時間に1本というペースで1分足らず走行する場合において、
タイヤのコンディションによって操作を変えていく必要があることは、
練習という意味では非常に厄介ですし、
(コントロールがうまくいかない場合に、操作なのかタイヤなのかの判断が難しい)
本番ではより不便でしょう。

国産ハイグリは、熱が入った後も比較的安定したグリップを提供してくれるので、
ジムカーナには強い味方となってくれることでしょう。


また、先ほどのストップアンドゴーのドライビングについては、
タイヤの使い方も、今までの自分の感性とはだいぶ異なるものでした。

僕は、エボのタイヤは4本、4輪共に重要であり、
特に向きを変える時につかうタイヤはリアを重視しています。
進入から脱出まで「リアステア」と呼んでいますが、
リアの2輪を積極的に動かすことで、向きを変える操作を好みます。

慣れるととても気持ちよく走れます。

一方で、ジムカーナでは、
基本的に直線的に走ったほうが速い(まぁこれはサーキットも極論そうなのですが)
ので、直線-ターン-直線 の操作が多くの場合に良いとされ、
そうなると、フロントタイヤ&ブレーキに負荷をかけ、
リアはサイドでロックさせて曲げるもしくは最低限転がす、のみとなり、
圧倒的に、フロントタイヤにさせる仕事が多くなります。

基礎練習では、僕のエボの場合、
フロントの発熱を8くらいとした場合に、
リアの発熱が10という感じで、リアのほうが仕事をし、
その分、発熱するのですが、

今回のジムカーナ練習の場合、タイムをあげる走りをすればするほど、
リアの温度は上がらず、フロントばかりが発熱する状態となりました。

(もっともっとうまければ、また違うのかもしれませんが)

これは・・・・
走らせ方としては全然、、、楽しいとは感じないやつです。

また、これだけ前後で仕事をさせる量がちがえば、
1本あたりのタイヤにかける負荷もあがりますので
(4本で仕事をさせるか、2本で仕事をさせるか)
このことからも、タイヤの負荷を考えると、ハイグリップタイヤが望ましいことがわかります。


なので、だいぶ長くなりましたが、
サーキットで、Z3に対して+2秒落ちを想定するRS-Rは、
ジムカーナ場では、サーキット以上に厳しいことがわかります。

で、次に車両。

ジムカーナに特化したセッティングというものは、
あると思います。
とはいえ、どういう風にいじればそうなるかはすみませんが、わかりません。

なので詳しくは語れませんが、
まぁ、何にも特化していない僕のエボよりは、
走りやすさでは、ジムカーナ中心の方々のほうが、
走りやすいのではないでしょうか。

まぁでも結局そこは走りやすさなので、
走らせ難くても、自分がその操作ができればいいだけなので、
タイムにどれくらい繋がるかは、僕には正直よくわかりません。

ただ、操作した時の気持ち良さは全然違うんじゃないかなと思います。
なかなか曲がらない、止まらない僕の車を、
がんばって、「ふんっ!」とやって曲げるよりは、
ひらりひらりとキビキビ走っていくジムカーナ特化型車両は、
乗っていて気持ちいいだろうなぁとは思いました。

で、あとは腕。

さて、
タイヤが云々、車両が云々は散々言ったものの、
僕の技術が足りなすぎて遅いのは、それはそれで明白でした。

実は、エボ10の方と色々お話しさせていただいて、
ジムカーナ特有の操作についても、色々と助言をいただいた流れで、
「横、乗ってみます?」というお言葉をいただき。

喜んで乗らせていただきました。

結果なんですけど、
「すっげーーー、はえーしうめーーー!」
と何度も言ってしまいました。

いや、久しぶりに上手い!と思うドライビングの横にのりました。
なるほど、色々と僕は遅い(し、一部の操作は早すぎる)。

まずは、車両とタイヤによる、メリハリが全然ちがう。
仮に僕の車両とタイヤが今その瞬間によくなっても同じようには多分できないので、
その車両とタイヤを使い、十分高いレベルでそれを使い切り、
きっちり加速し、きっちり短時間で減速する(という技術が大事。)

これが、普段の操作としてやれないと、短時間でコース攻略しタイムをだすという次の次元に行けないと思います。

また、僕は今まで一度も練習したことがなかったのですが、
ドアターン(パイロンが車両の横あたりで、張り付くように回転するサイドターン技術)

が、必須技術ということを理解しました。
そして、その操作方法についても、理解しました。

僕の今までのサイドの使い方とは明確に違うポイントがあるので、
そこができないと、タイムアップは望めないでしょう。

正直、たまさのくんとの3秒のタイム差のうち、2秒強が、
最終セクションのくるくるゾーンで発生しています。

くるくるが圧倒的に僕は遅いんですね。

そのため、
短時間でくるくるして、まっっすぐ加速する技術。
これが、今の僕には全く足りていない。(というかゼロ)。

ドアターンは、そのタイム差を埋めるためには確実に必要な技術となります。



という感じで、
僕の今の持てる技術でジムカーナという競技にどれくらい通用するか試してみたものの
正直歯が立たない、ということが、よく理解できた1日でした。

車を特化型にするつもりはないので、
タイヤで仮に2秒、遅かったと仮定しても、
RX-8にはまだ1秒(しかも、エボという車両を考えると、まだ上のタイムを出してやっとイーブンな腕だと思う)
エボ10に至っては6秒の差があるわけで、
なんとか、その差を半分、3秒以内にはしたい。

だから、3秒を腕で稼ぐだけの技術が必要というわけですね。

全然遅くて悔しいなぁと思う反面、
この日の終わりは、楽しくて仕方ありませんでした。

基礎練のような、Rのついたコーナリングを意識した走りは、
とても楽しいし、実際にはやく走るために必要な技術ですが、
ジムカーナにはそれだけでは通用しない。

でも、それだけまだまだ覚えることがあって、
まだまだ明確にうまくなれるということが、楽しくて楽しくて。

ジムカーナという競技自体には、先ほど上でいった通り
「楽しくない」操作がたくさんあって、
1本を極限まで集中して走らないといけないという部分が精神的にも疲れるので、
あまり興味はないのですが、
操作自体を覚えることはとても興味深いし楽しい。

新たな気付きを得ることができて、
ジムカーナという競技に参加している方々の努力を見ることができて、
非常に有意義な1日でした。

はぁー、早く練習したくなってきましたよ!

あ、ちなみに来年の基礎練習会の日程が確定しました。

きっと、ジムカーナを走る方も満足できるレイアウト
(かつ、車両コントロールの練習をするいつもの基礎練的要素もあるレイアウト)
で、開催すると思いますので、

お楽しみに〜。


ここまで読みきったあなたは偉い。

心から、ありがとうございました。
Posted at 2020/11/01 15:04:28 | コメント(2) | トラックバック(0) | 走行会 | クルマ

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