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ワタクシ、湯野巣国代表として、日本国の赤坂離宮迎賓館とやらに御招待賜りました。
場所は、四谷とか申す所なので、ヨのために特別電車が用意され（特別快速）、女官を従え（女房）いってまいった。






ヨ　　：これ女官、この白い格子扉が正門か。開いておらぬぞよ。
女官：殿、そのようにガシャガシャやってはいけませぬ。
　　　　アッ、のぼろうなどとしてはいけませぬ。
　　　　殿のような、高貴なお方は、いつ暗殺者の魔の手が伸びるかわかりません。
　　　　ここは、こっそりと、西口からお忍びで入るのが、よろしいかと。
ヨ　　：さよか。ほな、あんないせい。
　　　　（間違っても正面門扉を登ってはいけません）

☆西口にて☆
係員　：参観証のご提示お願いします
ヨ　　　：ほれ、これが招待状じゃ。

係員　：このかごに手荷物をお入れください。Ｘ線検査機と金属探知機を通りますので。
ヨ　　　：おお、ポータが荷物を運んでくれるとは、ありがたい。
　　　　　　・・・・・・・・・
　　　　　もう荷物を返してくれるのか。わずか２ｍか。もちっと運んでくれてもよいのだが。

☆敷地内にて☆

ヨ　　　：おお、あれが正面玄関か。しかし、石畳が歩きにくい。脇の入り口から入るとするか。
　　　　　（正面玄関は来賓のみ使用可能です。参観者は西口からの入場）

係員　：内装調度品にはお手を触れないでください。
　　　　　階段の手すりだけはお手を触れていただいても結構です。
ヨ　　　：ヨが高貴な者なので、雑菌がつくのを心配してくださるとは、かたじけない。
係員　：こちらが、カチョー（花鳥の間）です。
ヨ　　　：課長であるヨのために、専用の間まで用意してくれるとはありがたい。
係員　：こちらのしっぽうやき（七宝焼き）は貴重な物で、外国の方は大変珍しいと仰せになります。
ヨ　　　：尻尾が珍しいとは。
　　　　　（室内は撮影禁止です。）

☆南側庭園にて☆
ヨ　　　：今日は暑い。これ女官、あそこに何か飲み物がある。なにかもってまいれ。
女官　：アイスコーヒーでいい？え、ソルティライチがいい？だめ、売り切れだよ。
　　　　　いつまで殿様ごっこやってんのよ。あたしゃ疲れたよ。もう帰ろうよ。


ちなみに毎年、６月１日ころから、６月３０日ころまで参観希望申し込みを受け付けていて、８月の末１０日間くらいのうち指定された１日のみ見学できます。