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73sevenのブログ一覧

2022年10月26日 イイね!

AK12 マーチ 車検整備4 リアブレーキチェック

AK12 マーチ 車検整備4 リアブレーキチェック











リアブレーキシューの減りをチェックしました。
ハブベアリングの状態も見ておきます。
ウマが出はらかっていますので、ジャッキに下がり防止の木片を挟んで作業。
作業前にインチキケルヒャーで土砂をまず落として・・・。

ハブベアリングの状態は問題なく、プリロードが0.05Kg(hub bolt)ぐらいでした。(基準は0.02〜0.09Km)

ブレーキシューの厚みはリーディング側(RH/LH 2.3/2.5mm)トレーリング側(RH/LH 3.5/3.5mm)(限度基準は1.5mm)というところでした。
ブレーキシューがドラムの回転で食い込む様な動きになるリーディング側の摩耗がやや大きいという当たり前の状況です。
前回の車検からリーディング側の減りが0.2mmぐらいという状況から、あと2年は持つ印象、ということで交換せずに行くことにしました。

Dr. Rick Roberts of Edelbrock

右リーディング側(前側)

Dr. Rick Roberts of Edelbrock

トレーリング側

Dr. Rick Roberts of Edelbrock

左リーディング側

Dr. Rick Roberts of Edelbrock

左トレーリング側

で、最後にドラム裏に嵌め込まれているABSのセンサー、ブレーキ内部の汚れも取り除いておきました。

Dr. Rick Roberts of Edelbrock

ベアリング円筒部にハマっているリングがセンサーで鉄粉が付いている場合が多い。

Dr. Rick Roberts of Edelbrock

綺麗になったかな?(笑)




Posted at 2022/10/26 11:18:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | くるま雑記帳 | クルマ
2022年10月25日 イイね!

AK12 マーチ 車検準備3 お掃除しましょ

AK12 マーチ 車検準備3 お掃除しましょ










銀ガエル号の車検準備、下回りの掃除、特にガスフィラーチューブ周りの掃除をしました。
って、あまり写真もないのですが、右リアタイヤハウスにガソリンをタンクに入れるパイプが有るのですが、パイプ(フュエルフィラーチューブ)の裏に盛大に土砂が堆積するのですよ。1年ごとにやっても盛大に積もっている。特にいやらしいのがガスフィラー口の裏側に結構たまっちゃっている。

過去に溜まった砂がガスキャップ下のラバーグロメット(ガソリン受け)に開いている水抜き穴が詰まり、パイプが錆びちゃうなんてことをやらかしていましたよ。(リコール)ということで、ここの部分のお掃除はマストだと思います。

インチキケルヒャーを使ってタイヤハウス内をプシュ〜ンとやるとフィラーリッド内に水や砂が出てきます。設計的にラバーグロメットがボディにハマっているだけなのでグラグラする構造なので水も砂も出てきちゃう。
雨天時高速で走ると吸い出されてくる 笑)

砂を噛んだ状態でグラグラするワケですから、ボディの塗膜も擦れるワケで錆が住み着く可能性は大と思いますし、定期的な掃除はマストとした方が良さそうですね。
(グロメットの水抜き穴もキレイにしておきましょう。笑)
Posted at 2022/10/25 10:12:39 | コメント(0) | トラックバック(0) | くるま雑記帳 | クルマ
2022年10月23日 イイね!

AK12 マーチ 車検整備2 古い電球は暗い?

AK12 マーチ 車検整備2 古い電球は暗い?










車検で気になるヘッドライトの明るさのお話です。
切れてないけれど、古い電球って暗くなるのか?
結論的に言っちゃえば、確かに古い電球はチョットくらいって印象かな?。(笑)

銀河エル号のお話になりますが、ヘッドライトがちょいと黄ばんだかという感じで、車検で明るさ大丈夫かな?と、念のためにバルブを交換しておこうと考えたわけです。

購入したのは小糸のH11(右)、車に付いとったのがフィリップス(左)です。
見た変化は少ないのですが、フィリップスのフィラメントはコイル部がちょと溶けた様な見え方。小糸はコネクターとの接合部分になんとなく設計的なこだわりがある様な雰囲気ですねえ(笑)

Dr. Rick Roberts of Edelbrock

結構苦労してバルブを交換、新しいバルブと古いバルブの明るさを比べて見ました。
向かって左が新品、右が古いバルブ。
新しい方がチョット明るい感じに見えるのですが、どうっすかね?

じつは、その前にも変な実験もやって見たのですよ。

Dr. Rick Roberts of Edelbrock

コネクターに接点復活剤を塗布すると抵抗値が下がり明るくなるか?
という実験です。(笑)

Dr. Rick Roberts of Edelbrock

左が復活剤で処理した方、右が未処理。バルブは両方フィリップスです。
効果はどうですかね?変わったか微妙な感じかなあ?まあ、コネクターの抜き差しで接点は多少擦られて新しい面が出るでしょうからねえ・・・・
Posted at 2022/10/23 10:07:03 | コメント(6) | トラックバック(0) | くるま雑記帳 | クルマ
2022年10月15日 イイね!

銀ガエル号 マーチ12SRの履歴書

銀ガエル号 マーチ12SRの履歴書










銀ガエル号AK12SR、オーテックがドーピングしたコンパクトスポーツで、カントリーロードを走るのにはうってつけな車と思います。

で、我が銀ガエル号、ガレージに住み着いて7年、御年15歳になりました。まあ、これといった不具合は無く元気ではあるのですが、車検を前に銀河エルくんがどのように生きてきたのか整理し、今後の整備に備えてておくのも良かろうと整備記録を調べてみました。
幸い、登録からの点検記録簿は1年ごとに残っています。
私を入れて3オーナーに支えています。

最初は、埼玉に住み家を得て5年ほど住んでいます。
その間、リアブレーキ配線ハンダ修理リコールを受けたり、サスを変更したり。
たぶん、一応マニアな方がオーナーだったようです。走行は3.5万Km程。

次は、練馬に住み家を得ます。
移り住んですぐに、品川のスポーツコーナーでニスモ仕様にモディファイ。
CPUや排気系、フライホイール、クラッチ周りを交換したようです。
ギアオイル(80W-90)3.5万Km、LLC交換(2014)
整備は日産プリンスに一貫して依頼。走行距離は1.5万Km。
(マーチも村山生まれなのでよかったかな?笑)
オーナーさんも結構マニアだったのですねえ。

で、私。
半年ほど日産プリンス西東京の中古車センターに眠っていた銀ガエル号を見つけ2016年、家に連れ帰ります。購入前にフロントストラットの錆止めカバーとバッファロッドの交換をしました。
整備は我がガレージで、整備記録も一応継続しております。
ギアオイルは5.7万Km時交換(80W-90 2016)、LLCは・・・交換してない。(汗)
というのが銀ガエル号の履歴であります。
こうして整備記録を見返して見ると、車検前にLLC交換しておいたほうが良いですね。そのほか、ブレーキシューの厚さもみておく必要がありそうです。





Posted at 2022/10/15 11:33:43 | コメント(1) | トラックバック(0) | くるま雑記帳 | クルマ
2022年07月14日 イイね!

カムの摩耗についてオベンキョ

カムの摩耗についてオベンキョ








少しモチベーションが上がり、チトあやふやだったカムの摩耗についてオベンキョ(笑)。

調べたいことは、カムの摩耗ってアイドリングの時が一番シビアと言われていますがその理論構築であります。(ちょっと大袈裟 笑)
カムの加速度はランプ部(バルブがリフトし始めるところ)が大きいのだが、何でノーズが先に減るのか?なんてことがよく理解できていなかったのですよ。

で、小難しい事になっちゃうと思うので、結論を先に言っちゃいますと・・・・

アイドリングの時がカム(特にノーズ部)にとって一番シビアで摩耗する危険があるのですよ。ランプ部は油の回りも悪くなく、広い面積で荷重を受けるので摩耗は少ない。
(なので、買物の時、室内を冷やしておこうとエンジンを掛けておくなんてダメですねえ。)

では、カムの特性図から
Dr. Rick Roberts of Edelbrock

図はカムのリフト(黒)開閉の速度(赤)加速度(青)を示しとります。
摩耗という切り口で考えますと、摺動するカムフェースとタペット/カムフォロアーの面圧と滑り速さの関係(PVってところか?)になると言え、この特性図で加速度が面圧の力に関係してくると言えます。

つまり、図で加速度が高い部分の摩耗が大きなるはずで、青線のツノの様に立ち上がった部分(カムがバルブを開き始めるランプ(pre cam)部)とノーズ(cam tip)になると考えます。
ノーズ部はカムが最大リフトした図中央で、加速度がマイナスになっとりますので、大きな加速度で動いたバルブにスプリングの反力でブレーキがかかりながら最大リフトまで開いていくという作動状態になるのだと考えます。
(話飛びますが、基本スプリング反力以上にカムの作り出す荷重(バルブを開く力)は大きくならない様に設計しとるワケですねえ。)

という事で、荷重が大きくなる部分→摩耗しやすい部分はランプとノーズという事が理解できたかなあと言うところです。
しかし、ノーズ部分が一番摩耗すると言われるのは何故か?ここがよく分りませんでした。(ランプの発生荷重が大きいし・・・)

そこで電脳図書館を徘徊すると、いい参考レポートが見つかりましたよ。
ドイツUniversity of BayreuthのUnderstanding Friction in Cam–Tappet Contactsというレポートです。これからわかったことは以下という感じです。(アバウトですけど)

Dr. Rick Roberts of Edelbrock

この図は、カムフェース3部位の油膜厚さを回転数で見たものです。
500rpmではランプ(pre cam)とノーズ(cam tip)部が油膜が薄くなっとります。
これが回転数が上がるにつれて油膜が形成されてきて2000rpmではノーズ部分に薄い部分が残るだけという様な状態になるようです。
下半分の図は接触部の圧力を示していて、高回転ほどノーズの圧力が減っていることがわかります。

Dr. Rick Roberts of Edelbrock

この図は、左が回転数による摺動面に入り込む油の速さ(かな?)のグラフ。右が回転数によるカムフェースコンタクト部分の発生荷重です。
左のグラフからはノーズ部(0°)ではオイルは回転が上がるにつれ摺動面に入り込まない状態になり、ランプ部は逆に入り込む速度が回転につれ速くなるということを示しているのだろうという感じ。

右のグラフからは、カムに加わる荷重はランプとノーズでランプが大きく、それぞれ回転数が大きくなると荷重が増える事になると言えます。

そんなこんなで、ここからは私の理解になるのですが・・・

・ランプ部の発生荷重は高いが荷重を受ける面積が広く面圧はノーズと比べ低い。
 また潤滑も良好なので、摩耗はノーズ部分の方がシビアになる。
・ノーズ部分の摩耗は(油膜が形成しにくい)エンジン回転数が低い程多くなる。

というところです。

これらは、全てのエンジンに当てはまることで、ハイリフトカムやバルブスプリング強化なチューンドエンジンは、さらに厳しくなると言えるでしょう。
(なので、俺のエンジンはハイカムでもアイドルは低くできる。なんてやらん方が良いと思います。)
で、話飛んで、ノーズ部の摩耗対策ですが、有機モリブデンやZDDP等の極圧剤が添加されたオイルが良いのだと思います。
また、コスワースのBD系やEAエンジンは、アイドルは2000rpm以上を推奨しとる様ですし、アメリカのカムメーカーも同じ様に言っとりますのでご参考まで。

その他ご参考

トヨタ中研のレポート(こちらの方が年度が早い。さすがです)
https://www.tytlabs.com/japanese/review/rev361pdf/361_039ohmori.pdf

Posted at 2022/07/14 18:01:27 | コメント(6) | トラックバック(0) | くるま雑記帳 | クルマ

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