安部礼司、リニューアル失敗ですね

東京FMのラジオ番組の「あ、安部礼司」がリニューアルに伴い内容が大きく変化してしまいました。

びっくりですね。

第一回目の放送から毎回聞いていました。

当初は「ホイチョイプロダクション」の企画のパクリでした。ヒット商品や流行のトレンドをただ紹介する番組で、商社勤めの主人公達がそれをする役でした。

人気の刈谷もただただ嫌味な人物で、現在のオムニバスと同じつまらない感じで「ワンクールも持たない」と思いながら聞いていましたが、当初のスタッフの堀内さんが現場から抜けてから現在の物凄い番組に成長しました。ラジオの番組でドラマでしかもラジオを超えてリスナーと触れ合うなんてありえないからです。

堀内さんという当初の中心スタッフがカムバックして番組を破壊し始めたようですね。夜にデイリープラネットという番組で海外の情報を垂れ流す不思議な番組(ホイチョイプロのパクリ笑)をやられていて、そのまんま安部礼司の初期に。現在はシンクロのシティをやられていますが、「安部礼司がおもしろくなる」「すごくいい脚本なのでお楽しみに」と、いつもは言わないような発言をバンバンしていて「終わったな(笑)」と思っていたら案の定でした。

堀内さんは、陽気で元気でハッピーな無責任なヒッピー。と言うのが昔からラジオを聞いて思っている印象です。主観が偏っているので「？」な事が多いからです。

安部礼司は、本当に楽しい番組でした。走行会の帰りなども聞いていてファンになられたBMW乗りも多いと聞きました(笑)

12年も続いた事は奇跡です。主人公の年齢と環境と、スポンサーの思惑がズレてきていたので打ち切りは当然だと思います。

が、

やはり「さよなら」は欲しかったですね。何万人以上のリスナーをスポンサーが確信犯的に綺麗に裏切った印象はぬぐえません。

しかし、理解できる事も。

後番組は「確実に失敗(笑)」するからで、日産のスポンサー後番組は洒落になりません。

じゃ、どうするか？

この奇跡のお化け番組を失望させて失速させる事がひとつの方法ですね。「もうこんな番組聞きたくない」それを思うと合点がいきますね。

今聞かれているリスナーさん達は「いつかいつもの安部ファミリーが戻って来るかも」と淡い期待で聞かれていると思います。私の場合は仕事場で一日東京FMを流しているので、現在は聞き流していますが(笑)

番組編成の6月か、遅くて9月に打ち切りが予定されているのかもしれません。

リニューアルと聞いたので「安部礼司の10年後の世界？」で今年で終焉か、と推測したのですが「そうきたか」と斜め上でしたね。

今一度思うのは「最終回シーズン」か「お別れのさようなら」はやって欲しかったのは私だけではないかと。

うーん、残念です。

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