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風呂屋(268)のブログ一覧

2014年02月28日 イイね!

BMW オイルパンガスケットetc重整備交換 2

今回は重整備のオイルパンガスケットの交換になります。開けてまさかの「こりゃ、漏れて当然」の事態も素早くケアして完璧なオールアウトになりました。

オイルパンガスケット交換、エンジンマウント交換、ミッションマウント交換、マフラーステー仮手当。

E46の泣き所は、オイル漏れ。有名どころでは、バキュームポンプとオイルパンからのもの。しかし、まったく漏れない個体から、ダダ漏れ個体まであるので、何が原因かはわからず、とりあえず漏れてる個体は「避ける」というベターな(笑)選択しかありません。

今回、sasakiさんの作業で答えがでたように思います。安心なはずの後期モデルなのに、個体差があり、何故そのような結果になるかの訳もわかったように思います。実は、以前某雑誌にて「E46特集」の記事を4ページほど書かせて頂いたのですが、知り合いのDマイスターから、その他、かなり取材していたにも関わらず、今回の結果はまったくたどり着けませんでした。手間になるので公にしなかったのかも・・・と憶測も考えてしまうほどでした。

さて

オイルパンを外すのは、大変な作業です。下回りを全部取り外し、エンジンを釣り上げて用意しないといけないからです。



一週間も経っていないのに、すでにオイルが漏れています。きれいに清掃してあったので、一目瞭然。結構な異常事態です。





メンバー降りました。ロアアームとナックルを繋ぐネジ(パジェロミニでガツンと外した所)が錆でなかなか外れずネジ山修正などしていて時間かかりました。



これを使います↑






アームのピロボールは欲を言えば交換したいですがまだ大丈夫です。ロアコンブッシュも切れてません。ブーツも切れてません。






オイルパン外れて洗浄してます。汚れはすぐにおちまさした。漏れの原因はガスケットのゴムの部分が硬化したせいもありますが、元々のオイルパンの仕上げが悪過ぎます。オイルストーンで磨いてますが一向に面が出ません。しかも傷が横切るように漏れる方向についてます。











オイルパン自体が精度が悪すぎ。プレス機の性能が悪いのか、大事な所にシワが寄ってます。このシマウマのような模様を見たら分かるも思います。決して遊んでません(笑)

この作業が多分将来の漏れを左右するので、なるべく平らになるよう頑張ります。大変ですが、またすぐバラすのも面倒なので頑張ります。

ガスケットは潰れて隙間をうめますが限度はありますね。318は皆漏れるのはこのせいでしょうね。6気筒はM3以外も確かアルミでフライスで面出ししてあるからここまで漏れないのだと思われます!

画像向かって左側はエンジンが傾き下側になる方で、良く漏れるのでそちらを良くやります液体ガスケットに頑張ってもらいます。完璧に面出ししたら鉄板が薄くなる(笑)のであと10分位で止めます。

次はエンジン側を面出しします。こちらは機械加工されて綺麗なので、脱脂を重点的にやります。油が残っていると液体ガスケットの効き目が半減ですので














オイルパンとエンジン側とガスケットの両面をパーツクリーナーとシリコンオフで良く脱脂後、液体ガスケットを塗ります。傷のある部分は多めに塗りました。

ガスケットのメタルの部分は切れ目がありました(汗)内側のゴムの部分のみに頼る造りみたいです。

ちなみに、剥がした古いゴム部分はパリパリに硬化していました。

オイルレベルゲージの刺さる部分のOリングも交換します。












とりあえずメンバー乗りました。ジャッキではバランス悪く、最終的には自分が仰向けになり、人力で持ち上げて、足で抑えてるうちに片手でネジ止めたりしてました。山場は越えました





エンジンマウントの新旧比較



ミッションマウントの新旧比較





マフラーステーは耐熱バンドなどで処理したかったのですが、無かったので仮としてアルミ板を巻いて調整。





オイルフィルターの新旧比較



最後に車を水平にしてオイルフィルターを交換してオイルを入れます。

いつもジョウゴは2Lペットボトルです代用してます。こぼしたくないのでテープ貼りまくりです。(笑)

この後、エンジンマウントボルトの上側閉めて、エアクリーナーボックスとカバー類を取り付けてフィニッシュです。

Posted at 2014/02/28 13:59:40 | トラックバック(0) | メンテナンス | 日記
2014年02月27日 イイね!

E46 整備交換 1

今回の交換パーツは

エアコンフィルター、エアークリーナー、オルタネーター、ファンベルト、プーリー、テンショナー、パワステОリング、の交換と整備です。

まずは、オルタネーターとベルト関係の交換。
パーツを外します。



外した、古いオルタネーターと新しいオルタネーターの比較。



もう一度、点検をして組み付けます。





短い負圧ホースは交換です。




簡単にバラして組み付けしているように見えますが、ここにプロフェッショナルの技はもちろん、何より大事なのは「車を思いやる心」です。いくら優秀なDメカと言えども、それが欠落していると効率を優先し、車整備の愛情もなく唯の組み立て工作になり、後々大きな問題にならないように気配るチェックや配慮を省いてしまうのをよく見かけます。とりあえず付けちゃえ、なんて事をやらかす事も多く見受けられます。

さて、次にエアコンフィルターの交換。かなーり汚れていてビックリです。本体に油脂を塗布し、抵抗を和らげます。(室内でのエアコンの音の軽減と延命になるそうです)



E46-318のエアフィルター交換は大事です。簡単に取り外しは不可能でボックスをばらします。



このフィルターも汚れが凄くて、何か変なスポンジにくるまれていました。バラされたボックスです↓




パワステをチェックするとОリングが劣化していたので交換です。



純正のフールドで少なくなっていたオイルを足します。



さて、いよいよ大物のオイルパンガスケットの交換の下準備です。上から出来る作業を先に済ませます。ながーいのが必要です。



上端から緩めます。



さて次回はいよいよオイルパンガスケットの交換になります。エンジン本体を吊るさなければいけないので、新兵器の登場です。


Posted at 2014/02/27 12:54:32 | トラックバック(0) | メンテナンス | 日記
2012年06月26日 イイね!

E36M3エンジン降し手順画像 1

さてリクエストでの本命の画像です。

■BMW資料から見ると、ガスケットなどオイル漏れが見られる部位は簡単に3つ。ヘッドガスケットが2つ。オイルパンが1つ。つまりエンジンを降ろさずに交換できる場所だ。
M3のエンジン、S50B30 /B32は、2ピースクロスフローシリンダーヘッド。高い熱負荷や機構的負荷に対する耐性が優れている。ねずみ鋳鉄と呼ばれる素材を使用している。ガスケットは存在せず液状接着をしてある部位がある。ここでのオイル漏れの可能性は使い方のミスによるモノが殆どで、通常使用なら問題は出ないと見られる。



エンジンを下ろす前の状態。上部からは見ても綺麗な状態だ。エンジンを下ろすのに上抜きと下抜きがある。今回は上抜き。「M」は、エキマニを外すのが大変なので下抜きを選択するショップもあるが取材の為に上抜きにした。


まずは車を上げてアンダーカバーを外す。M3Bの場合はアンダーカバーが付いていない。


オイルは広範囲に渡って漏れが確認できる。オイルパンは勿論、手前のミッションハウジングの後方にもオイル漏れを確認。これでは部位を特定できない。クロスメンバーはカブリオレの純正を使用してある。手軽に剛性アップが出来るので人気のアイテム。


まずはマフラーからフロントのエキマニホールドを外す。


リアのテールマフラーは車体から外す必要がないので残したままセンターマフラーを外した。


フロント側から。
クロスメンバーから後ろ側に広範囲でオイル漏れを確認できる。ここからではどこが原因かは目視では見えない。


センターパイプが取り外された状態。リア側から覗いて見た。ミッションケース全体にオイルの流れた後が見える。燃料フィルターまで付着している。


次はミッションの取り外し。外さなくてよい部品は邪魔らならないように固定しないと後で思わぬトラブルに。


フロント側から見た図。
リアテールマフラーはそのまま車体に残してある。


ミッションを下ろす為に運転席のシフトノブを外す。BMWのシフトノブは基本的に引っこ抜く。シフトは下から抜くので外せる部品を外しておく。


次はプロペラシャフトを外す用意


プロペラシャフトを下ろす。ネジの固着や錆などで取り外しに苦労するが、マフラー取り外しからここまで1時間ほど。


次にミッション本体を下ろす。手前はミッションメンバーで見えるゴムはミッションマウントとなる。
オイル漏れがひどいのが分かる。


O2センサーチェッカー(本体ではない)の配線までオイルが飛んでベタベタだ。下に見えるのは燃料フィルター。


エキマニが見える。その上にあるのがO2センサーである。表面もオイルが付着している。


ミッション本体を下ろす為に補助スタンドを用意し固定する。


クロスメンバーの取り外し。M3のノーマルは1本ステーだがカブリオレ用はクロスになっている。


切り離し作業は時間がかかった。ミッション本体とエンジン本体を固定しているボルトが外しにくい。隙間がほとんど無くネジ頭も見えない場所。さらに錆や固着により時間がかかる。


ようやくミッション本体が降りた。ミッションを下ろすだけでも1時間を要した。手前に見えるプロペラシャフトのラバージョイントは亀裂があれば要交換をしたい。


ミッション内部は普通、乾燥しているのだが、ここにもオイルが入り込んでいた。クラッチがすべるレベルでは無いのが幸いだ。錆があるのが驚いた。以前、何かの作業でミッションを外した際にグリスを塗り忘れか。内部のオイルを取り除き乾燥させてグリスアップをするのでシフトの操作性は格段に上がるだろう。


クラッチカバーとクラッチディスクを外す。


次はいよいよエンジン本体を外す。付属する部品を下側と上側から外していく。
Posted at 2012/06/26 13:10:56 | トラックバック(0) | メンテナンス | 日記
2009年08月13日 イイね!

シールドネジセット加工

シールドネジセット加工アライのGP5を所有しています。

真っ白も格好よかったのですが、ペイントを「テクノオート砂川」さんに以前に御願いしました。

デザインは、大好きなライダーのフレディスペンサーのもの。

さすがBMWのショップさんで、ブルーとレッドの色はBMWのMカラー指定色!と言う小技が効いています。

で、シールドネジ。1箇所外れて無くなっていたので、通販(ネット/笑)で買いました。本当は1000円前後ですが、アルマイトカラーのを購入。

なかなか格好いいと思うのですが・・・ブルーがよかったかなー(笑)
Posted at 2009/08/13 11:54:42 | トラックバック(0) | メンテナンス | 日記
2009年07月29日 イイね!

左フロントタイヤがガガガ・・・

左フロントタイヤがガガガ・・・メールでお頼りを頂きました。

筑波サーキットの例のDVDをご覧頂いて

「第1コーナーと第2ヘアピンの走り方が僕と大きく違い、とってもスムーズでした。僕はまだまだ上記2つのコーナーではカクカク曲がっています・・・特に第1コーナーでの走り方の違いが大きく、僕の場合時々左フロントタイヤがガガガ・・・」

私にもそれらが公道で起こりました。

月曜に、車がオーバーヒートに伴うパーツの交換等が早く済み車輌を引き取ってきました。本庄サーキットを走った仕様のまま入庫したのですが、減衰を最強に締めていたので「ギュギュ」と車体?サス?が鳴き、ステアの振動になって伝わっていました。

別に気にせずに持っていき、やっぱり気になるので入庫前に減衰を戻しました。

で、月曜日。やっぱりキュッキュッする感触は残っています。サスのOHかな・・・と思いながら高速に乗り、M3興業さんに遭遇し、別れて降りるインターのループコーナー。

まさに「左フロント側がガガガガ・・・」と、ステアに伝わる振動。空中分解?と思えるほど。

ステアを真っ直ぐすると収まりますが、明らかに「何かが外れた」「何かが壊れた」印象。直ぐに広場に停車してエンジンフードを空け、下回りも見ましたが、アンダーカバーを着けたので見られません。

仕方なく、徐行で5分ほどの距離を走り(夜遅かったので車なし)ガキガキ言わしながら車庫に入れました。参りました。車庫の下は土なのでジャッキアップも出来ません。うーん・・・。

で、お便りの件なのですが、私も過去経験していてプロから得られたアドバイスは

「旋回の車速が高い事」
アンダーになっているので、まずは十分減速して回ってみて、徐々に旋回速度を上げて様子を見てみる。

「ラインを変えてみる」
フロントへの荷重の掛かり方が、ラインによって同じブレーキングをしても若干変わるそうです。

「旋回中の速度が低い」
思ったより旋回速度が低いので、旋回中にアクセルを開けてしまう。

等が挙げてもらったアドバイスでした。一番は、やはり車載をして見てみるのが勉強になるかと思います。大井さんの会社のドライビングモニターをつけると、もっと自分のドライビングの正体が分かるので、メチャメチャ勉強になります。

ただし、何をやっているか一目瞭然なので、皆さんに見せると恥ずかしかったりします(経験者談/笑)
Posted at 2009/07/29 16:53:21 | トラックバック(0) | メンテナンス | 日記

プロフィール

「冷却水定期交換してないと・・・えらい目に合います http://cvw.jp/b/478044/39969031/
何シテル?   06/21 15:07
BMW@風呂屋亭/BMWFamilie!/BMW走行会/BMWPoleSitter主催。HNは風呂屋(268/ふろや)。OnlyBMW誌コラム、各誌レポート執筆...
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2018/10/09 18:20:17
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