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風呂屋(268)のブログ一覧

2010年09月09日 イイね!

コーナリングの解明 1

コーナリングの解明 1サーキット走行。舞い上がって感覚で走って、走行後にいつも悔やみだけが残る。そんな自分なので、先人達の残してくれた「走りの」理論の解明や勉強は必要であり、いつの間にか楽しい事柄の一つに。

調べてみると、コーナリングに向かう手前「姿勢作り」が重要と言う。

姿勢作りとは「ステアとペダルを操作して、タイヤのコーナリングホースを最大限に使える手助けをする」事に簡単に解釈してみた。

もっと調べてみると、直線もコーナー・・・?コーナーの一つと捉えるよう。それは分かっていても実車で走ると、休憩ポイントであり現状諸々確認ポイントであり、コーナーと言う意識は途切れていたのは事実。

しかし、レンタルカートで走るとバックストレートもメインストレートも立ち上がってストレートを走る時、コーナーの一つとして認識しながら走る。パワーが無いので、速度を乗せるため直線は最短距離を考えたり、タイヤをこじって失速しないように考えて走ったり、立ち上がりの失速のリカバーを考えたり、そういう意識をイヤでもさせられ勉強になる。

姿勢作りとは、コーナリング前だけではなく、脱出後も意識する必要は大いにあるようだ。そして、ライン取りも、その一環といってもよいのかも知れず、コーナリング状態の侵入脱出以外は、全て姿勢作りと言えそうだ。

そうすると、タイヤのホースを使い切られるコーナリングをするのが目的として、計算を立てるように考えて走るのが基本となりそうだ。

姿勢作りは、考えたよりも重要なファクター。コーナーリングのお膳立てをする事なので、後は、ご飯を召し上がるだけのようになるコーナリングは、それで決まるといってもよいからだ。

姿勢作り。これは大きな課題となりそうだ。

大きなポイントはタイヤ。タイヤが中心と言う考え方は先人のヒントから推測される。

選定したタイヤを中心にセットして、タイヤのパフォーマンスを使い切られれるように出来るか。逆に言うと、高性能の車やセットでも、タイヤのパフォーマンスが低ければ速く走れない。

F1シーンを見ると当たり前の光景で、タレれたタイヤとニュータイヤの差は、小林選手がアロンソ選手をオーバーテイクでたように大きい。雨が降ればもっと如実にタイヤの差で速さが左右される。

下世話な話、お金をかけたほうが速い。これは真っ当な権利であり事実。しかし、プロレースの話であって、私達アマチュアドライバーは、車をコントロールする歓びを得たいが為に走るといっても過言ではないので、ニュータイヤにお金を投入するより、走りこみを優先、と先人は指摘していた。タレたタイヤの走りこみは、ニュータイヤにした時に大いに活かされると。

選定したタイヤに見合った脚周りのセットを基本。ふり幅は、ドライバーの走りの好みで調整。そうなると、走り込みによる引き出しの多さがやっぱり重要になる。

走りも謳っている街のショップ、複数に話をしたことがある。ラジアルタイヤを使うためのセットが欲しく

「もっとロールをさせたい」「ストロークがある脚が欲しい」と。

帰ってきた応えは同じ反応。細かい説明をする前に一蹴され失笑された。「脚は硬く、ロールをしないようにするのが基本だよ」と苦笑いされ説教まで頂戴した。

諦め、時間をかけて現場のレースメカ、プロドライバーに話をすると、当たり前のように理解してくれアドバイスを頂いた。

餅は餅屋。街ショップは「cm」の単位で、現場は「mm」で物事を捉えるのだと痛感。

逸脱。

Posted at 2010/09/09 11:47:31 | トラックバック(0) | 本当の車の運転技術 | 日記
2010年09月03日 イイね!

車の運転を楽しんでいる?

ドライビングプレジャーの快感と言うのを書きました。

車好きは十人十色。洗車好きもいれば、飛ばし好きや、眺め好き、ブランド好きなどと様々な在り様ですね。そんな多様さの中に、ドライビングプレジャーの快感と言うのは、ど真ん中の柱に存在しているのは否めないひとつの事実。

しかし、人間は感情の動物。感情は常に刺激し向上させ続ける"努力"を怠れば、あからさまに衰退します。何事にも飽きる方や恋愛感情も続かないのは、そんな努力を怠るから。

車好きでも運転に関しては、受動的なドライバーがあまりにも多い。何も考えずに運転をしている方が多いと言う事。

私も過去、そんな1人であり、誤解なきように書くと、私の書く事は、全て先人の方達の受け売りで、オリジナリティで目新しいのは言葉の言い回しくらい。

車の運転を楽しむには、運転に関わる全てを「スキルアップ」として、考えて運転をトライする柔軟な思考力と継続させる強いモチベーションのみ。

公道の運転のスタイルを構築する。気ままに走るのを止めて、全ての行為に意味づけと訓練を取り入れて、交通法規に従って走ってみる。これが出来るようになると、自動車評論家スキルが近づく。

車を試乗して、素性や本質を見抜く能力。それもサーキットの全開走行ではなく、法定速度内で本質に近く見極められる。

10年間ほど、M3で法定速度内のトレーニングを行い、サーキットでは全開走行をする。法定速度の路面からタイヤに伝わるインフォメーションの先に、全開での挙動が感じられるように。そうなると、後は経験則。

ありがたいことに、人様より、多種多様な車をサーキットにて全開走行が出来る環境で、そのまま公道で法定速度でも走らせていただけました。

自分の運転スタイルが確立できているので、初めての車を試乗させてもらっても、その車の全開での挙動が法定速度内からイメージできる。

能動的にドライビングプレジャーを感じるどころか、コントロールしてよさを引き出せられるように。

なので、車の特性により、食わず嫌いの傾向が、どんな車でもよさを見つけて運転を積極的に楽しめるようになったのはカーライフにおいて大きな収穫。

受動的なドライバーは、バックボーンがないので、初めての車に乗っても、具体的な指摘はできないのは当然として、どうして「そう感じる」の本質がわからないままになってしまう。

受動的ドライビングの方達は、常に「欲求」が満たされないので、何かパーツをつけてソレを追求したり、車を買い換えることによってソノ刺激を求めようとするが、刺激は直ぐに慣れてしまい、そのうちに車の運転に失望して飽きてしまう。

どんな趣味でも人間関係でも同じ。努力をし続けることによって、新鮮な刺激を日常に見つけて感じられる。

結局、以前から書いている、面で大雑把に物事を捉えるアマチュアドライバーと、面倒でも細かく、点と線と面で物事を捉えていくプロドライバーの違いにも繋がっているのに書いていて驚く。

せっかくのカーライフ。日々の日常の運転を考えてトライし続けるのは、楽しいカーライフの基本のように思いました。
Posted at 2010/09/03 14:33:50 | トラックバック(0) | 本当の車の運転技術 | 日記
2010年08月27日 イイね!

アクセルワーク2

続きです。

お友達のブログの「アクセルワークにリアタイヤのスライド制御」と言う文面を見て目から鱗。具体的なアクションへの変換はこれからですが、大きなヒントを貰いました。新しい課題にワクワクしています。

昔に、アクセルの操作は、コーナーワークでの使い方でかなり注意をされました。

コーナー侵入で、ブレーキの為にアクセルを離して、ブレーキをする。

そして、ブレーキを離してコーナリングに移行・・・。



皆さん、アクセルは、どないしてはります?

車の向きが変わるまで離している?コーナリング中にアクセルペダルを離しています?あまり考えて居ない?

私は、まんま考えていませんでした。と言うより、自分が何しているかも覚えていません。車載をし始めて、ようやく自分が何をやっているか赤面しながら見たものです。

言われたことは、ブレーキが終われば、直ぐにアクセルペダルに足を戻して「旋回の手助け」をしろ。っと。ミリ単位のアクセルワークを使い、リアに駆動をかけてサスペンションの浮き上がりを押さえて、自然発生する遠心力を、アクセルでコントロールし、積極的に旋回の力に変える。

単車では「コーナーでビビッたらアクセルオン」は、よく言われる言葉です。単車でオーバースピードで突っ込んでしまった時、旋回中に、ビビッてアクセルを戻すと自然遠心力が発生してアウトに膨らんでいきます。なるほど。と当時は頷いたものです。

一般道40キロの速度で、トップギアに入れて走る訓練は、ノッキングしないように繊細なアクセルワークが要求されます。半信半疑で行って10年近くになりますが、体が操作を覚えているので、サーキットで考えなくとも操作してくれるようにはなりました。

低速コーナーはもちろん、筑波の最終コーナーでも旋回の手助けのアクセルワークは必須。脚が硬くそれなりにセットしてある車では、車が勝手に曲がってくれるようですが、やはり、積極的に操作をして意図的な走りをしたいですよね。それは、タイムを落とさずに、タイヤをいたわった走りだったり、燃費走行であったり、アクセルワークの使い方は、いろんな引き出しを見せてくれます。コーナー手前で曲げて、アクセル操作で、わざとアンダーを出させてラインに乗せる贅沢な走りなど、予期せぬシーンに出会っても対処できるようになりたいものです。

リアスライド制御は、全く考えていませんでした。

フロントタイヤの使い方ばかり目が行っていました。

コーナーリング中、実は細かく見ると全タイヤはスライドしています。ブレーキで曲げる場合などは、フロントの荷重を生かしリアスライドを利用して頭の向きを調整します。荷重が抜けたリアタイヤのスライドコントロールは、車を積極的に曲げていくのに有効です。

うーん。考えると本当に楽しくなってきました。
Posted at 2010/08/27 17:50:00 | トラックバック(0) | 本当の車の運転技術 | 日記
2010年08月27日 イイね!

アクセルワーク

物凄く感覚で走るタイプ。

ガーンっときて、バーンと曲げでグワーンと走り抜ける!

気合いと根性。ど根性ガエルのピョン吉走り。

そんな自分は嫌いでした。緻密に計算してミリ単位を感じて、ミリ単位を制御して走る。mr.amanoさんのように頭で走るのを見せていただいてショック。そんな、理論派の知的さに憧れていました。なので、理論やスキルの解明は大好きになったのかも。

ドラテクは、人それぞれ。その人の目的や環境も様々。批判したり比べるものではなく、取り入れるもの。また、それらを言葉にするのは半端無く難しいのも痛感。

お友達のブログでアクセルワークに「リアタイヤのスライド制御」と言う文面を見て目から鱗。こういう発見や刺激に出会えるのがうれしい。

アクセルワークは加減速を活かして、単純なストレート区間以外に、コーナーを的確に走る制御になる。
これを教えられてから、日ごろからアクセルワークの課題を複数進行させて通勤していたりします。

そして「中速以上のブレーキを当てないコーナーでの、車の姿勢つくりにアクセルで制御できる。」と去年、耐久でご一緒したプロに断言されて、目から鱗の刺激を頂きました。

それ以降、アクセルワークに新たな課題として取り入れて走っています。最初は全くサスペンションの沈み込みや、脱出の角度の違いがわからず「ほんまかいな」と言う日々でしたが、微妙に違うのが体感できるように。

筑波の最終やダンロップで大いに活用できるようになり、全開で走るのに役立っています。
ダンロップ等、ベタ踏みで回るコーナーも、タイヤが垂れてくると、ちょいっと活用してやると、脱出の地点が変わらずタイムも落とさずに「いたわる」走り方に使えたり重宝しています。また、バトルやオーバーテイク(次のコーナーに向けて脱出速度を上げてラインを変える等)にも重宝しています。問題は「タイミング」。手前過ぎると意味が無く、遅れると遠心力でよりタイヤに負担が掛かります。

細かく言うと、アクセルオフをすることによってフロントサスが下がり、フロントタイヤに荷重が微妙に発生します。速度が上がれば上がるほど比例。それを活かしてステア操作をすると、沈み込み(微妙です)により当然キャスターが変わるのでロールも変わります。当然アクセルオンのアクセルワークで駆動を掛けないといけません。

感覚派で走っていると、この差は全く理解できませんでした。これは、レンタルカートのエキスパートの方の言う走り方にも通じていました。全開が速いと思う区間でも、少しアクセルを抜いて姿勢を作る。感覚的に遅くとも、結果としてコンマ何秒速い。痺れます。

走りを面で大雑把に捉えるアマチュアドライバーから、点と線と面で細かく走りを捉えるプロドライバーの知的なスキルに大いに憧れます。



長くなったので続く
Posted at 2010/08/27 12:22:21 | トラックバック(0) | 本当の車の運転技術 | 日記
2010年08月25日 イイね!

車の運転を考える

考えて走っています?

運転が上手くなりたい。一般道でもサーキットでも、より安全に長く走る為には、ドライバースキル全般が向上し続けないといけないと言う考えにたどり着きます。

サーキットを走らなくとも、安全に走る為には、常に向上する必要があり、法律によると義務に近かったりします。



一般ドライバーが毎度走る道で、回りを見回しても「あぶないなー」「無茶だなー」と言う風景は、当たり前のように見る事ができるので、そんな事を思う事すら無いんだろうなと考えさせられます。

車のコミュニティーたる「みんカラ」を見るドライバーは、一般ドライバーより、運転に対する意識は高いと推測します。車の運転は好きなハズ。

仕事や義務ではないので、生活の真ん中では無く、趣味に位置づけされるかも。そうなると、空いた時間に、たまに思い出したりするくらいかな。

それでも、強く思うときはある訳で、サーキットなどの走行シーンにて、やはり上手くなりたいと思うハズ。どうやって上手くなればいいのかの最初のヒントとしては、10年以上前に教えてもらったアドバイスをよく思い出します。

「スピードレンジが上がっても、いつもの操作と変わってはいけない」

奥が深いアドバイス。わかる人にはわかるようで、初めは「はぁ?」と理解できませんでした。

いつものとは、日頃の運転操作を指します。より安全によりスムーズな運転。

活路は、意外なところに存在しているのです。

運転は、腕前が上がるとよく言いますが、実際は「脳みそ」の成長するのです。それが判れば、毎度サーキット走行が出来ない環境でも工夫は出来ます。そのために「法定速度内のトレーニング」の障りを情報発信し続けましたが、やはりスピード感の経験を脳みそに植えつける術がありませんでした。

なので、成長に時間がかなりかかります。それを大きく補うトレーニングとなりえるレンタルカートの発見は大きいです。面白いことに、運転スタイルの欠点がカートの走りで露呈されてしまいます。その人の実力と走りの本質が見られるので、実車でかなり走れる方は敬遠される場合が多いですね。私も上手く走れなくってイヤでした。

レンタルカートは、スピード感を脳みそと無意識に取り入れるトレーニングにはもってこいです。

でも、カート練習って1人でやっていても身に付かないのもしりました。私だけでしょうが。

やはり、本番レースが練習の場!といってもスピンやコースアウトするようではいけません。厳禁です。

今週末に、いよいよナイトレースが開催されます。ひさしぶりのカート走行なので楽しみです。
Posted at 2010/08/25 17:35:37 | トラックバック(0) | 本当の車の運転技術 | 日記

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「冷却水定期交換してないと・・・えらい目に合います http://cvw.jp/b/478044/39969031/
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2018/10/09 18:20:17
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