2013年05月01日
5年ほど使用していなかったブログ。
よく見るとお金がかなり掛かっていたようで、リストラ閉鎖するのですが、当時の心情や「こんな事、思って書いてたんだー」「バカみたい(笑)」「間違ってるよー」「恥ずかしいー」と面白かったのと、自分にも残したいと思ったので、こちらにコピペで残します。問題ある固有名詞は伏字で修正しますが、そのまんまアップするので、稚拙な表現も多く、とっても恥ずかしいです(汗)
自分の為だけなので、「古い日記シリーズ」は読み飛ばしてください。
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2009年2月 5日 (木)
筑波サーキットのコース攻略7
筑波サーキットの走行攻略を展開しています。※2度開講した飯田塾やゲスト講師のプロドライバー、自動車評論家の皆さんに指南して頂いた多数のドラテクやコース攻略をポールシッター流にまとめてのお送りになります。全てが正解ではありません。文に表していない事柄もあります。これらをヒントに、ご自身で進んで勉強してイメージを作り上げてください。【BMWPoleSitter編集部】
1コーナーのクリッピングポイントを過ぎてアクセルを開け始めながらステアリングを戻していく作業になります。ここから1ヘアピンまで軽く下りになるのでコース全体がよく見渡せます。
コーナー脱出時には、どうしても目線は地面に落ちて近くなります。これは「飛び出すのではないか?」と感覚的に体が身構えて、実際は余裕があるのに凝視してしまうようです。
アウト側に用意されている縁石を凝視してしまいます。
遠くに目線を向けるのは大事なことですが、路面のチェックとしてチラ見するのは必須です。砂やオイルや水が路面にあるかをチェックするためです。直ぐに顔をあげるようにしたいです。
縁石まで車が来れば、目の前の「コーナーポスト」がありますのでチラ見してフラッグのチェックを必ずします。
そして、後方をチェック。
1コーナー立ち上がり後にストレート気味にS字のコースがあります。
ストレート気味なので、追い抜きポイントとして活用される場合があるので、後方の速い車をチェックして用意をします。
極端にアクセルを緩めて譲る事はしなくても構いません。ラインも車線変更はせずに、隙間のラインを融通してあげるようにしてみて下さい。
短い距離なので、追い抜きに至らない場合が多いので、両者「お見合い」になって失速するのは避けたいですね。
速い車は、この左コーナー手前で右側から並んで追い抜いていきます。続くゆるい右コーナーに向けては速い車の真後ろに着けて、同じラインを走ってみると勉強になるかと思います。なのでその場合、ベストで走るには、左コーナーで右側で並ばれれば、少しアクセルを緩めて先行させて、ベストラインを早めに譲り、真後ろにつけられる隙を手前から作ってみたりしてください。
ストレート気味のS字は、左、右、となります。1コーナー脱出後にアウト側縁石をかすって、ステアリングは真っ直ぐに走ります。なので、その縁石の終わりのギリギリで真っ直ぐなるように意識して組み立ててください。
コーナーポスト付近の縁石に向けて走ります。ここは左のイン側の縁石になりますが、真っ直ぐ気味なので判りづらいですが、クリッピングポイントはキチンと寄せて付けましょう。
ドライなら、縁石を踏んでダートギリギリまで走行してください。
ウェットなら縁石付近に水溜りになるので、縁石より10センチ空けて走るように組み立ててください。
ここでは「目線」は早い目に前方にあるコーナーポストに向けて、フラッグのチェックをしてください。
続く、緩い右コーナーのクリッピングポイントは、次の1ヘアピンの侵入ラインに大きく影響してくるので、いろんなパターンで走ってみてください。そのポイントは1ヘアピンの立ち上がりが速度が乗って無理なく走れるか?です。
【BMWPoleSitter編集部】
2009年2月 7日 (土)
筑波サーキットのコース攻略8
筑波サーキットの走行攻略を展開しています。※2度開講した飯田塾やゲスト講師のプロドライバー、自動車評論家の皆さんに指南して頂いた多数のドラテクやコース攻略をポールシッター流にまとめてのお送りになります。全てが正解ではありません。文に表していない事柄もあります。これらをヒントに、ご自身で進んで勉強してイメージを作り上げてください。【BMWPoleSitter編集部】
1ヘアピン
S字の最後の緩い左コーナー。ここのクリッピングポイント(ブレーキポイントにもなります)は、次の1ヘアピンの侵入ラインに大きく影響してくるので、いろんなパターンでラインを探って試したいですね。そのポイントは、1ヘアピンの立ち上がりの速度が乗って無理なく走れるラインか?になります。
どうしても、ブレーキングでの突っ込みは、ギリギリまで我慢して踏み始めるポイントを凝視してしまいます。
それはそれで構わないのですが、目線が近すぎ、気合いを入れすぎて身体を強張らせてはいけません。ブレーキングは、そのコーナーの脱出ポイント(加速ポイント)を考えて行いたいですね。頭の中ではアクセルを開けるポイントまで繋がるイメージが出来るようになればベストです。
ここでのブレーキングは、大まかに2種類。
1.減速。
2.フロントタイヤに荷重をかける。
減速のブレーキングの基本は姿勢です。左右のフロントタイヤに均一に減速荷重をかかるようにしないといけません。慣れるまでは、ステアリングは真っ直ぐの状態から掛け始めましょう。
あとは、車の左右Gのコントロール。
いくら真っ直ぐに、ステアリングを保っていても左右どちらかにGがかかり、片側のサスペンションが沈んでいる状態だとバランスが崩れて綺麗な減速に至りません。
公道での体験しているブレーキングと、サーキットのような高低差があったり、コーナーの切り返しで、車に荷重がかかったままのブレーキングは違うものと頭に入れておいて下さい。
クローズドの広い場所で、事前に体験すると良いかもしれません。体験しなくともイメージをしてくださいね。
大きな円を描いて60キロくらいで走行します。
外側に荷重がかかりサスペンションが沈むのが判ります。
そして、いきなり急ブレーキをかけて減速してみてください。
電子制御機能付きの車なら、危ういところを上手に収束してくれますが、通常ならスピンアウト体勢に陥ります。「急」だと、その状態になるので、もっと手前からじわりと減速すればバランスが崩れないのが体感できると思います。
なぜ、その様な状態に陥るか。それは「荷重」です。そして影響を受けるのは全て「タイヤ」になります。
外側のフロントタイヤに、ブレーキングで発生した荷重がさらにかかります。内側のタイヤは旋回で荷重抜けの状態が、さらに荷重が抜け、下手をしたらリフト状態に。
そうなると外側のフロントタイヤに一気に荷重が乗りグリップが発生し、ステアリングを切っている方向よりさらに中に入ろうとする力が一気にかかり、スピンアウト状態になるのです。
なので、ギリギリの気合いのブレーキングではなく、車体の安定を繊細にイメージしながら豪快にブレーキングをするようになりたいです。
1ヘアピンのブレーキングで、路面のポイントを目印にしてブレーキングをする方を見かけます。
「S字最後の右の縁石手前から開始」「縁石を乗り上げて開始」etc
最初はそのような「目印」をポイントにするのは問題ありませんが、慣れてくればポイントを変えたいですね。臨機応変に使い分けをしたいです。
ウェットなどありコースコンディションが刻々変わります。タイヤの状態もエンジンのパワー感も、そしてブレーキの利きも変わってきます。そして他車と並走したり、後追いしたりの状況。そのような状態で毎度同じポイントでブレーキングをするのを無理があります。
理想的な立ち上がりを考えたブレーキングを常に心がけたいです。
つまり、減速ばかりに気をとられないようにして欲しいと言う事です。
【BMWPoleSitter編集部】
2009年2月11日 (水)
筑波サーキットのコース攻略9
筑波サーキットの走行攻略を展開しています。※2度開講した飯田塾やゲスト講師のプロドライバー、自動車評論家の皆さんに指南して頂いた多数のドラテクやコース攻略をポールシッター流にまとめてのお送りになります。全てが正解ではありません。文に表していない事柄もあります。これらをヒントに、ご自身で進んで勉強してイメージを作り上げてください。【BMWPoleSitter編集部】
1ヘアピンに向かって
ここでのブレーキングは、大まかに2種類。
1.減速。
2.フロントタイヤに荷重をかける。
減速は前回に説明しましたので、次の荷重をかけるブレーキング。
定常旋回中のブレーキングのお話で、ある力量を超えるとスピンアウト体制になると説明しました。踏力をおよそとして1~10表記で、6以上でそのような体制になりやすいのがわかります(路面の状態で変わります)
その6以下を利用して、フロントタイヤに荷重を乗せグリップを稼いで旋回につなげる走り方です。主に、1コーナー、1ヘアピン、2ヘアピンの旋回に用います。
1ヘアピンのラインは車によって違ってきますが、全ては立ち上がりの速度が高いラインとクリッピングポイントを探しましょう。
セオリーのアウトインアウト。
ここでは、このラインを使う方は少ないです。1人で走っているときや練習の為に試して走るのは構いませんが実用は厳しい面があります。V字ラインで直線的なラインで走る方が多いからです。S字からの侵入でアウトに振ってしまうと、たちまちイン側に車が滑り込んできます。
しかし間違いではないシーンもあります。
ワザと抜かさせる時です。立ち上がり重視の考えで走らせると抜かれても、自身のタイムにあまり影響しない走法です。スーパーGT300クラスでコーナーで、500クラスに抜かさせるシーンで多用している走法に近いです。
基本的なラインのお勧めとしては、やはりV字ラインです。
S字の最後の右縁石から直線的に、1ヘアピンに侵入。この時に減速ブレーキで向かい、徐々に応力を緩め6くらいからステアリングをクリップまで切り込んでいく要領です。
通常公道走行中心の皆さんのコーナーの走行イメージは、車の性能任せの遠心力走りになっています。
減速ブレーキを終わってステアリングを切るのは同じですが、旋回中は全く駆動も荷重もタイヤにかけずに「遠心力任せ」の状態でクリップまで旋回してアクセルを入れます。
つまり、サスペンションが伸びきったり沈み込んだり、タイヤのグリップが抜けやすい状態での旋回になり不安定で遠心力に大きく作用されてしまいます。積極的に曲げていくには、タイヤに荷重をかけていく運転技術になります。
さて、1ヘアピン。クリッピング付近で、ブレーキが残っている状態で、ステアリングの切り角が大きいのでリアのグリップ/荷重が抜け、微妙にスライドします。前のめりになり切り角以上に一気に向きが変わります。
電子制御付き車輌では、コツのいる走り方ですがトライしてみてほしいです。
電子制御なしの車には非常に有効な旋回法なので試してください。
【BMWPoleSitter編集部】
2009年2月12日 (木)
筑波サーキットのコース攻略10
筑波サーキットの走行攻略を展開しています。※2度開講した飯田塾やゲスト講師のプロドライバー、自動車評論家の皆さんに指南して頂いた多数のドラテクやコース攻略をポールシッター流にまとめてのお送りになります。全てが正解ではありません。文に表していない事柄もあります。これらをヒントに、ご自身で進んで勉強してイメージを作り上げてください。【BMWPoleSitter編集部】
1ヘアピンは、擂り鉢状になっています。機会があれば一度、足で歩いてコースを見てください。思ったよりもカントが付いているのに驚くかと。カントを利用すれば攻め方のヒントになるかと思います。
クリッピングポイントから、ブレーキペダルから足を移動させてアクセルペダルに移行します。
コンマ000秒を縮めるトライをされている方には、講師陣からの注意は、このアクセルの開け始め、開け方も繊細に心がけて注意して下さいと。繊細に大胆に。がポイントになります。
クリッピング付近にてブレーキからアクセルに移行するタイミングが、プロほど速く的確です。パーシャルポイント(アクセルもブレーキも入力しない)がほぼありません。
旋回後半、ミリ単位のアクセルワークでリアに微妙に駆動をかけて、リアタイヤに荷重をいれます。プロはそれを積極的に行い「アクセルで曲げる/向きを変える」走法にも使用したりします。フロントタイヤにかかった荷重。そしてリアタイヤに荷重が抜ける瞬間を利用しアクセルを開けてリアタイヤをスライドさせて車の向きを変えてしまう方法などのバリェーションがあります。
さて、私たちが旋回後半でラフに「カバッ」と開けてしまうと、例えば旋回に90、前に10の100%のタイヤのグリップ力がオーバーして旋回方向に100以上の入力でグリップオーバーになってしまいます。
本当に微妙なコンマ000秒の話ですが、前に向けるためにアクセル入力した力が、横に残ってしまい微妙に斜めになり、旋回が終了していても前に進む力に変わらないのです。
ブレーキは「ガツン」。アクセルは「じわり」は、基本として覚えましょう。
さて、1ヘアピンでもうひとつ問題なのがステアリング操作です。
左にステアリングを切ります。
その左に切ったステアリングを次のダンロップコーナーの侵入に向けて適切なラインに乗せる為に利用したいのです。
コンマ000秒のお話と同じですが、ステアリングを切るのは走行抵抗になります。
1ヘアピンを「ひとつのコーナー」と考えてしまうと、脱出ばかりに気をとられて、続く次のダンロップコーナーへのアプローチラインを外します。
つまり、ステアリングの修正の二度切りをしてしまうのです。コンマ000秒の遅れになってしまいます。
1ヘアピンで一度切ったステアリングを利用して、立ち上がり後にも活かし、そのままアウトまでラインとして繋げるのです。
コーナーはリズム。全てまるまる1周を円で繋ぐようにステアリング操作をイメージしてみてください。
【BMWPoleSitter編集部】
2009年2月13日 (金)
筑波サーキットのコース攻略11
筑波サーキットの走行攻略を展開しています。※2度開講した飯田塾やゲスト講師のプロドライバー、自動車評論家の皆さんに指南して頂いた多数のドラテクやコース攻略をポールシッター流にまとめてのお送りになります。全てが正解ではありません。文に表していない事柄もあります。これらをヒントに、ご自身で進んで勉強してイメージを作り上げてください。【BMWPoleSitter編集部】
1ヘアピンをクリアして、ダンロップコーナーに向かいます。
この時に、目線の注意ポイントは2つ。
1.脱出時にアウト側縁石とダートを凝視しない。
1ヘアピン立ち上がりで、脱出ラインのコース外側をついつい見てしまいます。
「車は目線の方向に向かう」これを忘れてはいけません。顔を上げる癖をつけましょう。
1.コーナーポストのフラッグをチェック。
立ち上がりに顔を上げて次の行く先に目線を向けます。その前に、ダンロップコーナー入り口にあるコーナーポストを見ます。そこでオフィシャルから出されているフラッグの確認ですね。
これは必ずチェックして下さい。
1ヘアピンを曲がる際に、左に切ったステアリングを上手に利用して、立ち上がり後も活かし、ダンロップコーナーに向けてアウト側に寄るようにしてください。一筆書きステアリング(造語)
さてダンロップコーナー。
右曲がりで、ほぼL字で直角に曲がるような印象のコーナーです。
ここの処理は、講師によってアドバイスは千差万別。それほどタイムに響くポイントのコーナーでもあります。
平均値の例えですが、2リッタークラスの軽量車輌だと、ブレーキングなしで全開で回れます。
3リッター超や大型車輌は、減速ブレーキではなく、曲がる為のブレーキを使い、フロントタイヤにグリップを増し向きを変えるテクニックを要します。
千差万別のアドバイスの講師も一様に侵入時の「ステアリングの切り遅れ」を指摘しています。
1コーナー同様に、コーナー全体が見渡せません。入り口は見えるのですが、クリップポイントは奥まで進まないと見られません。
なので、見えてから切り込む事になります。
話は変わりますが、愛車のステアリングの遊びを確認していますか?一度真っ直ぐの道で、左右にステアを切って車が反応するまでの「遊び」を体感してみて下さい。かなりの遊びに驚かれると思います。
その遊びの分が切り遅れになります。コンマ何秒のお話だと思われますが、その間にどのくらい車が前に進むかを考えて見てください。
車速が速い車ほど致命的になります。
立ち上がりで、狙ったラインから外れて怖い思いをするかもしれません。アクセルを開けるポイントが遅れるかもしれません。
その遊び分を予め、ストレートで切っておくのも有効です。また、切り始めるポイントの手前から切り始めるのもお勧めです。これは自分のリズムなのでイメージをして徐々にトライしてみて下さい。
【BMWPoleSitter編集部】
2009年2月17日 (火)
筑波サーキットのコース攻略12
筑波サーキットの走行攻略を展開しています。※2度開講した飯田塾やゲスト講師のプロドライバー、自動車評論家の皆さんに指南して頂いた多数のドラテクやコース攻略をポールシッター流にまとめてのお送りになります。全てが正解ではありません。文に表していない事柄もあります。これらをヒントに、ご自身で進んで勉強してイメージを作り上げてください。【BMWPoleSitter編集部】
ダンロップコーナーは、右曲がりで、ほぼL字で直角に曲がるような印象のコーナーです。
なので、ブラインドになり、コーナー全体が見れません。
ここは、基本どおりアウトインアウトのラインを推奨しています。
前回書いた、ステアリングの切り遅れはラインを逃がしてしまうので、全開で走ってチェックしたいですね。
ここではブレーキは、減速を意識したモノではなく、フロントタイヤに荷重をかけて向きを変えるキッカケのためにと意識したいです。
アクセル全開で走る軽量車も、キッカケとしてステアリングを切ったと同時にアクセルを少し抜いて、フロントに荷重を移動させて、フロントタイヤの切る方向に車を向ける為に貢献します。
2リッター以上の車では、ブレーキを利用します。
車のセッティングによって方法は変わると講師は指摘しています。
オーソドックスな方法としては、ブレーキを入れてフロントサスペンションが沈み込んだ後にステアリングを切る方法。すぐにブレーキは解除してアクセルを開け始めます。
もうひとつの方法は、ステアリングを切ってからブレーキを入れてフロントを沈めてタイヤに荷重をかけるやり方です。
しかし、スピンを誘発する行為なので、普通の街乗りで慣れた私達には結構ハードルが高かったりします。
車速が高くないと、上手く向きが変わらないので、徐々にトライしてください。
ここでのポイントにステアリングの「切り過ぎ」と「切らな過ぎ」が指摘されています。
講師によっては、ワザと早めに切り過ぎをして、アンダーを利用して回る方もいます。車速が高い講師陣は、ステアリングの切り過ぎによるタイヤ抵抗による失速を嫌い、少しの切り角とブレーキを利用して回られたりします。
これらは意図的ですが、私達は無意識に切り過ぎたり、切らな過ぎたりしていると指摘されています。
ダンロップを脱出したら、目の前の直線上にコーナーポストがあるので、フラッグのチェックを忘れないようにしてください。
【BMWPoleSitter編集部】
Posted at 2013/05/01 15:37:08 |
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古い日記シリーズ | 日記
2013年04月17日
5年ほど使用していなかったブログ。
よく見るとお金がかなり掛かっていたようで、リストラ閉鎖するのですが、当時の心情や「こんな事、思って書いてたんだー」「バカみたい(笑)」「間違ってるよー」「恥ずかしいー」と面白かったのと、自分にも残したいと思ったので、こちらにコピペで残します。問題ある固有名詞は伏字で修正しますが、そのまんまアップするので、稚拙な表現も多く、とっても恥ずかしいです(汗)
自分の為だけなので、「古い日記シリーズ」は読み飛ばしてください。
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2009年1月29日 (木)筑波サーキットのコース攻略1
サーキットの走り方で、軽量車輌やハイパワー車輌、駆動方式の違いによって走らせ方が変化します。
ご自身の、愛車の有効なパフォーマンスの出し方を掴むのもスキルの一つです。
初走行の方は「イメージ」をする。それを鮮明にしていければ、当日は思うよりも綺麗な感じで走れたりします。
イメージトレーニングは重要です。
今回から、筑波サーキット走行の走行攻略を展開してみます。※2回開催した飯田塾やプロドライバー、自動車評論家の皆さんに指南して頂いたドラテクやコース攻略の、ポールシッター流のまとめになります。全てが正解ではありません。文に表していない事柄もあります。これらをヒントに、ご自身で進んで勉強してイメージを作り上げてください。
■筑波サーキットコース図
最終コーナーから立ち上がり、メインストレートに。アウト側一杯に真っ直ぐ走ります。コントロールラインを通過して、ガソリンスタンド付近から程なく上り坂になります。1コーナーのアプローチはアウトインアウトでは無く、直角のミドルインアウトと変則になります。
これは、上り坂になるので1コーナーが見えずらく、距離が掴めないので、アウトから直線的に1コーナーを目指す所から来ています。上り坂なのでフルブレーキングをしても、リアの荷重が抜けすぎコントロールしやすい場所でもあります。
ここで間違うのが「ブレーキポイント」です。
ブレーキの「掛け初め」ばかり気にするのは間違いです。ブレーキングの基本理念は「どのポイントでブレーキをリリースするか」です。掛け初めではありません。
どのポイントで、フルブレーキをするのかばかり考えて走っていると、ブレーキングトータルでのスキルアップをスポイルしてしまいます。ブレーキで減速が完了するポイントを見据えると、どの位置からブレーキ開始になるか逆算する考えが身に付くと、いろんなコースで攻略が見えてきます。
ブレーキポイントを看板等、目安ポイントを見つけるのもお勧めしません。
たった一人の練習走行では速いですが、他者が一緒に走ると途端にタイムに影響が出てしまう練習をしている方が多く目に付きます。それは「タイム」ばかり気にして走るために、クリアラップやドライ路面に拘って偏った練習になってしまうからで非常に勿体無いです。
コーナー入り口で並走して、ラインがベストではなくとも、懐の広いスキルがあれば、タイムはさほど変わりません。ウェット路面は最高の練習環境で、それに見合った走行をすればトレーニングとしては言う事はありません。
さて、筑波の1コーナーは、ブレーキが余ってしまいやすいです。
・・・次回
【BMWPoleSitter編集部】
2009年1月30日 (金)筑波サーキットのコース攻略2
筑波サーキット走行の走行攻略を展開しています。※2回開催した飯田塾やプロドライバー、自動車評論家の皆さんに指南して頂いた多数のドラテクやコース攻略をポールシッター流にまとめてのお送りになります。全てが正解ではありません。文に表していない事柄もあります。これらをヒントに、ご自身で進んで勉強してイメージを作り上げてください。
筑波の1コーナーはブレーキが余りやすいです。
これは、坂上がりになっているために1コーナーが見えづらく、距離が測れずに手前からブレーキングを開始してしまい、コーナー侵入前に減速しすぎてしまう事を示します。
なので、ラインもイメージしづらく、坂上がった地点で1コーナーの全容が見えてからの対処になるのです。
上手になれる為の指南では、どの講師も回答は「回数をこなして慣れる」でした。
慣れる為のステップとしては
■肩の力を抜く
■息を絶対に止めない(歌ったり工夫)
■心拍数を必要以上に上げない(リラックス)
■見えない1コーナーを頭でイメージしてみる
の体調管理を務めるように工夫し、その体調で望むのが好ましいです。
車の操作としては
■初めは坂上がり手前でアクセルオフ
■ステアリングは真っ直ぐの時に減速開始
■上手くいかなくともステアリングを切りながらフロントに荷重を乗せるブレーキをクリッピングポイントまで行ってみる。
荷重と言うのは、車の各所に加わる重力になります。物理の法則で、車はタイヤの能力以上の性能は発揮しません。
しかし、荷重をステアリング、アクセルペダル、ブレーキペダルを操作することによって、意図的に発生させ、タイヤの能力の際限まで使うことが出来るのが、プロが使うドライバーテクニックです。
1コーナーで感じて欲しいのは、坂上がりに突入すると、身体や車を、路面に圧迫させるような、押し付けるような荷重が全体にかかる事です。
通過するたびに、その荷重の変化がどう変化するか感じてみてください。何処で発生してMAXの力と、それがどのように抜けていくのかも感じながら走ってください。
【BMWPoleSitter編集部】
2009年1月31日 (土)筑波サーキットのコース攻略3
筑波サーキット走行の走行攻略を展開しています。※2回開催した飯田塾やゲストのプロドライバー、自動車評論家の皆さんに指南して頂いた多数のドラテクやコース攻略をポールシッター流にまとめてのお送りになります。全てが正解ではありません。文に表していない事柄もあります。これらをヒントに、ご自身で進んで勉強してイメージを作り上げてください。
さて、1コーナーの統括です。
サーキット教則や雑誌、プロドライバーやゲスト講師等と、1コーナーを安全に速く走る為の攻略方法、つまり手段は多岐に渡りアドバイスが異なったりします。
手段、方法は違えど目的は同じです。
「安全に合理的に速く走る事」
無茶や無謀はいけません。根性で突っ込むのも時には必要ですが、合理的な裏づけが無い限りそれは無謀な行為になってしまいます。
テクニックを手に入れるのは「場数をこなす」「経験を積む」「向上心を強く持つ」の3つと言われます。つまり現場で走ると言う事です。その中に「合理的な裏づけ」を思考するのは、サーキット以外でも出来ます。日頃の生活のちょっとした時間に「思考」「イメージ」をすると現場で大きな力になったりしますので強くお勧めします。
1コーナーの走り方のポイントは、まさにイメージ。直接視野(顕在目視)と見えない部分は脳内で潜在視野でイメージしながらブラインドを走る事。
坂上がりで、アプローチから見えない(ブラインド)コーナーを、実際に目で見る情報と、脳内のイメージ情報を刷り合わせながら、見えない部分をつむいでいく。
それを毎周イメージしながら走り、脳内イメージと直接視野の誤差を埋めていく作業をすると言う事になります。
ラインはあまり重要ではないと講師の回答が多いです。クリッピングポイントを見つけることが重要だと。優しくないアドバイスで、レベルによっては異なる回答でした。
・・・次回
【BMWPoleSitter編集部】
2009年2月 1日 (日)筑波サーキットのコース攻略4
筑波サーキットの走行攻略を展開しています。※2回開催した飯田塾やゲストのプロドライバー、自動車評論家の皆さんに指南して頂いた多数のドラテクやコース攻略をポールシッター流にまとめてのお送りになります。全てが正解ではありません。文に表していない事柄もあります。これらをヒントに、ご自身で進んで勉強してイメージを作り上げてください。【BMWPoleSitter編集部】
ラインは重要ではない。
各講師のコメントで共通する矛盾した回答。ラインの重要性を説きながら、練習の為に周回するポイントとしての答えにならない答え。
■ラインを限定して走る練習をしてパターンを身体に覚えさせる。
■ラインを限定して走る練習をすると応用力を養えず、ラインを外れると走れなくなるのでラインではなくCPを目指して走る。ラインによりCPの位置が変わる。
ラインの目的は、より速くコーナーを抜ける事。コーナーの支点のクリッピングポイントを基準に作られる。クリッピングポイントは、速度と侵入ポイント、他車並走や路面状況etcにより移動する。
ラインで走る練習は肯定しながらも、技術の奥行きを広げる考えなのか、とりあえず反復なのかを指摘しています。
さて、1コーナー。
坂上がりで、ストレートを走りながらはコーナーが見渡せません。目視でクリップに付くイン側の縁石も見えません。
直接視野たる顕在視線。
脳内視野たる潜在視線。
この2つを使ってブラインドの1コーナーを走ります。特に使っていない直接見ない、頭の中で描くイメージでCPまでのラインをつくり走る。
最初は、頭のイメージのラインは当てずっぽうで構いません。
そのイメージラインの頂点、つまりクリッピングポイントの置き方です。
コーナー侵入ポイントから、コーナーの頂点を支点に、脱出ポイントまで円を描く。漫然と周回するのではなく、頭でイメージしたブラインドのコーナーを走りながら、イメージとリアルのすり合わせをしていく作業を繰り返していく。侵入ラインと速度によって、コーナーの最奥ポイントたるクリッピングポイントは移動します。ポイントを頭の中であたりをつけて走ってみる。そのくり返しを周回してみる事によって、ポイントの正解不正解、イメージとのズレを矯正して走っていくと、1コーナーのトライが楽しくなってきます。
1コーナーに向かうときは
「脳内でイメージした見えないクリッピングポイントを目指して走る」
ブラインドの1コーナーは、走行イメージとのすり合わせや修正を毎周トライしてみる。
ブレーキングに力まない。ブレーキングは、開始ポイントに気を入れすぎると直接視線が、手前の路面になってしまい奥行きのあるブラインドの1コーナーが、いつまで経っても難しいコーナーになってしまう。意識はブレーキ開始ポイントにしない。
1コーナー侵入時の意識することは、ブレーキングをリリースするポイント。クリッピングポイントを脳内でイメージしてトレースを試みる。
【BMWPoleSitter編集部】
2009年2月 3日 (火)筑波サーキットのコース攻略5
筑波サーキットの走行攻略を展開しています。※2度開催した飯田塾やゲスト講師のプロドライバー、自動車評論家の皆さんに指南して頂いた多数のドラテクやコース攻略をポールシッター流にまとめてのお送りになります。全てが正解ではありません。文に表していない事柄もあります。これらをヒントに、ご自身で進んで勉強してイメージを作り上げてください。【BMWPoleSitter編集部】
1コーナー統括の続きのお話です。
講師のアドバイスに「目線」の重要性を伝えています。
「目線の方に車は向かう」
と言う事だそうです。
最終コーナーを抜け、メインストレートのアウト側を走行し1コーナーに向かいます。
コントロールライン右側上部のコカコーラのボックスのメインポストに「目線」を移します。
「フラッグの確認」を必ず行い、後ろ側の車達の状況や前方の車達の状況に「目線」を移し瞬間にチェックします。
前方や後方の車達の状況とは、後方の車がコーナー前にてオーバーテイクしていくのをチェックしていれば、ベストラインにつけなくても焦ることなくクリッピングポイントを奥にとるイメージ作業と操作を事前に出来るのでコーナーワークの組み立てに活かせる。
失速させる事無く、タイムも0.1~0.8秒のロスで済ませるような走行ライン(旋回重視/突っ込み重視/立ち上がり重視)を判断し実行してみます。
また、前方に追いつきそうな車を発見できれば、安全にオーバーテイクする決断を事前に出来ます。
それには、前走車のドライバーに「抜く」事を意思疎通できればベストです。
どれだけ自分の車と速度差をドライバーに見せて、抜くことを意識してもらえるかの動作/技術になります。
1コーナーのアプローチは「目線」があちらこちらに移ります。「見てもらっているだろう」という思い込みはよくありません。
筑波の1コーナーは坂上がりです。なのでとくに目線は後ろにくれません。ですが、1コーナーや最終コーナーは直前にストレートがあり、安全にオーバーテイクできる場所でもある事を忘れてはいけません。
ストレート区間での追い抜きを基本に組み立てるとよいでしょう。
そうなると、1コーナー手前の区間で抜くのですが、前走車との加速性能差があり、追い抜きが1コーナーよりになってしまう場合もよくあります。
なので、1コーナー前のストレート区間で前走車を追い抜く場合は、まるまる1周を使って走りを組み立てたりします。
前走車のドライバーの「目線」にはいり、追い抜く意志を伝えるのも大きなスキルのひとつになります。
さて、コーナー攻略の目線。
・・・次回
【BMWPoleSitter編集部】
2009年2月 4日 (水)筑波サーキットのコース攻略6
筑波サーキットの走行攻略を展開しています。※2度開講した飯田塾やゲスト講師のプロドライバー、自動車評論家の皆さんに指南して頂いた多数のドラテクやコース攻略をポールシッター流にまとめてのお送りになります。全てが正解ではありません。文に表していない事柄もあります。これらをヒントに、ご自身で進んで勉強してイメージを作り上げてください。【BMWPoleSitter編集部】
1コーナーの目線のお話の続きです。
1コーナーに向かうまでに「目線」は忙しく動き、短時間で沢山の情報処理を行わなければいけません。
1コーナーに向けて集中しすぎて、メインポストのフラッグチェック漏れや、後続の追い抜き車輌の確認の怠りをしてしまってはいけません。
初めてだと一度に上手くはこなせません。
なので、初走行や初心者の方は、サイトの「Circuit走行初心に返ってのお話」を優先して実行してください。
回数をこなしていくと成果が出て「余裕時間」がもてるようになり、コース攻略の時間に充てる事が出来るようになります。
「目線の方向に車は進む」
「行きたい地点に目線を持って行く」
各講師のアドバイスでは、コーナーワークでの目線の重要性を説かれていました。
では、実際に各講師は、コーナーでの目線はどうしているのか?
後ろ見てる/地面見てる/次のコーナー見てる/縁石見てる/その都度/どうだったっけ?etc
リサーチしてみて総合は「全部見ている」に落ち着きました。
この全部見ているは、直接目線と脳内目線とあと新たに「感覚目線」と言うべき見方がありました。
直接目線とは、目で見た情報で、それを目で確認しながら行く先のポイントを脳内目線でイメージしてしっかり見ています。そして感覚目線と言うのは「今」の事です。
直接目線も脳内目線も「未来」の次の時間を見ています。感覚目線は現在の車の居所を見ていたのです。
たとえば片輪がダートに落ちかける状態を、未来目線をしながら感覚目線で「落ちるか等」をきちんと見ています。
人間のスキルの可能性や感覚は凄いですね。
感覚目線は場数/キャリアの賜物。それが足りないと未来目線を停止して現在目線でチェックしてしまい「片輪落ちそうかな?」「コーナーのコースが足りない。アウトに寄ってしまう!」等、目線をうつしてしまい「車がそちらの方向」に向かう手助けを悪い形で実行してしまいます。
そのような状態を講師は「目線が近い」とチェックされます。
感覚目線とは、例えば自宅。真っ暗な部屋のスイッチを、物にぶつからず感覚で簡単に探せたりします。これは場数/キャリアがあるので簡単にクリアできますよね。
1コーナーの目線のひとつの1例としてのアドバイス。
坂上がりまでに、目で確認した全ての情報処理は終わらせる。
見えないクリッピングポイントを当たりをつけて睨む。
坂上がるとクリップが見えてきます。見えた時点で重力に耐えながら顔を上げていく。目線をクリップと次のコーナーを交互に移す。クリップを通過すると目線は近くなるので頑張って次の行き先に向けて顔を上げる。
1例です。
目線は難しいです。行く通りもやり方や訓練方法があり、目的も違ってきます。何よりプロドライバーの企業秘密にするべきポイントもあるので、詳しい解説にならないシーンも見受けられました。
集約すると「目線は常に先を見る」「近くを見過ぎない」
アクシデントに見舞われた時。例えばリアがテールアウトするようなシーン。
こんな時こそ「頑張って」目線を遠くして本来行くべき次のコーナーへと「睨む」。
慌ててしまい、車が向かいそうになる、壁やクラッシュパッドばかりに目線を移してしまうと・・・。実際に先人の方達の体験談に出てくるお話です。
目線を遠くに。行きたい所に目線を持っていく。
運転席に、見える場所に紙で「目線を遠く」と書いて貼り付けておくのは、かなり有効な手段です。
【BMWPoleSitter編集部】
Posted at 2013/04/17 16:59:00 |
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古い日記シリーズ | 日記
2013年04月16日
5年ほど使用していなかったブログ。
よく見るとお金がかなり掛かっていたようで、リストラ閉鎖するのですが、当時の心情や「こんな事、思って書いてたんだー」「バカみたい(笑)」と面白かったのと、自分にも残したいと思ったので、こちらにコピペで残します。個人名は修正しますが、そのまんまアップするので、稚拙な表現も多く、とっても恥ずかしいです(汗)
自分の為だけなので、「古い日記シリーズ」は読み飛ばしてください。
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2005/08/30 BMW雑誌の行方
先日、BMW専門誌のアウトファーラー誌のヤッシー編集長さん事、***編集長とニューズ出版のガングロ兄さん事***さんに、Familie!のプログラムの事で打ち合わせをしました。
私は常々「BMW誌」は、つまらない、面白くないと思ってきましたが、やっぱり各出版社の諸事情により、読者不在の営業におもねる紙面つくりは仕方ない状況だと思います。でも内容は工夫すれば、限られた環境でも面白く出来るはず・・・そこには「努力」が大きな鍵だと思いました。
アウトファーラーのVol2の出来は秀逸でした。しかし、クオリティの継続で言うと雑誌は難しいのかとも思います。
でも、このアウトファーラー誌の両氏は、確実に「売れる雑誌=面白い雑誌」を作るのに燃えています。
いろんな読者の意見を聞きたいと言う真摯な態度には、感激しました。
今度、意見交換会を開いて、少しでもご協力したいと思っています(^0^)
また、その時に呼びかけをするので、ご協力宜しくお願いいたします(^0^)
貴方のBMW雑誌で見たい記事、内容、面白い企画って何ですか?(^-^)
「本当の事」「本物の事」「知りたい事」とよく私は言いますが、REVスピード誌10月号の「ブレーキング特集」は、この3つが揃っています。是非、お買い求め下さい(^0^)
知りたい事が、これでもか!っと本当の事を本物のプロレーサー達が語っています。面白くない訳がない!!!!!(^0^)
ここの出版社は・・・おおおっと!***さんところのニューズ出版だぁ(笑)
さて、BMW雑誌・・・レブスピードの読者ターゲットはわかっているので、3つのポイントをつけますが、BMWの読者は「何をおもしろし」としているのか、作り手側はサッパリ判らないと想像します。
しかし、作り手が「面白い」「楽しい」と感じて作る紙面は、伝わります。3つのポイントは本物のの証です。本物は説得力があります。本物は興味のない方が見ても魅かれる魅力があります。
BMW雑誌を購入する方達を考えて見ます。下記は根拠の無い数字を入れてみます(笑)
趣味で集めている方は・・・1%。BMWを乗り続いている方は・・・18%。BMWをゲタ代わりにしている方・・・1%。他社や国産からのステップアップの方・・・80%。
継続して購入する方達をみると、趣味で集めている方は・・・1%。BMWを乗り続いている方は・・・80%。BMWをゲタ代わりにしている方・・・1%。他社や国産からのステップアップの方・・・18%。と、勝手に憶測します(笑)
つまり、継続購買層の一番手は、BMW好きの方となります。彼らはどんな琴線に触れると購買に変わるのかを考えます。単純に上記の本物の事という答えがでます。
どんな「内容」か?
BMW好きは「走り好き」です。見栄好きの方や所有欲で買われた方、口だけの方、ドレスアップの方、いろいろいらっしゃいますが「走り好き」は間違いないです。
自分が成長しないとカーライフも趣味もつまらないです。
公道とサーキットがありますが、時代はクローズコースに動いています。ガス代があがり、走る場所が無いのに馬力や性能が上がる・・・。
レブスピード版とはいいませんが、とても真理をついている企画は「ドラテク」です。車種別の走り方や、日常の法定内速度の練習法も、いろいろ考えられます。
もうひとつは「隣のBMWはどんなの?」企画・・・っと書いたところで続きはまたいつか(^0^)
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2005/09/01 アウトファーラーVol3発売中
アウトファーラーVol3が、昨日発売されています(^-^)
Vol2が素晴らしかったので、苦戦するかと思いましたが「題材の取り上げ」は、なんとも言えませんが、それに対する内容や編集はよく勉強されていて素晴らしいと思います(^-^)
掲示板でも書きましたが、アフターパーツ紹介はどこでもやっている話なので、切り口を変えないといけないかとも思いました。
ノーマル車輌のパーツの「何故」を解明していけば、アフターパーツの「何故」が見えてくるのではないですか?本当に走りに傾倒しているとトータルでベストのセッティングは「ノーマル車輌」です。
何故その境地になるのかの解明はどの雑誌も行っていません。コスト、乗り心地、車のやれ具合等、目先ではなく大きなスタンスで見てみるとメリット、デメリットも見えてきます。
他誌がよくやるバイヤーズガイドも嘘っぱちです。
そんな選び方で幸せになれません(^-^)
1日だけ乗るのでは無く、ずーっと乗るのですよ?
人間は感情の動物で物欲の動物です。
初めにコストパフォーマンスを考えて「妥協」して買っても当初は満足していても・・・回りの車や人に刺激され無い方は少ないです・・・そしてマフラーやらパワーアップやら欲しくなり内装もクラスアップしたくなり・・・結局かなりの費用をつぎ込んでいて(笑)
MT換装まで考えたりします(私)
愛着とか自分をごまかすより、そんなベース車輌よりも初めから本当に欲しかった車輌を狙えば苦労しません(--:
車選びの幸せになれる人間の本質の話は・・・またいつか(^0^)
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2005/11/30 アウトファーラー誌Vol4発売
11/30発売です。
Vol3では、若干クオリティが下がっていたのですが、今号はテンション上げてきましたね!!
BMWと言うタイトルが付いていないのを心配していたのですが、あのような付け方をするとは本当に頭がいいですね~(^-^)
表紙のM3が最高です!普通はお上(笑)におべんちゃらや雑誌の公平性とか訳分からん考えで、フルノーマルの車が表紙を飾るのですが・・・いい!!
こうでなくっちゃ!!表紙を見ただけで差別化と言うか自分の立ち居地を表しています!!!
このような専門誌を購読する大きなターゲットは普通のBMWにただ乗っている方と言う認識は捨てなければいけません!
彼らのパーセンテージは大きくても再購読サイクルはゼロに近いです。
新規ばっかり追いかけるから新型や新しい車のパーツしか取り扱わなくなって、いつも同じ記事や内容でつまらなくなって来ています。
そして編集者の人間性と言うか取材姿勢です。
自分の足で稼いだ情報や人間関係のつながりを大切にするのか。逆に、その立場を利用して「痛み」も無く当たり前のように情報要求する姿勢は人間として疑問が残ります。
自分自身にも言えることですが決しておごらず常に人に対して気遣える人間でありたいと思っています。アウトファーラーVol4は「買い」ですよ(^0^)
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2006/04/21 BMWmag誌
発売されています。
巻頭の特集やエンジン考(書き手がいいですね!!)は、見れるレベル(勿論国産自専門動車雑誌には遠く及びません)になってきたので評価しています(俺は誰?・笑)
レベルが、少しでも上がれば上がるほど、きらびやかになればなるほど「大きなギャップ」を私は感じます。
BMW素人で、しかも、もぐりな私でも「本物」と一緒に活動したり、メカニカルな現場で体験していると、本当の事を知る機会が多くなります。
それを知らなかった時代の私は、紙面を見て、ころっと乗せられたと思います。
そんな目で、紙面を見ていると本当に「大きなギャップ」を感じます。
いい物はいい!ダメなものはダメ!
商業主義に走らずに「本当の事」「本物の事」「知りたい事」は、目先の営業利益は損なうかもしれませんが、長い目で見るとキチンとした「文化」として認識される日がくると思います。
日本のBMW文化を担う者としても、紙面を通して頑張って欲しいと思います。
昔、風呂屋亭でも雑誌を作ろうとした動きがありますが、未だにあきらめていません(笑)
辛口のコメントですが、BMWの数少ない専門誌としてよい方向に行って欲しいと思っています。
頑張れ!BMWmag誌!
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2006/06/24 ONLYBMW誌
さて・・・どうしましょう?(笑)
突然ですが、交通タイム社のBMW専門誌「オンリーBMW誌」の編集さんから「来月号のページ担当しませんか?」と執筆のお誘いがありました。
近所のマックで打ち合わせしたのですが(笑)いろいろお話を聞いてBMW好きで他の「書ける」方も何人かも推薦しました。
内容が「いろんな事」なので・・・お互い手探り状態なので、とりあえず3日で4本の原稿をあげました。
どれが採用されるか、リライトバリバリで原文がなくなるかもしれませんが、どれか採用されたようです(^-^;
どれが採用されたかは、怖くて聞きませんでしたが(笑)また、どんな扱いになるか全く聞いていないので、発売日が楽しみです(笑)
あの方やこの方も書いているかも楽しみです(^-^)v
勿論、お金払って買います(^-^ゝ
先日の「飯田章選手のスクール」も掲載されます。こちらもリポートを提出しました。
教育のサラリーマン「マニュアル本」を作っている方で「Blog参考にさせてください」とメールがきました。
現在、あちらこちらで出版されていたり、書かれている記述等は、みーんな、著作の方のオリジナルは存在していません。
先人の方達のアイデアや体験、周りからのヒントで、言い回しが変っているだけで、書いてあること言っていることは受け売りです。
情報と水はただで取り放題なのに、マナーとして、一言いただけるのはうれしいですね(^-^)
全く問題なく活用してください(^-^v
出来上がったら、題名教えてください。書店に買いに行きます~(^-^ゝ
ネットの匿名性の関係でマナー低下が言われていますが、一言挨拶いただけるのはうれしいですね。
かく言う私は、時々「挨拶」を忘れるので恥ずかしい限りですが・・・。
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2006/07/28 車好きはいなくなる?
車好きって、若い世代が少なくなって来ています。
車好きは、圧倒的に男性でした。
私は、今年43歳ですが、中学生の頃は、クラスメートや学校中の男子は、単車か車の運転に憧れたりしていました。免許も無いのに、車の名前や性能を知っていたりしていました。
動機は単純
「格好いいから」「男らしいから」「もてるから」
憧れですよね。
機械を動かす魅力は、誰もが憧れていましたが、今の中学生、高校生や若い世代は、車に憧れが無いのです。
我々の世代は「スーパーカーブーム」があり、どっぷり浸かっていた世代でした。
数々のスーパーカーに憧れました。
男の子は=「車」「単車」と言う図式が当然のようにありましたが・・・
今の30代~中学生、小学生と「車好き」は激減しています。
たくさんの娯楽やファッションやゲーム等の要素が彼らの身の回りに小さい時からあり、当然、魅力的な車を作ってこない日本のメーカーにも問題がありますが、環境自体も、車の趣味性をなくしています。
交通機関、荷物と人を運ぶ道具としての「本質」に戻っただけなのですが、車好きの世代にすると何だか寂しい気もします。
車は、「白物家電」化しているとの話を聞きますと、自動車評論家の皆さんのあり方を酷評していましたが、家電評論家としては、正常進化なのだと思いました。
外車の自動車雑誌は、オール外車雑誌では無く車種に特化した形態になるのが得策なのかとも思いました。
そして「車好きの世代」が歳をとると、それを追っかけて特集を組むのもありだとも思います。
ですから「新型新型」と追っかけずに、彼らが好んでこだわっている車種の特集が、車好き自動車雑誌が生き残るひとつのヒントかとも思います。
金魚の飼育好きな男性とF1好きの男性では、若い女性から見たら圧倒的に「F1好き」は気持ち悪いんだそうで・・・そりゃ車好きは減るなぁ・・・と納得しました(笑)
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2006/09/16 酷評のマークX
トヨタの売れてるセダンの「マークX・エックス」が自動車評論家から酷評されています。
勿論、ちょうちん評論家さんは「大絶賛」ですが(ちょうちん評論家さんとは、ある人の手先となってその人をほめてまわること。また、その人)自動車評論家の半数・・・9割が提灯評論家さんを兼任しているので、とてもおかしな話ですが(笑)自動車好きから評判がよくありません。
評論を読んで感じることは、志が低俗と言う事でした。そしてそのオーナーは「車を理解していない」となります。
そんな車は日本中にたくさん出回っているのに何故マークXだけ標的される?
答えは簡単です。
自動車製品として、とても優れているからです。
BMW、メルセデスにテイストが全てにおいて同じで、ドイツ製品の匂いが似ていて・・・しかも信頼のトヨタ!
無個性のクラウンより「車好きに見える」とお父さんは買っているそうです。
優れているというのは「売れている」「目立つ」と言う事です。
提灯評論家、本物の評論家の方達は、現時点で「車好きが減っている」現象に危機感を感じています。
自動車は白物家電と同じ対象になっているからです。
男の子が車にときめかなくなりました。
日本の自動車文化が大きく変ろうとしているのを感じているのでしょう。
危機感と言うのは飯の種である領域空間が狭くなるという事で、提灯評論家さんは大打撃です。
マークXは素晴らしい、マーケティングの上になりたったデザインで本質は「本物をトレースする」です。本物では無いと言う事です。マフラーも見たデザインはニセモノで奥に小さな筒マフラーが隠れていたりします。
でも、売れていますし受けがいいです。しかも乗ると「いいじゃん」と誰も納得する素晴らしい自動車製品です。
大衆が車に対する価値観や感覚が本質を見ずに麻痺している様をみて、危機感を持ってその象徴たるマークXを酷評しているのだと思います。
しかし・・・そんなおせっかいをしなくても、提灯評論家の話は誰もまともに聞きませんから(笑)
それと自動車メーカーも「車好き」や「夢を持って車を作る」「走りを楽しむ」より「売れる手段」が先行しているので、仕方の無い話です。
F1をやるよりも、コンパクトで走りの楽しめるFRを作る開発費に回した方が、日本の車好き文化の為になるのですが。
Posted at 2013/04/16 12:52:49 |
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