風呂屋(268)のブログ一覧

スーパーGTレースが現在、富士スピードウェイにて行われています。

2名以上のドライバーが交代して走るレースですが、純粋なスプリントレースとは趣が違うので、なんだか耐久レースのように見えてしまいます。耐久レースの定義は勉強不足で知らないのですが・・・。

インタークラブレース組織にて、8年前から、ポールシッターと耐久レースでお世話になっています。

このInteClubのバックアップは素晴らしく、オフィシャルやレギュレーション、運営まで、スタッフが全日本格式は勿論、F1等の国際格式のレースに携わっているメンバーを中心に構成されているのです。

草レースじゃん。

馬鹿にされる方はいらっしゃいますが、内容のレベルはJAF/FIAと同等と感じています。私はワンメイク主催として、コントロールタワーにて運営を一緒に見させていただくのですが、確認の早さ、指示の的確さ、コントロールの凄さにいつも驚かされます。例えば、アゴ紐のゆるみまで瞬時に見抜かれるくらい、1台1台、現在何をやっているのか確実に把握しているくらいです。

スーパー耐久レースに参加する機会を、2006年に得ました。十勝24時間レースで、これは準国際格式となり、国際C級以上のライセンスを必要とするレベルの高いものでした。

ドライバーとして、ドラミやレースや全てを体験しましたが、インタークラブのレースと何ら変わりない事に、改めて驚かされたのを覚えています。

ただ、大きな違いは、JAF/FIAの公認レースや、スーパーGTは「勝たなければいけない」です。それは、職業として生業をしているからで、リザルトによって活動や生活が大きく変わります。

表彰台に立つ為、当日の作戦指揮やレース内容は、大きく変わりません。

なので、草レースもハマルと盛り上がるのだと思います。本気で遊ぶ。これ重要ですね。

シルバーウィークに行われる、1時間耐久カート大会も、そんな格式と同じように、高い意識と気持から望むと、たかがレンタルカートが、スーパーGTレース並みの緊迫感と緊張感と充実感味わえると思います。何事もそうですが、意識の高さによって、こちらに返って来る充実感は変わりますよね。

なので、7チームの方々、気合入れて遊びましょうね。

このカテゴリーでは「公道でも法定内で安全に徹して走るだけで、車の運転スキルが向上し、サーキットタイムが向上し、何より法定速度でも車の運転がワクワクと楽しくなるプログラム」を展開中です。

2年前より、町乗り車を、パジェロミニのFRの5MTにて課題に取り組んでいますが、既に成果としてE36-318isで、累計1.8秒のタイムアップを実績として残しています。そして、まだまだ伸び幅があると実感しています。

移動運転スキルベースの我流運転をゼロにして、本当の車の運転技術にスイッチするのですが

■法定速度で安全運転を率先垂範し、譲り合いを積極的に敢行する。
■身体センサーの訓練。
■視線の訓練。
■スムーズなドライビング訓練。
■走りを常に広い範囲で思考し試す。

上記の5つを同時に公道に持ち込み、交通法規を遵守して安全運転に励むだけです。

前回に書いた「人を思いやる」と言う価値観は精神の修行にも役立ちますし、基本中の基本です。

さて、MTでの公道安全プログラム訓練は、既にシステムとして形になっていますが、ATの車に乗らないのでイメージでしか把握できませんでした。

夏に3日間、1200kmの行程をATで走る機会を得ました。

難しいと思っていたのはアクセルワークの訓練。ATの場合、殆どの方が、小さく踏む、大きく踏み込むの2段階の操作をされていると思います。

それを例えば10段階。つまり、80キロに至るアクセルの踏み位置を10として停止状態から、10段階に別れると意識してアクセルを丁寧に踏みコントロールをするのです。

ひとつ、面白いと思ったアクセルワーク訓練は、信号待ちなどで、先頭に立ったとき。または高速で合流のとき等。

例えば、法定速度、最高60㌔等の看板がある道路。

60㌔に達すると思われる位置にアクセルを踏み止めてみます。踏み戻し、踏み込みはアウトです。思った位置と、速度がぴったりと合って走れればOKです。MTなど、日頃からアクセルワークの練習をしている方やプロドライバーなら少し、そのATに乗れば容易に出来ると思います。
※ダッシュ時に踏み込んで、少し戻してピタリとその位置に止めるのはOK
運転歴ん10年の方でもアクセルワークは簡単にできない事に、車の奥深さを知るきっかけになればと。

30キロでも40キロでも、ピタリと停められる(余計な燃料をシリンダーに送らない)アクセルワークの練習を是非取り入れてみてください。

安全に行うためにも、上記の5つを敢行し、他の車輌や道路環境など、予測感知が出来ないとギクシャクしますので、いろんな能力を安全に移動するために公道走行に持ち込みましょう。

今年で10周年のミチノクオフミ。

その参加の締め切りが迫ってきました。お忘れの方は、急いでエントリー表明してください。

物事を継続するのは難しいです。

惰性で出来るほど簡単なものではありません。とくにこのようなイベントとなると、たくさんの方の御尽力と応援が必要不可欠です。

サービスが当たり前の世の中になってきて、勘違いされるシーンも多く目に付きますが、自分達の遊び場は、やはり自分達で守って築いていく意識が必要だと感じます。

とくに、このような車の集まりは、参加の皆さんの意識一つで大きく変わります。

とまぁ、そんな堅い話は置いておいて。ミチノクオフミの成功をお祈りしています。

参加の皆さんはぜひ楽しんできてください。

写真は、2回目かな？ひげさんとみーさんですが・・・二人とも若いなぁ(笑)