風呂屋(268)のブログ一覧

間違いだらけのレーシングテクニック　7

ここの章が問題の本質になります。

何の？

図1)


日本人の99％以上が行っている「移動運転」「我流移動運転」と「レーシングテクニック運転」の違いについてです。サーキット走行会や草レースに出ていようが、この章を読まれている、ほとんどの方達は「教習所で習った我流運転」の域を出られません。

「レーテク運転」に移行するには大きな壁があるようです。

これの解明は20年掛けて(笑)分かりましたが壁を超えるのは単純で簡単でした。が、単純で簡単な事ほど人間は継続できない真理があります。

「意義」と「意識」問題でクリアできるのですが・・・。気分次第で運転好きな方達には縁のない話。

■車を操る楽しみ。サーキットに行かなくとも「スポーツドライブの楽しみ」「レーシングテクニック運転技術」を公道で交通法規を順守して安心安全に手に入れる本質を追いかけたいと思います■

棒大御所レーシングドライバー氏に私が指摘された言葉「貴方のブレーキングは全て大間違いですよ」です(笑)

床をけ飛ばす気合のブレーキとか、我慢の根性ブレーキとかいりませんから。と。

間違いとは、全ての素人ドライバーの性根(笑)の問題らしく、しかも矯正も無理なので本腰入れて技術を教えても無駄だそうです。無駄と言うのは素人ドライバーらは所詮、仕事でもない「趣味遊びの世界」なので、それなりの指導が喜ばれるので深く指導は無意味と。

その性根の問題とは、我々素人ドライバーの「意識」の問題です。公道を安全に移動する教習所運転の「意識」から脱却できない。なのでいくらサーキットや草レースを走っていても「教習所運転技術」が無意識に根底にあり「レーシングテクニック運転」に移行するには精神的な改革、強い問題意識がないと無理。

シュミの遊びの世界ですからね～。勉強や苦労するより、適当に気持ちよく楽に走りたいですよね。

例として、30歳位のサーキット走行経験者の猛者の人が、18歳から車の運転をするとして「移動運転技術」を要する公道での走行時間は【11年間(1日1時間として)/4015時間】くらいに対して「レーテク運転」を要するサーキット走行は多くても【3日間/72時間】くらいなもんです。11年間と3日間の大きな違い。仕事として職業としてレーシングドライバーを目指すなら「精神の改革」「強い問題意識」で変化していかれるでしょうが、趣味、遊びの世界では・・・ね。日常の車の運転で、いちいちタイヤや車の変化をイメージして努力して走るなんて面倒くさいと言うか続きませんて。

冒頭の(図1)、公道て交差点やコーナーを、このように無意識に走っていますよね。

教習所運転の一般ドライバーは、これで全く問題ありません。

レーテク運転では「タイヤの性能を発揮させる」を基にしてタイヤにトランクションを与える事をイメージして操作をします。

両方の技術の本質は違えども「安全運転」は同じです。



※FRの話でFFは関知しておりません。