私はネットでの画像やレポートを検索して、施工の参考にしているので、少しでもお返しにと微力ながらアップを心掛けています。今回の、お風呂場の壁の腰上と天井の檜張り、壁腰下のパネル施工、床材の施工、シャワー水栓交換のDIY詳細の紹介です。
順番としては
■初日
1 檜に防水加工施工
さて、主役の檜の羽目板。ネットで探して「B級品2メートル×10センチ」を40本9.000円で入手。巾木も檜で、荒一等の加工なし2メートル×20×45ミリ、30本で3.000円。
B級品でもほぼA級の品物の欠陥なので、1割ほど「カット用」にするしかない不良品以外は、とてもB級品とは呼べないきれいなモノばかりです。
全部で50本ほど入用になり、防水加工もしました。
防水はいろいろ調べた結果「ハッスル・撥水君」に決定。レッドシッター2メートル×150×20も2本塗りましたが、まーーったく乾かないので夏日の天火干しで3日間でようやく、表面がサラサラになりました。
■2日目(風呂入れません・笑)
1 床タイルにコンクリを流す施工
昭和ロマン風(笑)のタイルを「衝撃吸収重視型発泡複層ビニル床シート」に張り替えます。品物は東リの「バスナフローレ 浴室床材 3.5mm厚」を採用。1.8メートル10センチ1200円なので、1メートル分で12.000円で購入。(これやろうとして4年前に買って放置してました・笑)一緒に、バスナ施工セットを9.800円でゲット。これは絶対買ってください。
↑実は、この日の為にこれを買っていたのでした。サラサラのタイルに傷をつけて、コンクリをなじみやすくしようと掛けてみましたが・・・やらなくていいです(つるつるのまま・笑)
逆に、このサンダーがないならコンクリ作業は難しい・・・というか時間かかるので購入かレンタルしてください。乾いたコンクリ表面をこれで削ってフラットにします(これがのちのち大事件に・笑)
コンクリ(1キロ)を2液混ぜますが、慣れないなら半分ずつくらいにしないと、時間かけると硬化してしまい使い物になりませんので注意。コテを300円くらいで買って左官作業の開始です。
↑夏場3時間でこれくらい乾きましたが、1日置いた方がベストです。
この時間を巾木を取り付ける作業にします(床に壁の粉や足場の足跡が付くのでカバーを用意)
2 腰上に羽目板の巾木を貼り付ける施工
これは以前にやり方を紹介しているので割愛させて頂きます。ただ、寸法を測り間違えると悲劇なので注意(笑)
↑これは貼ってしまってる後期の写真ですが、赤丸の所が寸法ミスです。
片面を隅から隅まで貼って、横面がその上からかぶせて隙間を見えなくする戦法なのですが、赤丸が長すぎ。隅までいっちゃってるので取り外してカットしました。
↑赤丸のところは、上端の窓は開けっぱなしが多く、雨風がくるので檜をはらずにこのままにすることにしました。
さー、最後の仕上げは、床のコンクリをフラットに削る作業ですが、サンダーは超便利。気持ちよく床の作業ができます。買っててよかったー♪
・・・しかーし、これをやる時には、扉や窓を全部締めて密閉する。モノを片付けて置きっぱなしにしない、特に特殊電動工具類は非難する。そしてマスクは3倍で防塵眼鏡着用、洋服はカッパがベスト。外で砂塵を落としますが、その通路に新聞などをひいて道を作る事。1日締め切りして置かないと作業は出来ません。
上記の注意事項を怠ると悲劇しかありません。(悲劇りました・笑)
やられる方は、頑張ってください。
■3日目(風呂入れません2・笑)
1 衝撃吸収重視型発泡複層ビニル床シートを施工
お高い品物なので、大きな面積のいつも使う場所以外は、端材のつぎはぎにしたので、1.8メートルの1メートルで足りました。
カットはハサミで出来ます。取説には大きめにカットと書いていますが、端々をコーキングするので結局カットは+3ミリはそれに必要になるので、原寸でカットしました。
接着剤は2液混合なのですが「ようタメ、シンナーに気をつけて壁塗んな」状態になるので換気をしてください。またこれも半分ずつ作った方がベストです。
排水溝は、写真のように切れ目を入れないとうまくいかないのでご参考に。
2 壁腰下にバスパネル不燃化粧板を施工
3 水道止水施工、シャワー水栓交換
同時進行でやります。
パネルはアイカ製のバスパネルですが、ネットでは買わずに近所のスーパービバで買いました。取り寄せですが何割か引いてくれるので助かりました。2枚で3万3000円。なぜネットではなくここで買ったかと言うと「カット」です。8尺(2メートル40)3尺の品物を素人がカットできません。
ここで買えば、カットを100円で受けてくれるので、自分で採寸してカットして貰いました。
蛇口とシャワー水栓は実は2つあり、蛇口を止水するために苦労しましたが、なんと壁の奥にネジ穴があったのでネジ止め止水でOKで表面にはでませんでした(ラッキー笑)↓
見えません↓
昭和のシャワー水栓を

平成のシャワー水栓に交換します↓パなると交換の完成(これはカインズホームで15.000円)
水道交換で不思議だったのが「ベストの位置で留めたらネジが締めきれずに水漏れするのでわ?」でした。
行ってみてわかったのですが、シールテープが重要な役目をしているのと、何より現代の切削精度が飛躍的に向上している事でした。なのでネジを締め切らなくともある程度入っていれば、水漏れはしません。逆を言うとシールテープの不具合、ネジ締めの少なさで水漏れはします。
あとは、古い水道管なので外す時も締める時も無理な力を入れたら、水道管自体が折れて破壊やネジ穴が壊れるなんて事もあるので慎重に行いたいですね。
止水して古いシャワー水栓を外します。
パネルを合わせて穴の位置合わせをします。自分は失敗してしまいましたが、まず3~6ミリ程度で一度真ん中に仮穴を開けて、今一度合わせてそこからベストな穴を開けるのが吉です。私はそのまま穴を開けたので合わせたら少し穴がずれて見えてしまいました(TT)
■4日目(風呂使用OK・笑)
1 檜羽目板取付施工
2 浴室灯交換
■5日目
1 不燃化粧板の残りを施工
材料費81.800円
★残った作業
窓上端、入り口上端、末端の檜貼り施工
シャワー立て、目隠しレッドシッター施工、レッドシッター物入れ細工、操作盤の木工細工
つづく