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風呂屋(268)のブログ一覧

2014年10月26日 イイね!

日常運転でドライビングテクニックを上達させる 【評論家のスキル編】

【公道の日常運転で交通法規遵守や譲り合い、安全運転の精度を上げる公道練習を積めば、サーキットタイムが上がり、運転がドンドン上手くなり、車の運転がもっと好きになり、自動車評論家のスキルも手に入る】

と言う、とんでもない公道練習をぶち上げています。車の運転は日常で、その日常に「遊び」と「安全」と「成長」が繋がれば、非日常の刺激的な時間になれればと思います。何か少しでもヒントとなり、貴方のオリジナルな楽しみを見つけてほしいと願って。



1 自動車評論家のスキルって?

漠然とした質問ですが、何があるんでしょうね。まずは、彼らの仕事の本質としては「雑誌(媒体)からのオファーで雑誌(媒体)のスポンサーの商品を売れるような宣伝をする事」があります。目的は同じなのですが、消費者に説得する手段(作文)に説得力が「ある」「ない」に技量が別れるかと思われます。

それらの方法やアプローチが違う評論家さんは多数いらっしゃるので、ここでは「走る車の評論家」をメインとします。

国家試験や資格がある訳でもないので、見えにくいところが多いですが、雑誌等で見かける評論は、公式資料、メーカーの意見、丸写しから、ポエム(これが本当に多い)と妄想・・・本質を見抜けておられている本物の評論家さんはなかなかいらっしゃいません。(個人的な主観です)

推測するにスキルとしては、大まかに2つ。机と現場ですね。

1つは、資料と話だけ聞き見してまるで試乗したかのような説得力のある作文を机の上で作られる力。洞察と分析力からの表現力つまり妄想させる力。

2つは、その洞察と分析を体をセンサーとして拾う技術。簡単に言うと現場での試乗なんですけどね(笑)説得力がより大きくなります。

ただ、普通のライトな評論家さんは抽象的な「オンザレールのようなステアリング」とか「走りが気持ちいい」とか「なんやねんそれ?」と突っ込みが入るのは「ご本人も試乗しても何かよくわかってない」状態なのでお茶を濁す時によく使われるフレーズ。

車の限界をコントロールできるスキルがある本物の評論家さんは、ここが違います。過去現在とレース活動をしている方はベストです。

さらに突き抜けている評論家さんは「勉強」を怠りません。より物理の法則を軸に機械を洞察分析しますから最強です。組み立てや素材から車を批評できます。

そうそうメーカーから出る資料は、みなさんが思うより高度で膨大です。しかし、人によって出る出ないはあります。メーカーも人を見ます(笑)



2 評論するって?

評論は私達にもできます。思ったこと、感じたことが評論になります。それが本質を見抜いたモノかどうかは別ですが、個人が現時点思う事は全て正解ですから。・・・しかし人間は日々成長変化したりします。

例えば「水の批評」冷たい水、ぬるい水、好き嫌い等、単純なモノは間違いなく「指摘」できますよね。しかし、水つながりで利き酒などワインのブラインドや水の源泉当てなどは、スキルがないとイミフ。水が判るのは、長年飲んで「経験」しているからです。

スキルとは経験。

経験とは場数の多さで得られるもの。

そうすると自動車の評論も「運転の場数」となるのなら、素人である私達にも大いに経験を生かせられるハズ・・・。いやいや、日常運転はもう免許を習得して数えたらとんでもない場数!年季が違う!

が・・・

じゃ、と、車の試乗しても「いい感じ」は感覚で理解していても、「具体的に何がいいか」指摘できません。ようわからん状態。

なんとなく「自分の車との違い」は感じられても表現は・・・うーん、うーん・・・


えーっと・・・「オンザレール♪?」(笑)



3 身体センサーの不思議

人間の体に備わった数々のセンサーは、現代の工業技術を凌駕しているくらい驚くべき性能です。

五感といいますが、とても高度なセンサーです。先ほどの水の違いを選別するのも五感を使いますよね。

大きさの対比や違いを目で認識でき、音で違いを判別し、においで不快や快感を探り、舌や歯の触感にて味覚を知り、触って感触を得て、口で表現する(口はあんまり関係ないや・笑)

誰もが標準装備で備えているセンサーですが、使えば使うほど敏感に高度になり、使わなければ鈍感で低度になるのが曲者です。

この世の様々な分野のプロフェッショナルの方々は、このセンサーを敏感に高度に持ってこられています。スポーツでも料理も生け花も、すべての分野のプロはこれらに当てはまります。

「センスいいよね」「あいつはセンスがある」・・・なんてよく聞くフレーズも「センス=五感」だったりします。

努力してセンス(感覚)のセンサーを向上させ身体で表現する。

たまに、努力せずにセンサーが天才な方達も現れますよね。

自動車評論家たるプロも、運転でのセンサーを鍛えているからこそ評論のベースとなっています(この原理原則を知らない評論家も多数いらっしゃいます)



4 運転の身体センサー、どうやって鍛える?


センサーは目に見えませんし、センスはジョジョのスタンドのようにも出てきません。

頑張ってセンサーを育成する訓練を継続し続けると、ある時期を境に、あとは自動的に無意識で勝手に育成をしてくれる「ゾーン」に入るのを覚えておいてください。これはセンサー育成のポイントです。

意識してやっているとある時期から無意識でも「やってくれている」ので場数を増えすだけで楽々成長していってくれます♪

その「ゾーン」に乗せるまでが・・・面倒で大変、ととるか楽しく付き合うかで違ってきます。


「五感で意識する事とイメージする事」

結局、身体センサーを育成するのは、意識してイメージする事は共通です。練習や鍛錬などでよく使われる「集中しろ」と言うアドバイスは「意識をする」という事になります。

さて、判りやすい喩で言うと「野球のセンスを上げる、練習で集中する」

・・・から、バッターとして、センスを上げる反復練習は、なんとなくイメージできるでしょ?

ただボケっと漫然に素振りする方から、癖を矯正し当てられるスイングを「意識」して「集中」する方とでは結果がまったく違うのも推測できますよね。

実際にバッピーに投球させる時に意識するセンスとして

「投手の目を見る」「軸足の向きを見る」「投げる際の肘を見る」「ひきつける腕の向きを見る」etc

いわゆる投げる球の球種と軌道を見極める「センス」を高める練習があります。しかしこれらは、なかなか表に出てこないお話でもあり、わざわざ自分の仕事の秘密をばらすプロ選手はいません。これは、レーシングドライバーにも当然当てはまり、速く走れる秘訣は、商売として命なので暈して当然です。でも、その道のプロのほとんどの方は、一般の方と「センス」が違う。できて当然の事柄は当たり前なので、それをわざわざ分析したり、解析したり思いもしませんよね。センスの天才とセンスについての話は合いません。

結局、ただボケっと運転しているだけでは、センス、五感と言うセンサーは鈍感なまま。と言う事になります。

センサーを育成する、センスや意識を集中するポイントを知らなければ訓練のしようがありません。



5 物事の理を見極める


今回の章でも「物事の本質を見極める」と言うのを訴えています。何事も常にこれを持って対峙する習慣を持ってほしいと願います。優先順位や、そのものの正体がはっきりと見えてきます。また、嫉妬や妬み嫉みのように感情的な事柄も排除できます。素直な自分にもなれて、自己成長への大きなポイントです。

さて、車の運転のセンサーを育成する意識するポイントとは・・・。

さきの「物事の・・・」を洞察、考察、などをイメージする力になるのですが、そのイメージする力をもって思考してみてください。

走る車、スポーツカーやレーシングカー等、どの部分が「速さ」なのかを探ってみましょう。

車は物理の法則から逃れられません。

よくご覧になられる車の速さの最高峰のF1カー。何が速さにリンクしてるかは一発で判りますよね?

馬力?

空力パッケージ?

ドライバーの力量?

誤魔化される要素が沢山見えてきますが、本質をもっと見極めてみると・・・路面にトランクションを掛けられるかどうか。

正解はタイヤ。もちろん、他の要素も大事ですが、ドライビングの本質を見抜いてください。手段が変わってしまいますよ。

タイヤを使って馬力を路面に適正に伝えられるか。空力を生かしてタイヤを路面に押し付けられるか。タイヤを生かしたドライビングが出来るか・・・。タイヤを中心とした、この理と本質を理解できなければステップはありません。



もっと細かく車の動きを頭の中でイメージ(意識)してみましょう。

愛車(FRのATと言う設定で)を運転して公道に出ます。

信号待ちからグッとアクセルを踏み加速しました。タイヤ4本に均一に掛かっていた荷重が、突如としてフロントタイヤからトランクションが抜けるのが感じられます。

その前にリアタイヤが駆動の力がかかり、路面との摩擦抵抗を得る為に、タイヤブロックが変形し潰れてきます。それを後押しするかのようにリアのサスペンション達がタイヤ摩擦で後ろに持っていかれ縮みはじめます。リアが下がりました。とある臨界点でタイヤが路面をとらえて前に進みだそうとします。サスペンション達も縮を伸び返します。その同時刻にリンクして、重量バランスの拮抗が崩れフロントタイヤのトランクションが抜けてしまい、フロントサスペンション達も伸び動きをしだしました。

直ぐにある速度ポイントにて、リアサスペンション達が縮戻し終わり、フロントタイヤやサスペンション達に荷重トランクションが戻ってきました・・・。タイヤを介して路面から伝わるインフォメーションを拾う。

本当はもっと細かく意識するのですが、これらの車の働きを、運転しながら「タイヤを中心」にイメージする事を意識し集中させるだけです。サーキット走行のように荷重の増減が大きく、限界走行する場合などは単純で誰もが意識しやすいですが、これを公道の日常運転で安全運転をしながら法定速度内に行う・・・すごく微小な変化を拾い上げるのは高度なセンサー育成にはもってこいです。

うーん・・・難しいかな・・・

判りやすいイメージで言うと、昨今の大雪。

翌朝は凍っている路面を歩くとき。歩くという走行行為をしながら、意識は足裏のスリップ感覚を探っていますよね?センサーを足裏に張り巡らせている・・・これを車の運転で安全運転をしながら掌、背中、お尻、足に五感を巡らせて、タイヤを通じて路面を探る。

これを無意識にできるように・・・。

もちろん、これは「狙い」「目標」という「目的」に分類するもので「手段」という「運転方法」があります。

これからおいおいと記事としてアップしていきますが、例えば

30キロ40キロ50キロ60キロ70キロ80キロと、公道で制限速度で走る時に、計器も見ないでブラインドで一発でビシッとその速度で走り続けるスキルがなければ話になりません。話にならないというのは、お題の評論家スキルのお話。運転の基本スタイルの基本中の基本になるからです。

実際に10年以上取り組んでいる筆者の体現としては・・・出来るようになるまで4年ほどかかりました。(出来るように気が付いたのは)意識してやれば普通の方なら3年以内にマスターされるでしょう。しかし、センスのいい方は1年掛からずでやってのけられるので驚くばかりです。

これは自分の運転の基本スタイルの一つになります。指針、物差し、基準・・・の運転スタイルが、【公道の日常運転で交通法規遵守や譲り合い、安全運転の精度を上げる公道練習を積めば、サーキットタイムが上がり、運転がドンドン上手くなり、車の運転がもっと好きになり、自動車評論家のスキルも手に入る】です。


車の評論をするには、基本的でとても重要な項目にもなります。自分の運転の基本スタンスを持たないのは、運転の物差しも図るモノも無い状態なので、試乗や評論は「オンザレール感覚」と言うフレーズしかでられないの至極真っ当ですね。


ただ日本人特有の「目的と手段が入れ替わる」というのをやっちまいがちです。「物事の本質を常に見極める」スタンスで対峙すれば、そんな馬鹿な事にはなりませんので注意したいです。そうそう「初心にかえれ」とは「物事の本質を見極める」と同義語ですから・・・。

Posted at 2014/10/26 17:30:25 | トラックバック(0) | webコラム 日常と非日常 | 日記
2014年10月07日 イイね!

DIY 室内ドアをゼロから作った(笑)

リフォームDIYが楽しくてたまりません。

特に脳みそが喜ぶ(アドレナリン?笑)のはワンオフ。オリジナルのモノをゼロから作るのが楽しすぎます。

今回は、応接室にする予定の引き戸を取っ払ってドアを付ける事です。引き戸枠が邪魔で収納が壁まで付けられないのです。他の作業の合間に片手間でチャッチャッとやってみました。



さて、ホームセンターでドアは、窓付きで2万円~で打っています。ヤフオクだと展示品はもっと安い。
しかし、寸法を合わすのが手間。片手間で出来る作業では無いので、ワンオフでチャッチャと作ります。



転がっていた杉の木を加工です。枠の2ミリマイナス(計4ミリ)で設計してみました。
で、ヤフオクで1万5千円のドアノブを3千円でゲットして取り付けです。



これが功を奏しました。高級なドアノブは操作の精度がまったく違うので、手作りの品物には付属品は高い物がいい、と学びました(^-^

合板はホームセンターでこれまて2ミリ減でミリ単位でカットして貰いました。(1枚1480円×2)

窓は欲しいので、落ちていたポリカの端材を2枚使います。これがなかなか高級感(笑)

合板を2枚くっつけてジグソーでカット。

骨組みと合板の貼り付けは、本当はクリップ付けて糊を圧着させるのですが、時間も掛けたくなく片手間なのでフィニッシャー(ネイル釘)をバシバシ打ってやりました。

出来ました。ドアの製作はレベルで言うと5段階中2くらいのそんなに難しくありません。ただ、工具が揃っているのが条件です。結局、床は当たってしまい2ミリ電動工具で削りました。
壁は壁紙にするか、檜を貼るか・・・来年かな(^-^;



外から見た

ビフォワー



アフター



んー、写真にするとしょぼいですが、操作感はなかなか高級感があり、片手間の割には素晴らしい出来でした。

しかーーし・・・真ん中に、そり防止の骨を入れるのを忘れてしまい・・・いつか手が空いたらやり直し(--;
Posted at 2014/10/07 13:17:15 | トラックバック(0) | DIY(インチキ大工) | 日記
2014年10月03日 イイね!

日常運転でドライビングテクニックを上達させる 【御託編】

本題のまえに「御託編」。やはり御託を並べないと次に進めませんのでご容赦下さい。

1)

今回のシリーズのレポート原稿の根拠や裏づけは、筆者がシステムを考案し、10年以上の実体験で検証した結果ご報告です。ま、個人的主観バリバリって奴です。でも誰もやっていないのは間違いありません。

ベースは変わりませんが、現在はバージョンⅢ(笑)に移行しています。

発端は、走行会や競技の主催者になった事。初心者なのに主催と言う立ち位置で、どのように参加者の皆さんに参加する意義を道筋を提示しようかと、試行錯誤して安全運転をするとタイムアップ、スキルアップするに至る苦労したシステムになります。

通常ではお会いできない方達や行けない場所、メーカーさんとの連携、雑誌の取材として、また主催として、様々な体験を上手く活かせたと自画自賛です(笑)

机上の空論や妄想ではなく、筆者が先人やレーシングドライバーに教えを請い、思考し、システムを構築し、それを実践、検証、実証。結果を得ての実際の体験に基づく全くのオリジナルの検証レポートになります。期間は2002年からで現在も進行形です。

先人の教え、レーシングドライバーからのアドバイス等、大事なベースとなっているので、真っ新のオリジナルとはいえませんが、レポート原稿を読まれて、カーライフでの何かの刺激になれば幸いです。また、筆者もシステムのアップデートや変化を現在も楽しんでいます。

2)

このレポート原稿のお題を考えたのですが・・・うーん、コンパクトにできない(笑)

10年以上試行錯誤して現時点でのお題です。とりあえず現在のバージョンはこんな感じです。


【公道の日常運転で交通法規遵守や譲り合い、安全運転の精度を上げる公道練習を積めば、サーキットタイムが上がり、運転がドンドン上手くなり、車の運転がもっと好きになり、自動車評論家のスキルも手に入る】



・・・まじ?(笑)

マジです。

公道での日常運転で、交通法規を順守して、譲り合い、安全運転をすればするほど、サーキットタイムがあがる!・・・あっははは、と笑われる事柄ですが実証している結果です。

前回お話した、運転のスキルの種類でレーシングドライバーが用いる「本当の車の運転技術」を駆使して公道を交通法規を守り安全運転で行う「公道練習」になります。これは、数多のレーシングドライバー、元F1パイロットをも密着取材し多角的に検証した結果で造語ですが、素人ドライバーと技術の根本が違うのはみなさんも感覚的には理解できるかと思います。

3)

サーキット走行会や競技を主催した時に当初悩んだ問題は、一般の参加者への見返りです。「参加してー参加してー」なんて一方的な勧誘では一度は来てくれても継続は無理ですし、参加者の喜びがないイベントはやりたくもありません。

仕事でもない義務もない、趣味の遊びのサーキット走行を継続する意義や自身への見返りがないと続けて貰えません。参加する事によって意義や意味、リターンに、どのような喜びと楽しみを差し上げられるか?奇しくも筆者の初走行が初主催。参加者の気持ちが聞かなくとも知っています(笑)

サーキット走行は、怖い、危ない、事故の危険、車が傷む壊れる、タイヤが減る、etc・・・サーキット走行をした事のない人(笑)にもよく聞く話ですが・・・実感しましたよ(笑)

怖い怖い。当たり前ですね。判りやすく言えばスキーのお話で、何の準備も用意もしていない初心者が上級者用の高い山から下りてくるようなイメージです。(やられた事があります。途中歩いて安全に降りました)

しかし、「サーキット場」が襲い掛かる訳でもなく、実際は自分自身、ドライバーが行う行為の代償です。自分の未熟が起こしている現象ですね。サーキットも公道と同じく「安全第一」ルールやマナーがあり、他車や周りを見ない無茶なドライブで車が負担を強いられる・・・自分でやっといて「サーキットは危険」とか言う(笑)これを理解しない方は経験者でも依然多いですね。

という事はドライバーが上手くコントロールできれば、それらの問題は対処できる事柄に変化します。

筆者も初めて走ってみて、怖いけれども楽しかった・・・と言う高揚感がありました。が、装備品から参加費から投資をして、続ける意味はやはりみつけられません。タイヤがベロベロになるし(現在のスポーツタイヤの復元率は凄いですね。ベロベロになってません笑)、ガソリンが減るし、朝早くて眠いし・・・

また、タイムを人と比べたがる心理があり、そこで優越感や精神的差別をする輩が経験者にも多く、上から目線で教えたがり偉そうな指摘をされ不愉快な思いをするので敬遠される方もいます。

走ってみてわかる方程式。

タイムアップ=車のへの投資と犠牲です。同じ車でもより太いタイヤ、ラジアルより高額でライフの少ないSタイヤ。そしてタイヤを路面に押し付ける力がより強い高額なサスペンション。キャンパーをいぢってハの字。街乗りでは肩減り(笑)当然ガチガチで街乗りは腸が下がってきて家族からクレーム(笑)より軽く、現場での内装取っ払い等。CUP交換や書き換えもしいの、マフラーも替えましょう・・・etc

車と腕前が同じでも、上記のように車に投資すれぱ楽々タイムアーップ♪・・・

お金もかかるし、仕事でも義務でもないので、達成感は自己満足。タイムが上がってもリターンは思ったよりありません。なので・・・人様のタイムと有様をみて精神的差別と優越感に浸るしか残っていないのもうなづけます。

これでは続けられません。これではいけません。

そこで考え行き着いたのが「交通安全」をベースにした「車の運転の上達を楽しむ」で、公道とサーキットと言う別のフィールドを一つにしてしまう事でした。

ヒントは、お友達の天野さん。日ごろから回転数縛り、変速縛りなど、日常でも訓練をしているのを昔から(笑)やっておられたのですが、主催以前は「何やってんの?」で意味不明。しかし主催してさまざまに思考しているときに、パッと閃いて点と点が繋がり礎になりました。感謝です。

4)

さて

車は街乗り仕様でOK。MT、AT関係なし。お金を投資しする必要、家族のクレームもぐっと減ってきます(笑)と言うか街乗り仕様を推奨です。実は、この方がタイムが出にくく運転は難しく、挙動変化を積極的に起こし考えてコントロールをしなければいけないので練習としては、厳しいですが得られる結果は、満足感としてダイナミックなリターンが実感できます。また、日ごろ仕事で商用車で運転しているなら勉強はもっとダイナミックで面白くなります(法定速度内でです)

筆者の練習日常車両はパジェロミニなのですが、サーキット経験者でも初見では、ほぼ誰も満足にドライブさせられません。トランクションがかけられません。サーキット仕様と対極の車ですもんね(笑)しかしレーシングドライバーやラリー屋さんは、初見でも見事な荷重移動でグイグイ車を走らせられます。

これは、技術の根本的な違いです。「移動運転から上乗せして我流の運転」と、このレーシングドライバーが使う「本当の車の運転技術」は似て非なるモノ。レーシングドライバーの運転技術の基本を街乗りの交通法規に沿った走りをすればするほど手に入るのが、筆者が提唱するレポート原稿になります。

ステアリングと、アクセルとブレーキの3つの操作で車の荷重移動を積極的にコントロールするのに、足回りガチガチのコントロールの幅の狭い車両より、すかすか(笑)のノーマル車両の方が判りやすく、尚且つ、公道と言う交通法規の法定速度という低速の練習は、訓練してない普通のドライバーでは違いも差もわかりません。しかしそれが神経を集中させセンサーを育成させる絶好の環境に変わります。

公道で交通法規を順守して安全運転励む公道練習をして、サーキットにて、その結果と次の課題を貰ってこようと言う提示です。もちろん、自身が検体としてスタートさせています。当時のラジオ番組「ドライビングナビゲーターbyADVAN」の耐久レースチームを作り、そこでレースカーのタイムアップと筆者自身の車でのタイムアップの2つを検体として実験開始です。

最終の結果として耐久車両で4秒のアップ。自身の車両で6秒アップと結果が大いに出ていました。

課したのは全開で力を全て使うのではなく、8割の力でセーブし、8割の力をもっともっと向上させる事でした。2割は安全マージンとして残します。旋回中でもコントロールしアクシデントに対処等するには、やはり2割の余裕が必要です。G講師に教えてもらったターンインから脱出までのタイヤのスキール音(Sタイヤも同じく鳴ります)。連続して鳴っていれば、キッチリとトランクションが掛けられている証拠。と、同時にタイヤのグリップを使っている事になるので、タイヤを使わない走り=8割と想定して挑みます(手馴れでたまに1つのコーナーくらいは鳴らしますが・・・まー難しいですよ)

結果として、タイヤを使わずさらに速く走るには・・・と思考と妄想ができるようになりました。耐久レースで1シーズン1セット走れたり(笑)ラインを変化させたりブレーキの考えが掛け始めではなく、リリースするポイントを重点したり、同じタイムで周回できたり、タイヤをいたわれたり・・・etc副産物は無限大です。


5)

当初は年に4回の主催で、参加者にその4回に毎度意義を持たせる狙いでした。

サーキットを走るまでの期間を公道で訓練に取り組み、サーキットでその結果の検証と宿題を貰って、次回の走行まで、公道で訓練を重ねる・・・という仕組みです。腕前が上がったかどうかの検証は、タイムと言う客観的な数値で教えてくれ、基準ともなります。

筆者の推奨は3周アタックでした。実質1周のタイムアタックに結果を託す。これには多数の意味と意義があるのですが、お金を払って走行時間を買うのですから、そこは強く提唱はしていません。買われた時間は自由に使って頂いていました。

1周でタイムを狙う組み立てまで事前にして、結果が何がよくて何が悪かったかの検証にはすごく判りやすいのです。

考えれば考えるほど自画自賛(笑)なのですが、スポーツ運転が好きな方の矛盾もスッキリ晴らしてあげるアプローチたる道筋がはっきり見えました。




車の運転好きな方ほど間違っている意識があります。筆者も悩まされた矛盾でした。

サーキット等のクローズドコースで行う「スポーツ運転」と公道で交通法規と安全運転で譲り合う「移動運転」は、別物・・・だと言う漫然とした意識と矛盾を抱えておられます。

えー?何言ってんの?公道で安全運転してサーキットで速くなるって言う方が矛盾してんじゃん!

この意識がある限り貴方の「矛盾」は解放されませんし、技術の伸び悩みや運転の楽しさを半分以上放棄した事になります。

この国の全ての「車の運転好き」に降りかかる矛盾。スポーツカーを買っても、公道でその性能を堪能する事は出来ない。と言う矛盾、ジレンマです。日本は法治国家で、公道にも法律やルールがあり、そのうえで国民が分かち合い、移動をするのに利用する場所なので、無法は許されません。

闇にまぎれて暴走したり、誰もいないからと峠等で暴走する事も、一人の社会人としてはやってはいけない行為です。

筆者の場合は、法定速度で車の良さを理解できる技術と訓練を受けていない。繊細なセンサーが養われていない。なので、スピードを出すことで得られる刺激でしか車を見られない。と言う低い次元であると認識しました。

ビックリするくらいのスピードで走られるカッコいい魅力的な車が売っているのに、その性能を発揮、堪能できる公共機関はありません。クローズコースに持ち込んでも上記の↑サーキット走行は怖い(笑)と言うジレンマのおまけ付きです。

筆者がもんどりうって考え抜いて行き着いたアプローチは、そんな矛盾を全て解決し、健全で安全な公道トレーニングになります。

その副産物が・・・

「公道の日常運転で交通法規遵守や譲り合い、安全運転の精度を上げる公道練習を積めば、サーキットタイムが上がり、運転がドンドン上手くなり、車の運転がもっと好きになり、自動車評論家のスキルも手に入る」

でした。

サーキット走行の予定のない方でも、全く問題なく楽しんで取り組んで頂けます。

これらは、おいおいじっくりと解説させて頂きます。


6)


最後に

「物事の本質を見抜く」

これが大事です。これを思考のベースにしていれば、いろんな事が様々な物事の意味が理解できるようになります。

「物事の本質を見極められる力を身に付ける」

これがあれば、車について、身の回りの矛盾や人様への嫉妬や攻撃、自身がドライバーとしてどうあるべきか、自分が他人様の運転で助けられてる事、その恩返し、公道での社会貢献等・・・そして、どのように趣味として対峙するかが見えてくると思います。
Posted at 2014/10/03 14:36:44 | トラックバック(0) | webコラム 日常と非日常 | 日記

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