「車をロールさせたい・・・笑われた」の補足 →
記事
久しぶりの定例会にて、きちんと線引きをして自分を律し、サーキット走行を楽しんでいる仲間たちとお話して非常に楽しかったです。
前回の記事で上手く伝えられなくて、サーキット走行の「モデファイ=ダメ」と言う受け取り方になったようで補足です(すみません)
人様の趣味はそれぞれ自由に楽しんで頂ければ幸いです。趣味なので本質がずれようと勉強代を払っていても、自分が納得して楽しんでいれば問題ありませんし、周りの方々に押し付けや迷惑行為が掛からなければ自由です。なので下記は参考程度にして頂ければ・・・。
どんな趣味の世界でも、上の方に行くと狭い了見になりがちで、下らない価値観で発展途上な層を見下し攻撃してくるレベルの輩は一定層見かけるのが嫌ですね。関わりたくないのに向こうから絡んできます。もちろん、いい人の方が多いですが・・・。
サーキットタイムで、人や車の優劣を判断しマウント行為をする輩はバカか?と思います。タイムは自分で考えて追っかけている現在の立ち位置や判断としての目安で「個人の物」なのです。サーキット走行に向き合う目的は人それぞれで自由なはずです。プロでもないのにタイムだけ切り取って他の人を評価するのは無意味ですよ。
愛車の運転も本来は「自由で楽しい」がありました。
しかし、サーキット走行に無防備に向き合って行き、はまってしまうと「本来の愛車の自由がドンドン奪われる」事になってしまうのを理解してほしいです。絡んでくるマウント行為に毒されない、自身を律する強い精神が必要。
定例会で話した仲間たちは、きちんと線引きをして自分を律してサーキットに向き合っていました。
線引きと言うのは、メリットデメリットを真摯に受け止め、本質を理解し自分が納得したラインを見極められる事。
自身もいろんな経験をさせて貰い(痛い目も笑)主催する走行会では「ソレ」をはっきりと提唱してサーキット走行の入り口として努めてきた思いがありました。
自分の愛車も、本来の自由がなくなり「気軽に街を流す」なんて出来るセットでは無く、ガレージにうずくまる愛車を見て「はぁー」とため息ついてドンドン冷めていってましたね。そしてドンドンノーマル純正仕様に振り戻してタイムを落とさない・・・のリトライになりましたっけ。で、また戻る・・・前に辞めました(笑)
自由が無くなる、と言うのは「サーキット走行仕様」に尖がると、街乗りの快適な乗り心地を徹底的に排除する事になります。あと、お財布も直撃。キャンパーの付いた車になるので街乗りではタイヤの角で走るので「タイヤが勿体ない・髙いし、ライフも無い」し、法定速度のギャップなんて吸収してくれないので腸が下がってきます。サーキット仕様で街乗りは精神衛生的に厳しく、財政の範囲があればさらに厳しくなり・・・じゃ、そんな我慢した結果の得られるリターンは?・・・自己満足がほぼ全て。
車の運転のほとんどが公道走行です。サーキットを走って公道に得られるリターンはゼロ。むしろ、法定速度の交通法規はストレスになる心を育んでるような・・・。
そんな現状を変えるべく、私が提唱していたのは両方リンクして「公道で法定速度内でのトレーニング」でした。公道で安全運転をすればするほど、サーキットタイムを上げられるスキルアップです。※詳しくはBMWPoleSitterのサイトかこのサイトの原稿を探してください。
さて、タイトルのお話ですが、BMW車両以外は知りませんのですみませんm(_ _)m
サーキットでタイムを出すセットは、日常生活の愛車の自由を奪う事はお話しました。じゃ、どこまでいけばいいのか?ノーマルでいいの?
サーキットでは速く走るセットより、きちんと止まれる、油が漏れない走れる基本整備のセットが重要です。
ルールやマナーや心構えの熟知など走る前にやる事は沢山ありますが、今回は置いといて車両のセットのお話のみ。
タイヤは普通のスポーツラジアルでOK。パッドはレースメーカーのサーキット仕様(慣らしの要らない普通のタイプ)。ブレーキオイルはサーキットタイプに交換。そして走る前にエンジンオイルは新品に交換。
MスポーツであればサスはOKでしょう。市販品ならOEMのザックスとオーリンズはいいと思います。BMWは、走行距離20万キロ30万キロを普通に考え、アウトバーン全開も日常という使い勝手にも応えられる車作りなのでノーマル自体でもレベルが高いです。
コースは、中低速サーキット。
これで先ずは「このセットで限界まで引き出す事が出来る」のが初心者レベル。現在の腕前の立ち位置を知るのが「タイム」で教えてくれます。想定タイムはこのネット時代ですからデーターは頑張って拾ってください。ポールシッター時代ではタイムを公表していました。
タイヤのトランクション(性能を使う)を優先して走りを組み立てる。ステアとアクセルとブレーキの3つの操作で車の荷重移動を積極的に行ってタイヤにトランクションを掛けて曲げるようにする・・・動く脚ほど実は非常に難しいです。

※このナンバー車両はもう存在していません。縁石を利用してダンパー底付きによるボヨンボヨン現象を無理やり押さえています(正解かどうかはしりません)
もー、その限界の低いセットで絞り出すだけ絞り出してラインも工夫して徹底的に詰めていくと
・・・自然と思考視界はクリアになります。セットへのメリットデメリットも見え、何を求めてサーキットを活用しているのか、これからの距離感や付き合いや利用方法が自ずとわかってきます。
サーキット用車両を別に持って、自分の考えた通りセットを作るのもベストだと思いますし、一台の愛車を程よいセットで腕前を追い込んでいくのもカーライフとしても楽しいそうですよね。
Posted at 2015/06/30 12:50:26 |
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