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風呂屋(268)のブログ一覧

2020年01月15日 イイね!

間違いだらけのレーシングテクニック 3

■サーキット走行編■※FR限定のお話です。

車を操る楽しみ。サーキットに行かなくとも「スポーツドライブの楽しみ」を公道で交通法規に則って安全に手に入れる本質を追いかけたいと思います。

車の運転技術は、2種類あります。

公道を安全に通行する「移動運転技術」。これは、私達、免許所持者の100%の方達が行っている技術。そして、レーシングテクニックを基とする「本当の車の運転技術」になり、この2種類は全く別の技術になります。

そして、そこから変な発展をした「我流運転」があります。私達、車の運転好きが安易に取り組んでいる「スポーツ走行や速く走る運転」。

これが「移動運転技術」ベースの「我流運転」となり、レーシングテクニックとは全く真逆な別物の運転技術に変形しています。

「移動運転」も「レーシングテクニック運転(もう、こう言いますね笑)」も、ルールに則った、安全・安心が大前提の走行が基本です。「我流運転」は単純に乱暴な走行がスリル=運転の快感と間違えています。

前章から訴えていた「元凶の図解」が私達をこの「我流運転」に導いた大きな要因です(自分が悪いんですけどね・笑)

レーシングテクニックの神髄は「単純に乱暴に飛ばす」事ではなく、「慎重で繊細な操作の積み重ね」の中に存在します。


その答えが「タイヤの使い方」です。

タイヤの能力(仕事)を発揮させるには、路面にタイヤを押し付ける「トランクション」が大事です。車を運転してコーナー等で発生する重力「G」=ピッチ・ロール・ヨー、これらを積極的に運転操作(ステア・ブレーキ・アクセルの3つの操作)によって、自車に有力なトランクションを発生させ、路面状況やタイヤの消耗等、様々に変わる環境にインテリジェンスで対応する事がレーシングテクニックの大まかな神髄であり、コントロールする快感です。

そして、それらを司る為にドライバー自身の「荷重(G)を感じ取られるセンサー」を鍛えて手に入れないと話は始まりません。

根性と気合走りではなく、操作するに必要な武器たる「センサー感覚」を最初に手に入れられればサーキット走行も「別世界の出来事」ではなくなりますよ(深いなー・笑)

専門誌の目的は企業の利潤追求と言う側面上「スポンサーのパーツを売る」が前面に出ているので「ノーマルで走り込め!」は絶対言えないのは理解しています。

さて

サーキットにて、ゼロコンマ何秒のタイムを縮める。コンマ何ミリリットルの燃料を残す。タイヤのライフを何秒を残すetc 4つのタイヤの能力をテクニックによって操作し、これらの結果に導きます。

単純に乱暴な走りでは、上記の重要な事柄を成すテクニックは身に付きませんよね。

10分程度の全開走行ではなく、1時間以上やる。それをタイヤライフも燃費も温存してタイムを揃えるには、気合と根性の乱暴な運転では無理ですよね。

一発一瞬の速さではなく、燃料とタイヤライフをセーブしながらタイムを揃える。燃料が無くなって車重が軽くなりライフも減れば走らせ方を変えてタイムを揃える。抜いたり抜かれたりラインが変わってもタイムを揃えるetc

上記のような走らせ方には、慎重で繊細な操作が必要であり「インテリジェンス」と言う項目が最初に来て、そして全てを支配します。

根性や気合走りが最初に来ては全てが狂ってきます。

分かりますか?

車の走行で発生する微量なG(重力)やタイヤの変化を感じられる「センサー」を先ず身に着ける事が運転スキル(移動運転では必要ありませんが)のスタートラインになります。

しかし、元凶の図解の一本ラインでの指示書の呪い(笑)のせいで、「我流運転」たる根性と気合でラインに乗せようとし、結果的に表面的な見方と考え方に支配されてしまいます。(経験者談(笑))

レコードラインやタイムと言う表面的な事柄に執着しやすくなります。それはそれで個人の趣味ですから楽しんで頂ければ問題ありません・・・が、他人に強要したり、比較したりは、結局、自身が制約に縛られレーシングテクニックの楽しさから遠ざかり、諦めたり、希望を無くす方々を多く見送ってきたので残念でなりません。視野を広げる為にも「素直さ」を手に入れて欲しいと切に願います。



この専門誌の図解(↑)が全ての元凶と書きました。※15年前の専門誌(それ以降専門誌読んでませんので悪しからず)

サーキットを走ろうとすると、この図解が呪ってきます(笑)レコードラインに乗せる、ブレーキ開始ポイントを強く意識する、タイムを出す・・・。私もそうでしたが、あの図解のおかげで表面的な思考に支配されます。「我流運転」の出来上がりです。繊細さからかけ離れ乱暴で無茶な走りを基本とし間違えます。

取り合えず、最低限の装備「ブレーキパッドサーキット用に交換」「ブレーキオイルサーキット用に交換」して臨みます。ライン重視、ブレーキポイント重視、タイム出したい、で何も考えずに走ると・・・↓タイヤのトランクションが発生して・・・



侵入で十分にトランクションを掛けられず(スピード不足、ブレーキが早すぎるetc)トランクションは両輪とも(中)状態でクリップに入ると、トランクション抜けで、速度が低いにも関わらず、アウト側のタイヤが(大)になり、仕事率が横に全部使われ旋回速度は上がりません。上げようとスロットルを開けてもドアンダーで前に進みません(低い旋回速度に関わらず)クリップ過ぎても仕事率が戻るまで待たないといけません。ようやく(中)になってアクセルを開けられて前に進めます。イン側のタイヤはトランクション掛からず下手したら浮いてます。

↑まるまる一周、ライン、ブレーキポイント、タイムを出す、等の「乱暴で気合と根性走り」感想は・・・「車がふわふわして柔らかくて・・・怖かった」ですね。

そして、足回りを強化!(笑)パーツのセッティングで乱暴で気合と根性の走りを誤魔化そうとします。腕前を振り返ったり、操作やテクニックを用いるなんて考えずに車の強化を考えます。お金と心の消耗のスタートです。懐かしいな~と、遠い目(笑)

なんの事はないです。トランクションを掛けるとは「サスペンション」をG(荷重)をテクニックで発生させ縮めて、タイヤを路面に押し付け(押し続け)等の増減の加減が出来る事。トランクション抜けとは「サスペンション」がステアの切り方や発生する遠心力で伸び縮みしてピョンピョンする事になりコーナーでのラインのアングルがくるくる変わり(タイヤのグリップが、したりしなくなったり)恐ろしい状態に陥ります。「車がふわふわして怖い」とは自分で起こしている現象なのです。

理想的なトランクションのかかり方は↓になります。例です)



侵入前でブレーキ減速でトランクションを最大にかけ、路面に押し続け、ターンインのステアを切り始めの時に、少し荷重を抜いて「きっかけ」を作り旋回にタイヤを使います。クリップポイントまで(中)なのは旋回速度を上げるので少し抜いています。立ち上がりで加速するときに横と前のタイヤの仕事率を100%にし(大)立ち上がり速度を上げていきます。例です)

↑大まかにいうと、進入まではブレーキで荷重をコントロールし、進入からクリップポイントまでブレーキとステアで荷重をコントロールし、クリップポイントから脱出までアクセルとステアで荷重をコントロールします。

全て、荷重を4つのタイヤを意識してタイヤに発生させています。

その為には「体内の荷重センサー」の育成が出来ていないと成立しません。

つづく
Posted at 2020/01/15 14:41:24 | トラックバック(0) | webコラム 日常と非日常 | 日記
2020年01月10日 イイね!

「みんカラ」15周年・・・

みんカラ15周年ですか!?おめでとうございます。

みんカラでよく覚えているのは、15年前?に勧誘のメールが来た時でしたね。

BMW@風呂屋亭さま(笑)宛に「ぜひ、みんカラを利用してなんちゃらかんちゃら」と言うメールが来ていたのですが初見で「みんなのカラオケ」とインプットされていたので「カラオケは好きじゃない」と塩対応していたのを今でもよく覚えています(笑)

当時は、オフ会関係より、イベント系の企業さんとかパーツ屋さん、雑誌媒体など頻繁に要請や連絡が多かったので「なんでカラオケ?」と不思議に思ってたりしてましたね。

みんカラを利用したのは、それから何年かしてから仲間内がやっているのを聞いて「カラオケじゃないんだと」と知って(笑)目的的には、企画やイベントでの協力や宣伝が大きかったですね。なので当時、初代の268blogではランキング上位に入ろうと多投稿して無理してましたね(1位にはなれなかった記憶が笑)お陰様で、沢山のBMWオーナーと知り合い、ここでのお友達が協力して頂いて、やりたかった企画も沢山でました。

思い出として大きいのは富士スピードウェイでの「秀チン新年の体験走行」は伝説でしたね(笑)参加の皆様には現代ではありえない貴重な体験をして頂けたかと思います。先頭集団は、ポールシッターの面々に笑顔で囲まれていて笑いましたが(^-^

みんカラさんの事務所にお邪魔したときに、車業界なのに、お洒落なイケメンさんと美人さんの社員さん多数で驚いた記憶もあります(笑)

Posted at 2020/01/10 15:06:24 | トラックバック(0) | 日記
2020年01月08日 イイね!

間違いだらけのレーシングテクニック2

■公道編■※サーキット走行編はまた次回。

つづき

車を操る楽しみ。サーキットに行かなくとも「スポーツドライブの楽しみ」を公道で交通法規に則って安全に手に入れる本質を追いかけたいと思います。

前回に専門誌の図解が全ての元凶と書きました。例)↓※15年前の専門誌(それ以降専門誌読んでませんので悪しからず)




↑一例ですが、コースのライン取りとブレーキングの図解です。本当はもっとS字とか特定の実名のコーナーを図解にして、レーシングドライバーに監修して貰っています。

これがレーシングテクニックを大雑把にして、私達運転好きを迷宮と矛盾に叩き込んだ元凶です。

レーシングドライバーは編集者に聞かれたから答えただけなので問題ありません。元凶の元は、当時の編集者がそもそもレーシングテクニックの根本を理解してない結果です。

この簡単な図は、簡単ではなくレーシングテクニック上級者向けの高度な図解なのです。

分かりやすく言うと、家を建築する為の設計図。としましょう。プロの大工さんが見たら、はいはい!と家を建てていけます。が、素人の私達がそれを見て「なにこれ?」状態ですよね?木材の切り方も知らないし、柱の建て方も知りませんよね。

わかりますか?簡単な走行ラインとブレーキングポイントなのに、(図解のライン取りたる)そこに至る、トランクションや重心移動、ロールのさせ方やヨーの発生させ方等の姿勢作りも知りませんし、本当のフルブレーキングなんて知らないし、ブレーキングに減速と方向を変えるやり方も知りません。もっともっと沢山の操作があります。そして、そのラインをベストで走るのはフォーミュラーカーなのか箱車なのか路面状況は?タイヤのセットは?・・・。

繊細で複雑なテクニックを用いて、ようやくこの図解が生きてくるのです。

え?公道走行に関係ないじゃん・・・

うーん・・・何が言いたいか伝わりますか?(汗)

この図解は、走る楽しみを単純にしてしまい「車の速度の上昇と比例してドライビングプレジャーの快感が上がる」「スピードを上げるとスリルや危険がドライビングプレジャーの快感になる」を潜在意識に強烈に植え付けています。

ん?

飛躍しすぎじゃない?(笑)

伝えるのは難しいですね。スポーツドライビングや運転好きは、それらの雑誌を買って一度は「この図解」をみます。

簡単な図解なので「スポーツ走行」に興味のある方は無意識に走る時の指針にします(私もでした笑)アウトインアウトだのスローインファーストアウト等も含めて。

自分の車で、一般道の峠道を走る時もコーナーを走る時も、無意識に図解を中心において「走行ライン」をイメージして走ります。ワクワクして走ったら・・・

どうなるか分かりますよね?

「面白くとも何も感じない」「ドライビングプレジャーの快感なんて感じない」

です。

当たり前ですよ。交通法規の制限速度で走る公道に「快感なんて」要らないのですよ。誰もが安全に通行する道路ですよ。

そして次に行う行動は短絡的です。「面白くない」からスピードを上げる事。

一般道での直線でもコーナーでも速度を超過させて「怖い」「やばい」「危険」「スリル」を感じる事が「快感になる」と間違えます。あの図解を見たものは全員同じことをやりだします(当社比・笑)「単純に乱暴に飛ばすことがレーシングテクニックの快感だと」

それらを経験した「車の運転好きな方々」は・・・

スポーツカーは「飛ばさないと面白くない」「何百馬力あっても公道では意味がない」「交通法規を違反しないと楽しめない」「サーキットで走らないと」「無法はダメ」etc

「スポーツカーの楽しさは公道では感じられないと」

公道での法定速度、交通法規を守って安全に走る事は「スポーツ走行の快感がない」と決めつけて背中を向けています。

あの単純な図解が、このように呪いのように迷わした元凶。という事です。

もう一度整理します。あれはサーキット場にてレーシングドライバーが仕事としてタイムを出すためのレーシングスピードでの「指示書」です。我々の想像を絶するようなスピードレンジやセッティングやレーシングテクニックですよ。ましてや公道でその指示書通りのラインを追っかけるのは本末転倒です。

タイヤや車のセット、路面状況によってベストラインは存在するのです。図解のラインやファーストなんちゃら、アウトインなんちゃらは「1つ」では無いのです。

そして

スポーツカーに限らず車の運転で、公道での法定速度、交通法規を守って安全に走る事は「スポーツ走行の快感、ドライビングプレジャーの醍醐味と快感はあります!」と断言します。

レーシングテクニックの神髄は「単純に乱暴に飛ばす」事ではなく、「慎重で繊細な操作の積み重ね」の中に存在します。

その答えが「タイヤの使い方」です。

そして元凶の図解の一本ラインでの指示書ではなく、4つのタイヤの路面に当たるトランクション図解にしてくれたなら「スピードを上げる快感」ではなく「タイヤのコントロールの快感」に少しでも目先が変わると思っています。↓例(本当は4つのタイヤ跡を書きたかったのですが・笑)



下手な図解だな、おい(笑)
Posted at 2020/01/08 16:20:58 | トラックバック(0) | webコラム 日常と非日常 | 日記
2020年01月08日 イイね!

20年ぶりの焼肉「天狗」食べ物オフの始まりでした(笑)

ラスカさんのお子さん(当時は赤ちゃん)から「天狗まだやってるよ」の話を聞き、20年以上ぶりにお邪魔しました。

神奈川県大和市にある焼肉屋さん「天狗」。

1998年頃に、ひげじいさんからの紹介で始まった「食べ物オフ会」の走りでしたね(笑)

何処かの駐車場に集まってから走る・・・から「大和の天狗」で集まって焼肉食ってから走る(笑)に変化しましたね。

立体駐車場の下にお店があったので、さらに車で集まりやすかったですね。35台集まったのが最大でしたね。

ここは当時も人気で2時間待ちは当たり前。お肉が美味しくて量も半端なく、何より1人3.000円(お茶のみ)でお腹一杯です。



これ一皿2人前(笑)初めて来たお方は強制的に「大盛ご飯」を食べさせられてました。食べても食べてもお米(笑)当時は30代だったので食べられましたが、今は小ご飯で十分ですね。

興味のある方はググって下さい。
Posted at 2020/01/08 13:51:17 | トラックバック(0) | 日記

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「冷却水定期交換してないと・・・えらい目に合います http://cvw.jp/b/478044/39969031/
何シテル?   06/21 15:07
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