
■「間違いだらけのレーシングテクニック」とは、公道で、譲り合いの安全運転をすればするほど「レーシングテクニックの神髄」と「ドライビングプレジャーの快感」を手に入れられる案内をしています。
ドライビングプレジャーの快感、運転して得られる高揚感を「スピード感」「危険」「スリル」と間違えている輩が周りにたくさん走っています。危険なすり抜け行為や、煽り運転、速度違反など暴走行為など幾ら行っていても「運転が上手くなる」「本当のレーシングテクニック」は手に入れられないどころか、法律違反であり、周りの命の危険にさらす身勝手な行為だと自覚してください。
車の運転が好きな同胞達も、この身勝手な行為は熟知しているので「運転の楽しみ」と「交通違反」と言う矛盾に挫かれて「車を諦める」方が多くなり現在の「車離れ」の一つの要因になっています。
資本と時間が贅沢にあれば「サーキット走行」「レース」「競技車両」などを用いて存分に楽しまれる方もいらっしゃいますが一般的ではありません。
そもそもこのような現状になったのは「入口」が全て間違っていたからです。
全ての自動車雑誌のライター達や多くのモータージャーナリストが全ての間違いを発信した元凶でした。清水和夫氏など少数の本質を見極められる方達もいらっしゃいますが、記事として取り上げられません。
それは「売れないから」です。レーシングの世界は華々しく派手に彩り、スリルとスピードを善しとして雑誌を売るのです。そしてスポンサーのパーツを売るための後押しとして、取り付ける事を正当化しないといけないからです。私はレーシングパーツを否定していません。過去の雑誌の売り方が間違えていたと指摘しているのです。
その結果、現在のような「車離れ」「車を諦めた」惨状ですよ。
ツケが回ってきました。払わされるのは私達「車好き」でした。
TOYOTAの豊田章男さんも、スポーツカー文化の復興を頑張られていますが「本質」は理解されていません。交通法規を順守する走りと、ドライビングプレジャーの快感が同じになると知りません。「矛盾」を抱えておられます。
このTOYOTAのスポーツカー戦略も「本質を見極められてない」ので失敗します。
「スポーツカーで交通法規を守って走っても面白くない」
「高性能は公道で意味なくね?捕まるじゃん」
「家族が乗るファミリーカーでドライビングプレジャーの快感なんてありえない」
ツケを払っている前世代の私達の「車への諦め感」は相当効いていますよ。車好きの後継者は誰もいなくなりましたし。
しかし「本質を理解」すれば
ファミリーカーから商用車、高性能スポーツカー、フェラーリやポルシェなども、交通法規に従って法定速度で走っていても「ドライビングプレジャーの快感」が得られるようになります。
■レーシングテクニックの神髄とは
×(まちがい)
【レーシングスピードでの操作制御。大まかで大きな重力変化を操る事の快感】
これらを「スピードを上げれば上がるほど快感が比例する」→「操作できないスピード領域が快感」→「危険やスリルを楽しむのが神髄」→「峠や公道で飛ばす」→「あれ?これダメなヤツじゃん」・・・と変質。
これを勘違いさせたのが「自動車雑誌のライターとジャーナリスト達。」
〇(正解)
【レーシングスピードでの操作制御。大まかで大きな重力変化を操る事の快感】
これらは「安全安心運転を全ての基本として」数キロ単位、ミリ単位、グラム単位の変化を感じられる自身のセンサーの育成。車に発生する様々な物理の法則を探求し操作に生かすための日々思考。それらの操作のマスターの為に日々の鍛錬と反復練習。になります。
レーシングテクニックの神髄とは、速度や精神の開放や外に向けての行いではなく、自身の内側(精神的に)に向けて、細かい規則や制約をミリ単位化しコントロールし「自身を律する」事です。
簡単に言うと「派手で大雑把で自身の精神の開放的」な事柄ではなく、「地味で細分化し自分の精神を律する」事柄ですね。
目に見えている事柄は同じでも、真実たる内容は真反対です。
雑誌で「ブレーキペダルを蹴っ飛ばす」「200キロオーバーからのフルブレーキ」等と「恐怖」「危険」を図らずとも強調してしまい「スリル」が「ドライビングプレジャーの快感」にすり替わっていました。
いやいやー「ブレーキペダル蹴っ飛ばして」どうするねん(笑)
怖いだけですやん(笑)
実際にレーシングドライはーは私達に同じことを言いますが、そこに至る技術や細かい作業が隠れています。
目的と言うか狙いと手段を示していません。これでは「減速して作業は終わり」です。ブレーキングを開始するポイントばかり睨んで勇気と怖さの中で走り、気合を込めてブレーキング。ふー、出来た。あれ・・・怖いだけでタイムが縮まらん。と、この結末に至ってしまい、私達は困惑します。
ブレーキングの本質は「コーナーを速く通過する為」ですよ。これを知ると「蹴とばして」る場合ではない事がわかります。ブレーキを入れる場所ではなく抜く場所が大事だと分かります。
細かい、細かい地味なテクニックが必要となります。
このように「レーシングテクニックの神髄」とは
「とても地味で日々繰り返しの職人さんの世界」と言えばわかりやすいでしょうか。実情は華やかではありません。日々淡々とした繰り返しの世界です。
これでは雑誌では売れませんね(笑)
なので上辺をなぞって彩って煽ってきたのです。
雑誌が企画、展開するレーシングテクニックは間違っています。(レーシングドライバーはライターに聞かれたから答えているだけで間違っていません)
※ライン取り図の指摘になります(笑)1に続きますので是非お読みください。
レーシングテクニックの具現化と言いますか、何を目的にテクニックを発揮するかと言うと
車を速く走らせる為の「タイヤのトランクションの引き出し方」です。
■タイヤの性能を引き出す技術
車を速く走らせる為に駆使する技術は、タイヤの使い方に全て注がれます。
先ほどの「ブレーキペダルを蹴とばす」では、いち速くコーナーを通過するために、タイヤに最大トランクションをコーナーのクリップポイントに持ってこれるように
「速度の減速」と「タイヤを路面に押し付けて曲げる」の2種類のブレーキングテクニックを持ち要ります。実際はもっと細かいですよー
※これは長くなるのでまた。
さて
.タイヤのライフ長持ちさせ
.タイヤにトランクションを掛けたり抜いたりし
.車の特性に合わせたセットとテクニックを駆使
これらのテクニックをマスターするのに、ミリ単位グラム単位数キロ単位の細かな細かな物理の変化を感じられる、高度なセンサーを育成するのが最初の一歩。
その為に「サーキット場でレーシングスピードで育成」するのと同じとして
「公道にて交通法規を順守して安全運転の規制の速度の中で育成」する事を技術的に紹介するシステムが、このblogでの「間違いだらけのレーシングテクニック」です。
紹介するテクニックは、地味で日々繰り返しの職人さんの世界です。昨日の成長より、今日の自分がさらに成長、明日ももっと成長するというチャレンジが、とても面白いですよ、と紹介しています。
皆さんにも日々の公道での移動運転に「物理の法則の探求者」として、安全運転をしながらテクニックを日々向上させ、ドライビングプレジャーの快感の正体に近づいて欲しいと願います。