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道南ツーリング・初日

夕べはぐっすり眠れたので体調は万全😃
身支度を整えて、甲板に。
小樽の街がだんだん近づいてきました。

定刻通り4時半に小樽港に着岸。
この時期はちょうど日の出の時刻です。
綺麗な朝日を見ることができました。



小樽港にて。






運河沿いをウロウロ。






小樽ではまだ桜が咲いていました🌸




『鱗友朝市』で、朝食をいただきました。
★初訪問★




小樽丼。
いくらとホタテ、ウニの三色丼、具がたっぷりで美味しかったです。
あっ、カニものっていましたので、四色丼ですね。


この市場は地元の方々のふだんの台所でもあるようです。
早起きのご老人がお買い物されていました。




▽

小樽を7時ごろ出て、札樽道で一路札幌へ。
まずは『北海道神宮』にご挨拶。


例年GWはお花見で混み合いますが、
まだ早い時間帯だったので、すんなり駐車場に停められました。

桜はちょうど見ごろを迎えていました🌸




梅も綺麗です。
神宮では桜と梅が同時に咲き、春の訪れを告げます。












この時期だけの「桜湯茶」、
会社の女の子たちへのお土産に買いました。


▽

参拝後は、とあるリサイクルショップに立ち寄り。
先日ネットオークションで落札した品物をピックアップしました。

『小樽窯・白勢陶園』という道内最古の窯元の夫婦茶碗。
青緑色の釉薬が特徴です。
15年ほど前に『小樽窯』は閉業し、小樽焼は長い歴史の幕を閉じました。


こどものころ、家にお皿や湯飲みがいくつかあったような・・・
そんな懐かしさもあり、買い求めました。

▽

次に向かった先は『札幌焼盤渓窯』★初訪問★
少々辺鄙な場所にあり、道に迷いました😅


札幌焼は明治～大正時代に札幌市円山地区で作られていた陶器です。
一度は幻となったものの、いまから45年ほど前に復活。
現在は阿妻一直さんという陶芸家が引き継いでいます。


札幌焼は「自然釉（しぜんゆう）」と「施釉（せゆう）」の2タイプあります。
「自然釉」は、色を塗らずに窯に入れます。
焼いている間に薪の灰が自然にかかり、色や模様ができるのだそうです。


一方、「施釉」は釉薬を塗って焼く、色付けされたもの。
阿妻一直さんの作品は「一直ブルー」と呼ばれる深みのある碧色が特徴です。


初めての札幌焼ということで、より札幌焼らしいブルーをチョイス。
夫婦茶碗に見立てた組み合わせにしました。


旦那さん用には全体がブルーの落ち着きのあるもの、
わたし用には、ひとまわり小ぶりで内側がグレーのもの。
大切に使わせていただきます。

▽

藻岩山近くの『札幌伏見稲荷神社』へ。
こどものころ住んでいた家からも近く、ひとりでよく遊びに来たものでした。


連なる赤い鳥居が美しいです。
桜がピークを過ぎていたのが少し残念でした。。


▽

市街地を離れ、札幌市の奥座敷・定山渓温泉へ。
昔、家族で来たことがあると思うのですが、記憶にないので★初訪問★


定山渓の春の風物詩とされる『渓流鯉のぼり』
毎年4月から5月半ばまで、今年で36回目の開催だそうです。
道内各地の家庭から集められた約400の鯉のぼりたちが空を泳ぎます。




定山渓では、かっぱは森と水の守り神として親しまれ、
温泉街には20以上のかっぱ像が点在しています。






『渓流鯉のぼり』が開催されていることもあり、
家族連れでにぎわっていました。

▽

定山渓温泉を散策したあと、キャンプ場に到着。
『やわらぎの里・豊平峡温泉』★初訪問★です。
旅行情報サイトの日帰り温泉部門で日本一を獲得したこともある施設です。




この豊平峡温泉の駐車場の片隅に10区画だけキャンプサイトがあります。
出発の10日前に開場が決まり、ギリギリ予約することができました。
今季は前日にオープンしたばかり。




設営を済ませ、さっそく温泉に入ります。
キャンプ場利用者は滞在中何度でも利用できます。

露天風呂は広々としていて、開放感があります。
湯の華も浮いていて、まったりお湯につかりました。

出典：定山渓観光協会公式サイト・フォトライブラリー


出典：定山渓観光協会公式サイト・フォトライブラリー

温泉でさっぱりした後は、テントに戻りのんびり。
セコマで買った飲み物たちとともに楽しく過ごしました。


もうひとつのお楽しみは、施設内にある『Onsen食堂』
本場のインドの方が作るカレーが好評で、これをお目当てに訪れる人も多いです。
昼間には行列ができていました。

出典：定山渓観光協会公式サイト・フォトライブラリー

「温泉でカレー？」って思いましたが、さすが名物と謳うだけあります。
夕飯に本格的なインドカレーをいただきました。
ナンは表面もっちり、裏側クリスピーで絶品でした。


カレーは野菜カレーを中辛で。
これで900円はかなり満足度高いです。


寝る前にもう一度温泉へ。
内湯は浴槽から溢れ出た温泉成分が固まって、床や湯船がすごいことになっています。
とても濃厚な感じで、気持ちのよいお湯。




夜の露天風呂はライトアップされ、明るい時間帯とはまた違った雰囲気です。
ああ、幸せ・・・笑


テントに戻り、湯冷めしないうちに薪に火を熾します。
パチパチと音をたてて燃える焚火にあたりながら、しばらくボケーっとしました。


道南ツーリング・初日は小樽で美しい朝日に出迎えてもらい、
北国ならではのお花見もできて、幸先の良いスタートをきりました。
素敵な陶器も手に入れることができたし（喜）
明日もよい1日になりますように・・・

本日の走行距離：124km

ネコゾウ2号、最後の渡道です😺

4月で7歳になった、ネコゾウ。
3号納車を控えているため
走行距離をできるだけミニマムに
小樽港 in/outで道南を一筆書きします🚗💨

テーマは『桜と温泉』
道南の日本海沿いルートは久しぶりなので
とっても楽しみ✨

まだ朝晩冷え込みそうなので、冬装備です。
ラゲッジスペースにピッタリと積み込みできました。


自宅からノンストップで新潟へ。
時間に余裕があったので、朝食をいただくことに。
『バスセンターの万代そば』に★初訪問★です。




「カレーそば」（460円）を注文。
名物の「黄色いカレー」を一度食べてみたかったのです。




玉ねぎの甘みのせいか、食べやすい辛さです。
クセになりそうな味でした。

▽

フェリーターミナルには10時ごろ到着しました。
今回乗るのは新日本海フェリーの『らべんだあ』です。




2017年GWに利用したときには、デビューしたての新造船でしたが、
5年経ったいまもまだまだ綺麗です。

寝床はツーリストAの下段を選択。






定刻の正午に新潟港を出ました。
残念ながら曇り空と鈍色の海・・・






ランチはレストランで「新潟たれカツ丼」をいただきました。




GW初日ということもあり、船は満車・満室。
夜は混みそうだったので、明るいうちにお風呂に入りました。








サウナからも海が見えます。


サウナに入ったあとの露天風呂は、冷たい雨風が心地良かったです。
やっぱり大海原を眺めながらお湯につかるのは最高です。


お風呂上りに「エチゴビール」で乾杯。


18時半ごろには、燃えるような夕焼けが見えました。
皆さん歓声を上げていました。
甲板に出られなかったのが残念。。


明日は早朝に小樽港に到着するので、
日没後には寝床にもぐりこんで、このブログを書いています。
もともとは2020年GWに予定していた北海道ツーリング。
そのために買ったツーリングマップル、2年遅れで活躍してくれます。




いつもならハイペースで周ってしまう道南エリア、
走行距離を抑えつつ、じっくり時間をかけて満喫しようと思います。
そして、今回は「お気に入り」をリピートすることよりも
あえて★初訪問★にフォーカスしてみます。
道中お天気に恵まれることを祈りつつ・・・おやすみなさい