10月の連休を利用して北海道へ。
国道5号をなぞってきました。
これまで何度も走ったことのある道ですが
起点から終点までなぞるのは初めてです。
まずは起点の函館市を目指して、
青森港から津軽海峡フェリーに乗船🚢
お得な「スーパー海割」を利用できました。
0545 函館港が見えてくるころ、日の出を迎えました。
0610 フェリーは定刻通り、午前6時10分に函館港に到着。
函館港から向かった先は、函館山麓の「大三坂」。
周辺の異国情緒ある建物や美しい石畳が、
訪れる人々を魅了してやまない函館の街の名所です。
坂の中腹にある、日本の道100選 No.2 大三坂の顕彰碑GET😉
「大三坂」を登りきったところから。
この時季は街路樹のナナカマドが真っ赤に色づき、
大三坂は一層エキゾチックな雰囲気を漂わせていました。
▽
函館・朝市へ。
お馴染み「すずや食堂」さんで朝食をいただきました。
そして、国道5号起点のJR函館駅前をウロウロ。
終点の札幌市までは282kmです。
函館市国道元標が駅前交差点にあります。
この場所は、国道278号、国道279号、国道338号の起点でもあります。
元標はレプリカですが、付近に本物は見当たりませんでした。
函館市国道元標横の石碑には以下の通り刻まれていました。
函館市国道元標:
北海道の玄関函館市は、また、北海道における国道の起点にもなっている。
前方交差点中央にある国道元標より、北方向へは、一般国道5号が長万部町・小樽市を経由して札幌市に至り、東方向へは、一般国道278号が恵山町を経由して森町で5号に合流する。さらに、南方向へは、一般国道279号が 1.8km先の函館市末広町から津軽海峡を渡り、青森県の野辺地町へと向かっている。
いずれの国道も歴史と伝統を誇る幹線道路であり、函館近郊の代表する区間は、5号「赤松街道」、278号「漁火通」、279号「海峡通」の愛称で呼ばれ多くの人々に親しまれている。
0800 いよいよ出発です。
走り出して1kmほどの地点に最初のおにぎり発見🍙
0815 現道(赤松街道)とBP(函館新道)の分岐。
国道5号・現道の赤松街道を進みます。
函館市からこの先七飯町の赤松並木は「赤松街道」と呼ばれ、
国道5号の起源にあたる「札幌本道」を現在もそのまま使用している区間です。
現時点では「赤松街道」と「函館新道」どちらも国道5号です。
0840 七飯町に入りました。
0850 七飯町赤松並木を通過します。
日本の道100選 No. 3 赤松並木の顕彰碑GET😉
▽
0900 バイパス「函館新道」と合流。
その先に「道の駅・なないろななえ」があります。
北海道新幹線「新函館北斗駅」の開業翌年に新設された施設。
国道5号沿いに5つある、最初の道の駅です。
七飯町は男爵いもの発祥の地だそうです。
スタンプもGETしました😉
お盆に国道4号の旅の途中で、失くしてしまったスタンプ帳。
よっちゃんが同じもので色違いを見つけてくれました。
新しいスタンプ帳で初めてのスタンプ押印です♪
0920 国道5号で最初のトンネル「大沼トンネル」を通過。
このあたりの国道5号は「大沼国道」とも呼ばれ、
東には大沼国定公園が広がっています。
大沼トンネルの先で国道5号をいったん逸れて道道338号へ右折。
小沼越しに駒ヶ岳が見えます。
駒ヶ岳は剣ヶ峯がツンと尖って見える、このアングルが好きです。
小沼に沿ってJR北海道・函館本線が走っています。
0945 森町 in
1010 JR北海道・函館本線「駒ヶ岳駅」に寄り道。
三角屋根のデザインが可愛い無人駅です。
そろそろ出ようしたところ、ちょうど列車が来ました。
1040 道の駅・もりに到着。
建物の屋上が展望スペースになっていて、駒ヶ岳が見えます。
森町の名物「いかめし」、日持ちのする真空パックをお土産にGET🦑
スタンプもGETしました😉
▽
1120 国道5号・50kmポストに到達。
海の眺めが美しい場所でした。
緩衝ブロックに「ROUTE 5」の文字が。
来た道を振り返ると、噴火湾越しの駒ヶ岳。
1130 八雲町 in
1215 長万部町 in
1230 札幌市起点の国道230号との交点を通過。
この先約10km、国道5号と国道230号との重複区間になります。
1235 長万部町で国道5号・100kmポストに到達。
ポストは「長万部三八飯店」さんの駐車場の端にありました。
長万部町の中心部「旭浜橋」を渡ると、国道230号と噴火湾とはお別れ。
国道5号は直進で内陸に入っていき、別名「羊蹄国道」になります。
1300 黒松内町 in
1320 道の駅・くろまつないに到着。
手作りパンと焼きたてピザが人気で、道の駅は賑わっていました。
美味しそうな焼きたてパンとスタンプをGET😉
1345 蘭越町 in
カントリーサインのすぐ先に141kmポストがありました。
国道5号は約282kmなので、ちょうど中間地点ですね。
1350 道の駅・らんこしに到着。
人気のらんこし米をお土産に買って、スタンプもGET😉
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内陸部に入ってからは、ずっとどんよりとした曇り空。。
1425 ニセコ町 in
蘭越町とニセコ町の境にある「昆布川橋」。
函館本線の赤茶色の鉄橋がいいですね。
ビューポイントパーキングに立ち寄るも、羊蹄山は雲の中。。
1450 道の駅・ビュープラザニセコに到着。
何度も来ていますが、スタンプもらっておきました😉
国道5号沿いの道の駅は5つあり、ルート前半に集中しています。
「道の駅・ビュープラザニセコ」が5つめで最後の道の駅。
国道5号なぞりんぐ、本日はここまでとします。
起点からここまでは約170kmでした。
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羊蹄山が姿を見せてくれないので、早々に市街地を離れます。
道道66号・岩内洞爺線(通称:ニセコパノラマライン)で山間部へ。
いつのまにかニセコ町からまた蘭越町に入っていました。
「大湯沼」に立ち寄り。
道道66号から道道58号に入ります。
1550 本日の宿「ニセコ五色温泉旅館」に到着。
ニセコアンヌプリとイワオヌプリを望む、標高約750mの秘湯で、
開業は1930年と古くから湯治場として親しまれてきた温泉宿です。
宿の目の前には以前利用したこともある「ニセコ野営場」があります。
素晴らしいキャンプ場ですが、この時季の野営はかなり寒いですね。
ニセコは紅葉シーズンで繁忙期。
2人分の料金でひと部屋使わせていただきました。
本館2階の10畳の和室。
テラスに出るとニセコの山々の景色が広がっていて、
目の前にはニセコアンヌプリが雲をかぶっていました。
明日に期待しましょう。
▽
暗くならないうちに温泉に入ります。
こちらの温泉は何度か日帰り利用させていただいたことがあり、
一度泊まりでゆっくりしてみたかったんですよね。
源泉掛け流しの温泉は、大浴場と「からまつの湯」があります。
どちらも内湯と露天風呂がそれぞれあります。
まずは奥にある「から松の湯」へ。
内湯を独泉。
熱めのいいお湯です。
露天風呂も独泉。
湯温を測ってみると41.7℃で、好みの湯加減でした。
少しひんやりとした秋の風が心地いい・・・
大浴場に移動すると、こちらも運よく独泉でした。
露天風呂からはニセコアンヌプリが見えます。
お湯に浸かると、目隠しで景色がよく見えないのが残念。
イワオヌプリの登山道から丸見えなので仕方ないですね。
日が落ちると一気に真っ暗になり、冷え込んできました。
夕食は道の駅で買ったもので簡単にすませました。
ワインはセイコーマートのプチプラなミニボトル。
寝る前にも温泉を愉しんで、まったりとした夜を過ごしました。
国道5号をなぞる旅、
初日は起点の函館市からニセコ町まで約170kmをなぞりました。
282kmのうち達成率は約60%です。
自宅からのオドメーターは920kmでした。
昨夜は青森港まで夜通し走ったので少々疲れを感じましたが、
北海道に上陸したとたんに眠気が吹き飛びました。
明日は残り40%をなぞって、札幌市の中心にある終点を目指します。
国道5号をなぞる旅【DAY 2】:ニセコ町~札幌市 につづく