5月9日(土)
いよいよ北海道滞在最終日です。。
旅のラストに名湯・銀婚湯さんに宿泊し、
のんびり過ごさせていただきました。
道道67号を戻って国道5号に出ました。
国道5号を右折でいったん森町方面へ。
噴火湾沿いを7~8km進み、この看板を右折。
道道778号で5kmほど内陸に入った「濁川温泉」に寄り道します。
濁川温泉は「北海道温泉番付」の西の前頭7です。
湯治場としては長い歴史を持ち、開湯は江戸時代。
火山噴火により形成された盆地に、以前は湯宿が点在していたそうです。
現在宿泊できるのは、昨年宿泊した「中央荘」の1軒のみ。
その「中央荘」さんのほかには、
「新栄館」と「元湯神泉館 にこりの湯」で日帰り入浴ができます。
まずは「新栄館」さんへ。
会計に入浴料(400円)を置いていくシステムですが、
たまたま息子さんがいらして料金を手渡ししました。
その際に親父さんが昨年亡くなられたことをお聞きしました…
玄関左手に廊下を進んでいくと男湯(混浴)があります。
階段を下ります。
脱衣所には仕切りの衝立があり、奥が女性用(たぶん)。
温泉分析表は相当古いものしかありません。
昭和拾年二月、と書かれています。
どうやら独泉です。
120年以上前に開湯したという「菊の湯」。
3つの湯船が鎮座する歴史を感じる浴場です。
脱衣所から入って左手にある湯船が一番熱く、52.6℃ありました。
お湯はどの湯船も無色透明に見えます。
脱衣所から一番遠い、画像右側の湯船はちょうど50℃でした。
屋根は朽ちかけています…
残りひとつの湯船が45.6℃で、加水せず入れました。
老朽化がかなり進んでおり、朽ち果てそうな浴場。
だからこそ惹かれてしまうのですが、いつまで来ることができるのか。
そんなことを考えながら、しんみりとお湯につかっていました。
終始独泉で小一時間お湯を愉しむことができて、ラッキー。
今回は新館にある女湯はパスしました。
濁川温泉・新栄館(2026年34湯目)
北海道茅部郡森町濁川49 TEL. 01374-7-3007
日帰り入浴料:400円/8:00~20:00
▽
のどかな田園風景が広がっています。
地熱発電所から蒸気が上がっているのが見えます。
昨年宿泊した「中央荘」さんを再訪。
受付で女将さんに入浴料(450円)をお支払いします。
2022年(令和4年)8月の温泉分析書より:
源泉名:中央荘1
泉質:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉(低張性中性高温泉)
泉温:65.1℃
pH:7.2
知覚的試験:弱黄色澄明、微塩味、弱金気臭
※4項目該当なし
男女別のシンプルな内湯のみ。
お湯は笹にごりで茶色っぽい湯の花が浮いています。
※この画像は2025年4月宿泊時に撮影したものです
※この画像は2025年4月宿泊時に撮影したものです
10分ほど独泉でしたが、あとからおふたりいらっしゃいました。
シンプルながら明るく清潔な浴場です。
お食事も美味しいので、次回はまた泊まりで来たいですね。
濁川温泉・中央荘(2026年35湯目)
北海道茅部郡森町濁川75-8 TEL. 01374-7-3010
日帰り入浴料:450円/10:00~21:00
▽
11:30 濁川温泉をあとにして、ふたたび国道5号へ。
残念ながら駒ヶ岳は雲に隠れていました。
国道5号から長万部町から国道230号(国道37号と重複)で洞爺湖へ。
13:30 「有珠山噴火記念公園」でひと休み。
毎回撮ってしまう、お気に入りのライオンの像。
「とうや湖ぐるっと彫刻公園」の作品のひとつで、
「Muse」(明地信之氏作)という3匹の雌のライオンだそうです。
近くには「とうや湖ぐるっと彫刻公園」の代表作品、
「月の光」(イゴール・ミトライ氏作)があります。
お天気は相変わらずどんよりとしていて、羊蹄山は見えませんでした。
道道2号経由で登別市方面へ。
14:20 「オロフレ峠」からはほとんど何も見えず…
オロフレ峠から先は登別市です。
登別市といったら「登別温泉」。
登別温泉は「北海道温泉番付」では東の横綱です。
北海道の温泉は各地巡っていますが、実は登別温泉地区のお湯は初体験。
旅のフィナーレにと寄らせていただきました。
温泉街を走る「オニスロ」という無料の周遊バス。
登別市が道内ではじめて運行を開始した低速電動バスです。
登別温泉では地獄谷をはじめとする泉源地から、
45℃~90℃の多種の温泉が1日1万トン湧出しています。
「夢元さぎり湯」は温泉街の中心部にある温泉銭湯で、
道内随一の名湯・登別温泉の源泉がワンコインで愉しめます。
入口右手には湯かけ鬼像が鎮座しており、
柄杓でお湯をかけると無病息災のご利益があるといわれています。
館内に入り、浴場へ。
ここから先は撮影禁止!と書かれています。
浴場内の湯船のレイアウトはこのような感じです。
※この平面図は施設の公式HPよりお借りしました
さぎり湯では登別温泉の代表格・硫黄泉に加え、明礬泉の2種類を使用。
明礬泉は結膜炎などによく効き、「目の湯」とも呼ばれるそう。
男女別浴場にはそれぞれ、1号乙泉(硫黄泉)の湯船が高温・低温で2つ、
目の湯(明礬泉)の湯船がひとつ、
そのほか湧水を利用した気泡風呂、サウナと水風呂があります。
洗い場はシャワー付カラン15基。
1号乙泉は地獄谷の1号乙源泉から引湯しており、
登別温泉の各湯宿でも使用されているスタンダードな源泉です。
湯船の底に灰のような湯の華が舞っています。
低温の湯船は計測値40.5℃で一番入りやすかったです。
高温のほうは42.5℃ありました。
※この画像は施設の公式HPよりお借りしました
目の湯は夢元さぎり湯のみの利用で、
地獄谷にある目の湯源泉から引湯しているそうです。
きれいな乳白色の濁り湯で、さらさらとした浴感。
41.5℃でした。
※この画像は施設の公式HPよりお借りしました
2019年(令和元年)7月作成の温泉分析書より:
源泉名:登別温泉 1号乙泉
泉質:酸性・含硫黄・鉄(I, II)-単純温泉(硫化水素型)(低張性酸性高温泉)
泉温:72.5℃
湧出量:1,901ℓ/min(自然湧出)
pH:2.3
溶存物質:0.875g/kg
知覚的試験:白色濁、酸味、硫化水素臭
※4項目該当なし
2018年(平成30年)3月作成の温泉分析書より:
源泉名:登別温泉 目の湯
泉質:酸性・含硫黄・鉄(I, II)-ナトリウム-硫酸塩・塩化物温泉(硫化水素型)(低張性酸性高温泉)
泉温:66.0℃
湧出量:32ℓ/min(自然湧出)
pH:2.2
溶存物質:1.545g/kg
知覚的試験:無色澄明、酸味、硫化水素臭
※4項目該当なし
硫黄泉が大好きですし、お湯の香りもよかったです。
しかし、なにせひとが多くにぎやか・・・
もう少し空いていたらのんびりとお湯を愉しめたと思います。
湯上りに利用できる無料休憩所もありました。
(畳敷きの有料休憩所もあるようです)
駐車場があるのはとてもありがたかったですが、
空いていた残り1台のスペースはめっちゃ停めにくかったです。
登別温泉・夢元 さぎり湯(2026年36湯目)
北海道登別市登別温泉町60-60-5
入浴料:500円/9:00~21:00(最終20:30)
▽
16:20 登別温泉を出発し、国道36号へ。
一路苫小牧東港に向かいました。
なんと出発したときにナビが示していた時刻ぴったりに到着しました。
17:53 苫小牧東港着
今回利用するのは敦賀行の寄港便で、わたしは新潟港で下船します。
苫小牧東 19:30発→秋田 翌日07:35着・08:35発→新潟 15:30着
敦賀港に到着するのは翌々朝の5:30だそうです。
配船は「らいらっく」でした。
18:30 少しずつ空が夕焼け色に…
今日はずっとお天気がイマイチでしたが、
最後にきれいな日の入りの景色を見ることができました。
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マジックアワーも。
18:40 普通乗用車も乗船開始。
定刻より30分ほど遅れて出港。
さようなら、北海道…
本日の走行距離は248km、道内での総走行距離は2,325kmでした。
あっという間の11日間。
年々走る距離は少なくなって、のんびりする時間が増えました。
会いたい方にもお会いして、湯巡りもたくさんできました。
数々の美しい景色も楽しめました。
さあ、あとは帰るだけです。