2009年06月04日
今日の日記はコアなレースネタですので、興味のない方はパスしてくださいませ。
JMIAのウェブサイトを見ていて、鼻血が出そうになりました。(爆)
http://www.jmia.info/journal/jounal090604.html
なんで鼻血が出そうになったかって?
内容が過激なのです。
東京R&Dの新型が登場して、ブッチギリで勝ってしまった、というのは以前にも書きましたよね。
その件で、FJ協会はモメているワケです。
「あのRD09Vはレギュレーション違反である!」
とか。
出る杭が打たれるのは世の常ですから、驚くべきことでもありませんね。
で、JMIAと対立関係にある某コンストラクターがクレームをつけたRD09Vについての記述のくだりが面白い。
ボロカスです。
東京R&Dはクレームに対応して2010年バージョンのエアロを投入した第3戦でも1・2・3フィニッシュですから、クレームつけたほうの面目は台無しですね。
レースの世界は弱肉強食ですから、この流れだと当然、新規ユーザーは東京R&Dのマシンを買いますよね。
鈴鹿レース村の盟主を誇ってきた某コンストラクターにとってはツライ時代が来てしまいました。
で、
こんな過激な文章を書くのは林さんに違いないと思いつつ、
なんか林さん特有の文章のクセがないなぁ、と読み終えて、いちばん下に「鈴木 英紀」と書いてあったので、鼻血が出そうになりました。(笑)
鈴木さんはJMIAの広報担当の方で、話し方はクールで、話の内容はアツい人物なのですが、こんだけ激しい内容の記事を書くというのは、
何かあった?
と邪推してしまいました。(笑)
とまぁ、その件(JMIAと某コンストラクターの不仲)も充分に興味深いのですが、文章の中にある、
「スーパーFJに童夢やムーンクラフトが参戦したら・・・」
というくだりにワクワクしてしまいます。
ちょっと前の日記
「FJはもう既にステップアップカテゴリーじゃない」
http://blogs.yahoo.co.jp/michutoraru/59492906.html
にも書きましたが、スーパーFJにしろ、FJにしろ、FJのレースってのは、ただでさえマイナーな日本レース界の中でもマイナーな存在なのです。
その遠因は、童夢やムーンクラフトなどのメジャーなコンストラクターが無視してきたからなのかもしれません。
そりゃあ、コーボンコンポジット技術を持つコンストラクターにとって、鋼管スペースフレームのFJは技術的な魅力、挑戦する魅力を感じないのは当然です。
今回の抗争の後に、JMIAの政治力でFJやF4のモノコックがカーボン使用可ルールになったりしたら、もしかして童夢やムーンクラフトも参入するかもしれません。
そんな事を想像したら鼻血がさらに出そう。(笑)
上のカテゴリーをやっているコンストラクターが参入する事は、技術的なレベルアップもさることながら、ドライバーにとっても上へのパイプが出来るので魅力あるカテゴリーに映ると思います。
また盛り上がるかもしれません。
JMIAは全日本クラスのレースをやっているレース企業が集まっていますから、今のFJ協会とは政治力が違います。
FポンやGTの前座に組み込む事も可能でしょうし、近隣アジアにFJ規格でレースシリーズを持ち込んで開催して輸出産業に発展させる事も可能かもしれません。
くら~~~い話題の多いエントリーフォーミュラの世界ですが、
今回のケンカの話題は、
転がり方次第では面白くなるぞ!
と思いました。
Posted at 2009/06/04 13:16:56 | |
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