• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

フヂエンのブログ一覧

2016年06月26日 イイね!

な、なんとMotorFanに僕が掲載されました!「今月注目の人」だそうです。(汗)

楽しみにしていた本が届きました。

MotorFan 復活第2号!!




由緒正しい、歴史ある自動車雑誌に僕が載っているのは、こうやってキレイに製本された物を手に取っても現実感ありませんし、今、僕の周りで巻き起こっているスゴイ出来事も慣れるヒマなく必死に対応している様な感じですから、なんだか、きっと10年後に思い出そうとしても「ひたすら必死に作ってたからよく思い出せない。」という事になりそうな気がします。

なので、今回こうやってMotorFan編集部さま、大串さんに面白い記事にしていただいた事で素晴らしい記録になるので、10年後くらいに人生落ち着いてきたら(落ち着くのか?)、もう一度じっくり読んで楽しみたいです。

また、今回の記事では、僕がこの10年間やってきた事を大串さん的視点でご紹介いただいています。
改めて読んでみると、「僕ってもしかして変な奴?」って笑えてきました。
ミッドシップ86を作っていた時も、M01を作っていた時も、EVバイクの時も、僕の中では極めて自然な流れで進んで行ったのですが、客観的に見てみると、やっぱり無謀、無茶、そして「徒手空拳」ですね。(笑)



とは言え、僕のバイブル「童夢へ」の中の若かりし林さんに比べると、まだまだ小さい。
比べてみたって、どうやっても届かないくらい高い場所だし、「比べてくれるな!」ってご本人様にお叱りを受けそうですが(汗)、目指してみます。

僕が引退する時に、
これ以下では満足出来なかったし、
これ以上は無理だった。

ってカッコ良い事を言えるオヤヂになれるよう全力でクルマ造りに取り組みますので、皆様よろしくお願いいたします。



※MotorFan 復活第2号は、全国の書店、ネット書店でお買い求めいただけます。
参考までにAmazonだと2日で届くみたいです。(編集部から1冊いただけるのにたくさん注文しちゃった)


フヂイ エンヂニアリング
http://fujii-engineering.com/
Posted at 2016/06/26 18:33:35 | コメント(4) | トラックバック(1) | 日記
2016年06月23日 イイね!

レイアウト検討作業

現在、本格的な車体設計の前にレイアウト検討を進めています。
レイアウト検討を進める中で、モノコックを切ったり貼ったりするので、カーボンより加工が手早くできるFRPでダミーのモノコックを作製しました。
ホンモノはCFRPモノコックになります。



そして切り刻まれる前に記念撮影。(笑)
という訳ではなくて、着座状態での視点や視界を確認しています。



この車両はクローズドボディになるので乗降の為にサイドシル(モノコック側面)をカットして補強を入れます。




さらにダミーのロールバーを取り付けします。
モノコックの横に取り付けられているのは、高い安全性を追及する為のサイドストラクチャー(のダミー)です。



タイヤを置くと車両全体の大きさをイメージし易いです。

そして、プロジェクト総指揮&デザイナーの林みのる氏とデザイナーの西田氏、CFRP担当の新井氏、広報担当の大串氏にお越しいただいて検討会を行った結果、

ロールバーアーチのフロント側を当初寸法よりも狭くして、より現実的な検証が出来るスチールパイプでロールバーを製作して、次の検討に移る事になりました。

とはいえ、クローズドのシングルシーターで、かつ高い安全性、となるとなかなか乗降性が厳しくて技術的ハードルは高いですね。
開口部を大きく取れば乗降性は高くなりますが、剛性と安全性が失われます。その逆もまた同じ。

これをどうやって高い次元でクリアするか?
僕らの腕の見せ所です!!

続きはまた次回に。

フヂイ エンヂニアリング株式会社
http://fujii-engineering.com/



Posted at 2016/06/23 16:07:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2016年06月16日 イイね!

Super Sports K4 Project 始動します!!

みんカラの皆さま、ご無沙汰しております。
フヂイ エンヂニアリングの藤井です。
最終投稿が2014年になっていましたから、約4年ぶりになります。

このたび、フヂイ エンヂニアリングは念願のロードゴーイングスポーツカーの製作に着手する事になりました!
フヂイ エンヂニアリングはクルマ造りたくて仕方なくて立ち上げた工場です。今までは、AE86のリヤセクションをパイプフレーム化したミッドシップハチロクを製作したり、オリジナルパイプフレームのM01を製作したり、意欲的に(やりたい放題)自動車製作をやってきました。

それはそれで楽しかったのですが、でもフヂエンのクルマ造りの最終目標は、ナンバー付きで街を走れるクルマだったのです。
自分で設計したクルマで街を走る・・・・、これってクルマ好きな人なら一度は考える事じゃありませんか?

という事で、今回、僕らがスポーツカー造りに取り組むことになったキッカケをご紹介させて頂きます。

さかのぼる事、1年ちょっと前。
僕は、M01の製作からしばらく経って、EVバイクの試作やら、何かとモノづくりには取り組んでいたものの、大きな予算を必要とする自動車造りには手が付けられないまま、悶々とした日々を過ごしていました。
そんな時に、僕のクルマ造りの師匠である童夢の林みのるさんから電話が掛かってきました。
「マクランサって知ってるか?あれを復刻させようと思うんやけど、やってみるか?」
え?あ?う?僕が?あの、マクランサ?復刻?・・・マジですか??(歓喜)
嬉々として童夢本社のある米原まで飛んで行きました。
そして、7月の林さんの引退記念パーティに向けてマクランサとカラスの2台をウチで製作する事になり、それはもう楽しいクルマ造りの日々でしたよ。
FRPと鉄パイプフレームですから、特に新しい技術に挑戦する、というモノではありませんでしたが、1965年ごろ、林さんと浮谷さん、本田博俊さん、他の仲間たちが、どう考えてココを設計したのかな?どう工作したのかな?とか、想像しながら、ちょっと僕もその伝説的なメンバーの仲間に入れてもらって作業していたような錯覚を楽しみながら2台のクルマを完成させました。





完成した頃には、
やっぱりクルマを作り続けたい。」
と、一時期は抑え込んでいたハズの「クルマ造りの衝動」がふつふつと湧いてきて、自分のリソースの中で実現可能なパッケージを考える事を始めました。
で、考え出したのが、
「マクランサ2015 K4GPスペシャル」
でした。
マクランサを製作している間、
「このクルマ、ちっこいけどカッコいい。今は無駄にデカくてハイパワーなクルマが多いけど、こういう大きさのスポーツカーがあったら魅力的なのになぁ。」
とずっと感じていたのです。
そこで、オリジナルのCFRPツインチューブモノコックを新作して、マクランサのボディカウルを被せて、しかもナンバー取得して、ナンバー付きで富士のK4GPに参戦して優勝だ!!
と妄想が暴走。(笑)

とは言え、マクランサのカウル型は林さんのモノです。
残存するマクランサから3Dスキャンして3Dデータ化、3Dモデリングした後にCADで図面化、それからマスター製作してメス型製作、最後に製品を成形、、、というとんでもない手間と費用が掛かっているシロモノです。
僕にはとうてい「型使用料」を払える訳もないし、タダで使わせてほしいなんて超失礼だし(汗)、でも造りたい。
よおし、こうなったら直接お願いしてダメだったら仕方ない!
と、再び米原へ伺って林さんに「マクランサの型を使ってクルマ造らせてください!」とお願いしました。
すると、
「別にかまへんよ。でも、そんな事して何の意味があるの?」
あれ、良いんですか?(汗)
え、でも、意味ですか?特に考えてなかった。(滝汗)
カッコいいクルマを作りたい、だけ?です。
それからは、林さんに当時造ろうとしたけど、時間と費用の障害で作れなかった「本来のマクランサ」の詳細をお聞きして、あ~して、こ~して、とクルマ造り談義に盛り上がりました。
普段は、それほど僕の前では楽しそうにクルマの話をされる方ではなかった印象でしたが、この時は、本当に楽しそうにクルマ造りのお話をされていたのが強く印象に残っています。
童夢とフヂエン、技術レベルにはすごい差がありますが(汗)、根っこにあるクルマ造りへのキモチはあまり変わらないのかなぁ、と嬉しかったです。



正式にマクランサの型使用の許可を頂いたので、さらにやる気を増した僕は初期の図面作製に着手しようと思ったその頃、再び林さんから電話が掛かってきました。
「マクランサ造るのもええけど、今さら古いクルマもなぁ。せっかくクルマ造るなら、キチンとした、そしてアイデアの詰まったクルマを作らんと。支援するからやってみなさい。」
え?あ?それは、どうゆう事ですか?(滝滝汗)
思考停止。(笑)
しばらくフリーズして、やっと脳CPUが再起動した僕は、やっと林さんの話が耳に入るようになってきました。
林さんの計画は、その時点で殆ど完成していました。(考え抜いた後は即断、実行。このあたりがやっぱり凄い人だなぁと思います)
プロジェクトの内容は、

・シングルシーターのカーボンモノコック、スーパースポーツカーを作る
・軽自動車の規格に則って造る。(世界初の軽四スーパーカー!)
・開発はフヂエンが行い、リソースの限界もあるので童夢に技術支援していただく
・もちろんナンバーを取得する
・ガソリン車とEVを1台ずつ製作する


この強烈な内容の電話の後、興奮さめやらぬまま「うお~すげ~!」と考えを巡らしていた時、ある事に気付きました。
でも、これって童夢で造れば、すぐに造れちゃう事だよね?LMP造れる童夢ですから、もちろん造れるはず。でもあえて僕らに、という事はつまり、これは林さんが僕らに与えた大きなチャンスであり課題なんだ。
そう気付くと責任の大きさに変な汗が出てきました。(笑)
こりゃああ大変な事になったぞ。

でもね、責任の大きさとか、チャレンジの大きさとか、考えたところで、「クルマを造りたい」衝動の前に、何のブレーキにもなりません。(笑)
あっという間に、
「やるぞ~~~!造るぞ~~~!」モード全開に。

という経緯で、
Super Sports K4 Project
はスタートする事になりました。



日本レース界の伝説的人物である林みのる氏の監督総指揮の元で、僕らがどう挑み、どう悩み、どこまで成長していくのか、これから1年間のプロジェクトをこのブログで詳しくご紹介させていただきますので、これからも宜しくお願いいたします。

フヂイ エンヂニアリング
藤井 充
http://fujii-engineering.com/
Posted at 2016/06/16 22:12:16 | コメント(4) | トラックバック(0) | Super Sports K4 Project | クルマ

プロフィール

「MotorFan 007号! http://cvw.jp/b/518095/39714226/
何シテル?   05/04 19:10
三重県鈴鹿市でフヂイ エンヂニアリングというクルマ屋をやっています。 もともとは真面目な?板金塗装&整備工場だったハズですが、 どんどん大好きなクルマ造...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2016/6 >>

   1234
567891011
12131415 161718
19202122 232425
2627282930  

ブログカテゴリー

リンク・クリップ

SSK4 プロジェクト MotorFan第4号 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2016/10/27 11:52:58

愛車一覧

トヨタ カローラレビン トヨタ カローラレビン
08年5月のドットコム杯用に突貫工事で造ったマシンです。 (写真 手前の青いハチロク) ...
その他 その他 その他 その他
FJ1600の名車、オスカーSK96です。 25~26歳の頃、プロドライバー目指してレー ...
日産 フェアレディZ 日産 フェアレディZ
唯一無二の愛車だった、1973年式の240Zです。 レストアして乗ろうと思っていましたが ...
マツダ RX-7 マツダ RX-7
いつかはセブン乗りになりたい! と前から思っていたのですが、やっと念願叶いましたが、 ...

過去のブログ

2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2012年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2011年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2010年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2009年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation