2014年08月12日
偏食家の思うところ
本日はあまり車とは関係のない話で申し訳ないのですが…
テーマは"偏食"です。
ご興味の無い方は回れ右をしていただいて…
そして書いてる内容もかなり自己中心的なことだと思います、
もし読まれて不快に思われた方は申し訳ありません。
しかしこの人生ずっと悩まされてきた偏食に、ある程度自分の中でふっきれた部分と、思い悩む部分があるので
したためようかと思った次第であります。
まず、私は大の偏食家です。
いや、偏食家というより偏食主義者、と言い替えた方が適切かも。というレベルで食事が偏っています。
好物は炊いた白いごはん、卵焼き、ウインナー、その他肉類、麺類、揚げ物類
嫌いなものはタマネギ等野菜を筆頭にたくさん。
例えばですが私はカレーやシチュー、野菜炒めや八宝菜など、複数の食材をチャンポンした料理が非常に苦手です。
肉じゃがなんて出てきた日にゃもう泣きそうです。(食わなきゃ怒られるのでとりあえずは食う)
米は米!肉は肉!レタスはレタス!
等、単体じゃないと気持ち悪くて見るのもイヤなのです。
なんかあらゆるものがグッチャグチャに混ざったドンブリとか、そんなもの僕に食わしてみなさい、即時テッポウウオと化します。
上記のことから、人間の手料理というのも苦手です。
出来合いのものをスーパーで買ってきて食べるという生活を長年続けた結果とも言えます。
私自身が言うのもなんですが、偏食家は人間的にどこか歪んでいる方が多いことは事実だと思います。
好きなもの以外食べようともしない人ですからね。冒険するよりも冒険しない安心をとるのです。
ただ
親の躾が悪い、一人っ子で甘えて育った、自身に好き嫌いを無くそうという向上心がない…エトセトラ
色々あれど、偏食ということで上記のような歪んだ先入観で偏食人を見る、一般の方々。
これも、事実とは異なる場合があります。
「食えないって単なるワガママでしょ!?食べず嫌いもどうせ多いだろうし、食べて慣れていったらなんでも食べれるわよ!」
そんなもんで好き嫌いなくなるんだったら苦労しねえよ。
その理論が正しければ学生時代の給食で全員矯正できるでしょう。それが正しければね。
食わして慣れる、という方法が偏食克服の近道だと言う主張はこちら側からしたら寝言でしかありません。
ちょっとした料理の創意工夫で食べれるようになった人は
「元々食べられる」のです。
この"プチ偏食人"が多いからこそ、我々「筋金入りガチ偏食人」が苦労するのです。
偏食家差別は人種差別・ジェンダー問題より大っぴらに、誰もが理解する気もなく平然と行われます。
「偏食の人間は人としてダメだ」と人格を否定するのです。
別に構いやしませんがね。ただこっちだって好きで偏食やってんじゃねえんだよと。
ここで声を大にして言いたいのは
嫌いだから食べない、というよりも食べられないから食べない
ということです。
私だって、嫌いでもなんとか食べれそうなもんは我慢して食いますよ。
会食の席や(もはや会食がもう苦手ですが)、例えば彼女がつくったものだったり。
ただ私の場合、直近一ヶ月間あれ食えこれ食えと言われ続けた結果
普段の食事は少量に抑え彼女が寝静まった夜中に大量に隠れ食いするようになってしまいました。
これはもう悲劇です。
ストレスメーターもとっくにぶっちぎってなんか髪の毛もさもさ抜けてきました。
彼女は悪くないのですよ、至って普通に、いや彼女なりに気を遣って料理を振舞ってくれています。
たいへんありがたいことです。
ただ偏食家からすれば食事の時間が近づくとハラハラしてしまう気持ちがおわかりになるのではと思います。
私の大好きなスーパーの惣菜(コロッケ等)やインスタント食品はもう長らく口にしていません。
何故って、それは一緒に暮らす彼女が食べない=買わないから。
偏食家と言えば、野球選手のイチローが頭に浮かびます。
彼は私の尊敬する、筋金入りガチンコ偏食主義者で、
日本にいる時は肉以外一切食べず、渡米してからはしてからで
奥さんのつくるカレーばかり毎日三食、それを何年も飽きずに続ける人。
先日、テレビに出てた際は「ここ数年はパンとそうめん以外食べてないな」とおっしゃっていました。
イチローと言えば1000万つぎ込んで改造したマーチといい、各所いじくり回したインフィニティクーペ(V35スカイライン)といい
野球だけでなく車好き界隈でも有名な人。
ちなみにイチローのカレーはニンジンやタマネギなど、野菜は一切入っておりません。
イチローは言います、
「健康に大事なのはストレスを溜めないこと。ストレスを溜めない一番の方法は好きなものを食べたいときに食べたいだけ食べること。
毎日同じものを食べる、それだけでなにより安心するんだよね。」
これはもう名言です。
そしてそんな彼に合った、素敵な奥様…
彼の偏屈な食理論に文句も言わず理解を示してくれる…
なんと幸せなことだろうか。
いいカミさんをもったものであります。
偏食を矯正させるような女だったらもう論外。結婚なんてしないつもりだったとか。(笑)
実際、イチローの言うとおりで
我慢して嫌いなものを食べる生活を続ける現代社会人
女性の平均寿命より男性の平均寿命の方が圧倒的に短いのもなんとなくわからんでもないような気もします。
好きなものを、好きなときに食べる。
これが一番ストレスを溜めない方法で、ストレスを抱えたままだとおそらく偏食であることよりも大きな影響を心身に及ぼすことでしょう。
もう一度言いますが
嫌いだから食わねーっていうよりも、食べられないものは食べられない。
これに尽きます。
上記イチローや、スナック菓子しか食べない中田英寿などの偏食をおおやけに晒しているスポーツスターたちは私にたくさんの勇気を与えてくれます。
今日は彼らの存在に心がかなり助けられました。
なんでいきなりこんな記事書くのかと言うと
今日我が家で食事のことで大げんかしたからですね。笑
「あんた好き嫌い改善する努力微塵もしてないじゃん!」と。
そりゃ嫌いなもんは食いたくないだろ…。おまえも嫌いなもんは頑として食わないじゃん…
その他にも飛び火し私の仕事のことにもネチネチと口出ししてきて私はもう大噴火寸前でしたが、なんとか抑えました。
なぜなら、偏食はダメだという論は、正しいと私も思っているからです。
本当は、私も偏食を治したいと思っているからです。
迷惑をかけて申し訳ないと、心から思っているからなのです。
やはり、偏食は人格的に問題があるのでしょうか。
みんカラは大人の方ばかりですので、こういった悩みをお持ちの方はなかなかおられないかと思いますが
もし偏食がおありの方がいらっしゃれば、何かご意見お聞かせくださると嬉しいです。
現時点では、私は結婚には向いてないのだなとかなり落ち込んでおります…
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Posted at
2014/08/12 07:13:25
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