
※ 今日もミニの話題ではなく、音楽の話題だったりします。
しかし、話としては、昨日の"酒"の内容の続きです。
ホテルのバーでバーボンの美味さに感動していた時、後輩が気分が悪いと訴え始めた。
部長は後輩に気を使って、ホテルの部屋を取ってくれた。
しかし、何故か後輩は家に帰ってしまった。
しかたなく、部長が自分に言った。
"技研くん"、今日は君が泊まって行きなさい。
泊まる予定の無かったホテルにチェックインし、部屋に入った。
まだ時間も早く、眠る気もしなかったので、テレビをつけた。
画面の中では、TOTOのボビーキンボールに似た男が、やはりボビーキンボールの様なハイトーンでシャウトしていた。
男は、沖縄の伝説的なハードロックバンド、MURASAKIのドラマー、「チビ」こと、宮永英一さんだった。
その番組は、宮永さんが進めていた、沖縄音楽とロックを融合させるプロジェクトを追ったものだった。
宮永さんは自身のバンド、ZODIACのメンバーと、沖縄太鼓の演奏者達の助けを借りながら、曲を完成させる。
それが、"Wake up 琉球"。
番組の最後に、Zodiacのメンバーと沖縄太鼓の奏者達によって演奏させたWake up 琉球は素晴らしいものだった。
迫力のある沖縄太鼓の演奏と、バンドメンバーの演奏がぶつかり合いながら一体となっていく様は、本当に素晴らしかったし、本当に感動した。
時は経ち、やっと昨年、ZodiacのCDとWake up 琉球が入ったCDを手にいれた。
Zodiacは3ピースのバンドで、各々の演奏技術も高く、曲も凄くカッコ良かった。(正統的なハードロックで、自分が大好きな音です)
勿論、"Wake up 琉球"も、感動的に素晴らしかった。
但し、約20年前に聞いたバージョンと若干違って、落ちついた印象を受けた。
これは、アルバムのコンセプトとしてそうなったかもしれないし、もしかしたら、宮永さんの求めていた音はこれかもしれないとも思った。
しかし、大人になりきれていない自分としては、もう一度(だけでいい)、20年前のあの音を聞く事が出来ないかと、今も思っている。
※ 写真に写っている、"Wake up 琉球"が納められているCDは、"RYUKYU MAGIC"というCDですが、他にもズバリ、"Wake up 琉球"というCDがあります。(そちらは聞いていない)
もし興味のある方は、調べてみて下さい。
Posted at 2009/07/16 01:23:22 | |
トラックバック(0) |
音楽 | 日記