
北海道2日目の朝を初山別のキャンプ場で迎えました。

寒くて目が覚めました。
寝る時少し暑かったのでエアマットにシュラフシーツだけで寝ました。
外に出た見たら3時半でこの明るさ…流石北の大地です。
シュラフに入り直して1時間くらい追加睡眠。

結局4時半に起きてガサゴソ…
ジジイは朝が早いんですよ。
遠く洋上に利尻島が見えています。
今日はあの島に渡ります。

荷物を積んで7時半に出発です。
Hさんはここが気に入ってベースキャンプにして色々回ると言う事で、ここでお別れです。
我々は稚内のフェリーターミナルまで100kmちょっと走らなければなりません。

R232の海側に天塩の道の駅に向かうローカル道路があります。
信号が全く無いのでこちらを走ります。
で、Y氏がインカムで「朝の薬飲み忘れた」と
おぉ自分もだ!と緊急停止。
道端でそれぞれに薬を出して飲みました。
あ~ジジイは嫌だねぇ…

道の駅天塩でトイレ休憩。
道道106オロロンラインを北上します。
オトンルイの風車は取り壊す予定が伸びて、まだその姿を見る事が出来ました。

利尻島に渡る前に南稚内で給油します。
燃費38.5km/L…って悪過ぎ。
飛ばしてたからか?
道路向かいには宗谷本線JR南稚内駅が見えました。

フェリーの手続きをして外にいると、堀の深い日本人が…
何処からですか?って聞いたら「ジャパニーズラングレージ・・リトル」と
あれ?外国人か~「ユアカントリー?」「カナダ」
片言の英語と日本語で国際交流(笑)。
そこにY氏が来て「トモダチ…じゃ無くてマイフレンド」
翻訳アプリで「友達を英語で何と言いますか?」と聞かれ「トモダチイズフレンド」「Oh フレンド!OKOK」
3週間北海道を自転車で走るそうです。
彼の名前はルイさん(顔は出していませんがイケメンで年齢不詳)。

我々が乗船するハートランドフェリーは出入り口が1つだけ。
なので車は(トラックもトレーラーも)バックで船内に入ります。
手前の自転車はルイさんの愛車。

利尻島が近付いて来た。
約50分の船旅です。

バイクはこんな感じで固定されています。
グリップにはカットしたホース?が嵌め込まれて、ゴムに傷が付かないように配慮されていました。(以前はベルト)

1時過ぎていたので港の近くの食堂へ(Y氏下調べ済)
「笑う門」というお店で、女将さんがシャッター押してくださいました。
「バイクは何処に停めたら?」「あぁ道路で良いよ~」でした。

海鮮あんかけ焼きそば1500円…これがまた塩分きつかった。
岩塩舐めてるみたいにしょっぱくて。
汗かいているから…にしても…血圧上がる!

タップリ水を飲んで出発。
途中に会津藩士の墓がありました。
昔ロシアがこの島を襲撃して、幕府が会津藩士を警護で送った際に亡くなった藩士のお墓です。
この横の道を走って利尻山の麓へ向かいます。

展望台目指しますが…展望台って言う位なので高い所にある訳で…
暑いわ急だわ、ロープが無かったらとても無理。
身体が弱いって難儀しますよ…ほんと…

難行苦行の末の展望台です。
15分くらいなんでしょうが、体感的には2時間(笑)。

展望台と言うだけあって眺めは良い。
眼下に沓形岬が見えました。
Y氏はスタスタ登って行くんですよね。
体力違うなぁ。
下りは膝ガクで降りました。

一休みしてからADVに跨り再スタート。
エンジンって有難いですね~
風が気持ち良いのなんのって(笑)。
利尻山の雲が無くなったので、外周道路に出て空き地に入って写真撮影。
利尻岳は利尻富士と呼ばれますが、見る角度で全く違う山の形を見せてくれます。
これは贔屓目に見ても富士じゃないですよね(笑)。

キャンプ場は「利尻島ファミリーキャンプ場ゆ~に」
良い感じで疲れた顔しております(笑)。

なんと偶然にも後のMSRテントは、稚内で話したカナダ人のルイさんのテントでした。

歩いて5分足らずの所に温泉があり、歩いて温泉へ。
汗を流して気持ち良く、夜は爆睡でした。
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Posted at
2024/08/05 14:04:32