
ストグラのガソリンタンクにはガソリン揮発時に出る有害物質を除去するキャニスターが付いています。
ガソリンタンクから出たパイプがシート下を通って、エンジンの後側の下へ抜けています。
このパイプがシリンダーの後でボロボロになって来ました。

部品として頼んではありますが、触ると黒い汚れが手に付くのでそれまでの間の応急処理。
耐油のシリコンパイプ(外径8mm内径4mm)と真鍮パイプ(外径4mm内径3mm)で劣化したパイプを切って新しいシリコンパイプを繋ぐことにしました。

白っぽくなっているパイプ。

拡大するとボロボロになっています(裂けてこそいませんが)

白いウェスで触っただけでこんなに汚れます。

タンクの下の分は劣化していませんが、シリンダの後を通る部分がボロボロ。
熱による劣化?

新しいパイプに真鍮パイプを5cm程切って差し込みます。

古いパイプに差して引き上げます。

所定の隙間を新しいパイプが上がって来たら、古いパイプの痛んでいる所を切ります。
短くなった分を真鍮パイプで繋いで長さを合わせようって事です。

見えなくなる部分に継ぎ目が来ます。
中継ぎのパイプはそこそこきついのですが、抜け防止の為にタイラップで締めておきます。

パイプと配線をタイラップで縛って、元のように通しましょう。

配線とパイプを捻って、配線をクランクケースに触れないように小細工。
下から見ると新しいパイプが顔を出しています。
長からず短からずの長さ。
ガソリンがここから出る事はありませんが、キャニスターを介して大気とのやり取りがあるんですね。
新しい部品が来るまでの応急処理ですが、このままでも良いような気がして来ました(笑)。
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Posted at
2024/12/17 18:13:00