
昨日ストグラのノーマルリアシャフトをゼロポイント製に交換した訳ですが、そのノーマルシャフトをジックリ観察。

ハーレーは殆どがベルトドライブでほぼメンテナンスフリー。
それでもたまにベルトのテンション調整があります。
調整方式は国産バイクではオフロード車に見られる、スネルカム式を採用しています。
これはアクスルシャフトを緩めるだけで調整出来るメリットがあります(基本的に工具は1つ)
右のナットは36mmで、左は?

ナットでシャフトにカムが押さえられていますが…
緩めてカムを外そうと思ったら、カムが挟まったままナットがシャフトに溶接されていて一体構造になっていました。
という事は、カムを回すとシャフトも回るって事か?
右はどうなっている?

先端のナットの脱落防止のEリングを外してナットを緩めて外してみた所の画。
外してみたらシャフトのネジ山が平らに削られていました。
カムプレートの穴は丸では無く、一部が平らになっています。
シャフトに決められた位置でしか入らないようになっていました。
カムが左右とも一体化して調整時にシャフトごと回る仕組みになっていました。
カムプレートも国産オフロードバイクの様にプレートに段があってクリック的に回るのではなく、ツルッとして微調整が出来るタイプ。
でもね…
折角位置決めして嵌るカムプレートなのですが、シャフトとカムプレートのガタが結構あって…
片側を押さえてナット側を動かすとカタカタカタと…ダメじゃん(笑)
正確に平行にシャフトを引けない?
まぁハーレーだからね…
そんなシャフトを見たからか?ゼロポイント製シャフトはナットで引いて調整出来るタイプになっていました。

ゼロポイントシャフトもノーマル同様中空シャフトです。
内径はゼロポイントの方が少し大きいようです。
外径は25mmなのでゼロポイントシャフの方が肉薄って事ですね。
で、この中空内部がたまに錆びるという事を聞きました。
前のシャフトは組み込み前にシリコンオイルを吹いていましたが、リアはすっかり忘れていました。

なので本日papastickスーパーロングヴァージョン(スティック3本繋ぎ)にシリコンオイルをタップリ吹き付け、穴の中を擦って内側に防錆処理。
両側から差し込んで塗りつけました。
終わって穴を覗いてオイル分で光っていたので、暫くは大丈夫かな。
このオイル分に埃が付いて保湿してくれると錆びにくくなるんですけどね。
薄くグリス塗ってゴムキャップでもすれば良いのかも。
Posted at 2025/08/16 19:01:27 | |
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