
今朝は珍しく5時半過ぎに目が覚めました。
サイトの下の川は、丁度瀬があってフルタイム瀬音が聴こえて来ました。
自然の音って余程でない限り耳に優しいですね。

外も明るいのでテントから出てみると、低い雲が回りの山に掛かって童話の世界みたいです。
写真を撮りながらウロウロしていたらY氏も起きて来て、コーヒーを淹れてくれました。

カップが一番下にあったので、出すのが面倒でコッヘルに入れたら…
う~ん、蕎麦つゆみたいだなぁ…
味はコーヒーです、間違い無く…
だけど入れ物ってやはり大切ですね(笑)。

我々のテントの上に西土佐大橋が掛かっています。
雨が降った時の雨除けになるかと、意識的にこの下に設営しました。
夜露もある程度は防げるかなと。
翌朝、橋に関係なく夜露は降りなかったようですが。

我々が出る時にカヌー館の方が軽トラにカヤックを積み込んでいました。
最大10艇積めるそうです。
オープンデッキのカヌーは漕いだ事ありますが、カヤックは未経験。
四万十川でカヤック…憧れるなぁ。

今日は沈下橋巡り。
初めて実物を見ましたが、欄干が無いって不思議な感じ。
そして狭い。
勿論生活道路の一部ですから、地元の方優先です。

欄干が無い狭い幅って怖いですね~
端によって停めるなんて無理。
早く渡り切ってしまいたい(笑)。
ここは岩間沈下橋。

地元の奥様?が柴犬連れて散歩。
犬と渡る沈下橋って、四万十川ならではの風景ですね。
ちょっとお話させていただきましたが、妙齢の品の良い女性でした。

対岸から軽自動車が渡って来ました。
橋の幅が分かると思いますが、バイクとのすれ違いだって無理じゃない?

勝間沈下橋。
車が暫く来ないので、ササっと撮ってみました。
移動時の怖い事(笑)。

石だらけの河原に下りてみました。
浮き石なんで走りにくいし、荷物があるから余計にフラフラ。
エンジン止めて写真撮って再スタートしようとしたら、セルが回らない!
スイッチを回そうにも全然回らない。
ガタガタ走って何か起きたか?
さてどうする…
セキュリティの問題か?
うん?
もしかして…
ツーリングパンツのポケットに入れておいたリモコンが、スイッチ押されてセキュリティ解除不可になっていました。
メインスイッチが回って解除になってホッ。
セル押しても掛からない。
また焦る。
サイドスタンドが出ていました(笑)。
スタンドを戻してエンジン始動。
よかった~

移動して高瀬沈下橋。
水面の穏やかさ、そして川幅の広さ。
テレビでたまに見ますが、やはり肉眼で見るとそのスケール感が全然違いますね。
そして水の綺麗さ。橋の下に泳ぐ魚の姿をたくさん見ました。

最後に来たのが佐田沈下橋。
ここが1番有名かも。
近くには観光バス対応の広い駐車場もあり、観光客もワンサカ来ていました。
この橋は幅が広く、安心して走れました。
川幅が広く橋を渡り切って戻る人は少なかったです。
お陰で対岸側で写真撮れました(笑)。

観光客が多いだけあって、トイレも立派でした。
有難く使わせてもらいました。
4つの沈下橋を堪能してR56へ戻ります。

渡川大橋を越えて左折して足摺岬を目指します。

R321を1時間ほど走って足摺岬に到着。
像が立っていますが…

中浜万次郎、ことジョン万次郎です。
この人も坂本龍馬絡みの方ですね。
折角なので灯台まで歩きます。
樹が生い茂って木陰が出来、その間を風が抜けるので涼しい。

程なく見える足摺岬灯台。
白亜の姿が青空をバックに清々しい。

太平洋も澄んで青々としていました。
夏なら泳ぎたくなるねぇとY氏。

足摺岬を出て30分ほど走ると、道の駅めじかの里土佐清水。
1時も近いのでここで昼食です。
トイレの前のベンチで、お遍路さん姿の外国人が休んでいました。
かなりばてている様でしたが…

お昼はこれにしました。
何だっけ?この魚…
でも美味しかったです、食べたらパワー回復しましたから。

道の駅大月で、ソフトクリームを食べて糖分補給。
ローソン愛南町柏店でも休憩。
お昼食べてから70km走っております。
次に目指すは本日の宿。
八幡浜市の八幡浜センチュリーホテルイトウ。
ここは駐車場が1階の軒下になっているので、雨が降っても心配ありません。
夕飯は外で食べるのですが、直ぐ近くが商店街のアーケードになっています。
雨が降りそうだったので、折り畳み傘を持ってY氏と外へ。
スマホで探す事も無く食堂がありました。
お食事処ロンドン…なんでロンドン?

夕飯は八幡浜ちゃんぽんと炒飯では無く焼飯って言っていました。
これで1000円、お腹一杯。
途中のコンビニでスイーツ買って(自分はどら焼き)、降り出した雨の中をホテルに戻りました。
それからシャワー浴びて、マッサージを呼んで…
中国の方で「リン」さん49歳。

60分づつ揉んで貰いました。
これやると、今までの疲れがかなり取れますね。
時折出るY氏の「ぐえ~」だの「うぉぉ~」の悲鳴がおかしかった(笑)。
リンさんが「だいじょぶか?もっとよわくするか?」
Y氏「いやぁちょうどいいですぅ」
日本に来て26年になるって言っていました。
それぞれに人生ってあるもんだなと、改めて思った八幡浜の夜でした。
Posted at 2023/06/05 11:42:17 | |
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