

亡くなった父親の部屋の状差しを整理していたら、古い葉書がありました。
35年前にバイクで北海道に行った時に両親に宛てた絵葉書でした。
友人M氏と1週間の休みを取って2台のバイクで北海道へ行きました。
友人は発売されたばかりのホンダXLR250。
プロリンクサスが目玉の乗りやすかったオフ車。
自分はエンデューロレースにも使っていたボロボロのカワサキ・KL250(2本サス)。
新車とポンコツ2台で若者2人で北海度に渡った訳ですね。
初日に襟裳岬を目指し近くの百人浜キャンプ場にテントを張りました。
今でこそオートキャンプも出来るキャンプ場になってますが、当時は流しのない水道と照明の無い臭いトイレのみ。
草ぼうぼうで、テントは草に埋もれるように張りました(笑)
M氏のテントはミズノの三角テント。
キャンバス地で重くて畳んでも大きなテントでした。
グランドシートが別で、横の生地と紐で結んで使いました。
年配の方なら見た事あるかも(笑)
雨水の侵入を防ぐためにテントの回りに排水の溝を掘ったのもこの頃のテントの特徴ですね。
そんなテントの中で懐中電灯の灯りで襟裳のお土産屋さんで買った絵葉書に書いたのですね。
消印を見ると昭和57年、7月7日となってます。
火曜の朝にキャンプ場の近くのポストに投函しましたが、5日後に帰宅した時にまだ配達されていなかったんです。
当時は北海道からの郵便の繋がりが悪くて、1週間前後掛かっていた時代でした。
35年前の黄色くなった絵葉書1枚で沢山の事が思い出されました。
やはり手紙や葉書には独特の味があり、良いものだなと改めて思った次第です。
住所の分かる友人達に、ツーリングやドライブの写真を葉書にして送るのが楽しみです。
送り付けなんですけどね(笑)
今月はすでに50枚以上の葉書を出しました。
暇人の楽しみですね(笑)
Posted at 2017/10/21 09:35:06 | |
トラックバック(0) |
ツーリング | クルマ