
先日フォークオイルを交換したG/S。
ヤマハサスペンションオイル15番を230cc入れましたが、新品オイルで実際走ってどんな感じか。
ちょっと走ってみましょう…といつものように利府街道を北上しました。
意識的にフロントブレーキを強めに掛けたり、段差やギャップに故意に入ったり。
決して強いダンピングでは無いけれど、適度に効いて良い感じ。
何よりスムーズに動いてる・・・ような気がする(笑)。
旧いとは言え、一応オフ車なんでサスストロークはストグラの倍以上あります。
ブレーキング時のノーズダイブが最初は気になりました。
すぐに慣れちゃいましたが。
信号待ちや渋滞気味で低速で進むと、アイドリングが不安定でボコつく感じ。
左右の爆発が合ってない感じで、つい空吹かし。
数秒は調子良いんですが、またボコつき。
暖まってる時にチョーク引いてぐずってる感じで・・・
ヒート気味でコイルか?とも思ったのですが、走りだせば普通。
様子見ながら交通量の少ない大郷の道の駅方面へ左折しました。
対向して来た黒いカワサキ・W1。
おっWかぁ・・・うん?あれ?
向こうもあれっ?って顔して。
なんと同じ職場での退職した先輩でした。
道端に寄せたらUターンしてこちらに来てくれました。
「奇遇ですね~」とあいさつしたら、G/Sから白煙が!
先輩が「ガソリン漏れてるぞ」
一瞬また交換したばかりの燃料ホースかと思ったら、キャブからのオーバーフロー。
路面にガソリンの染みがどんどん広がります。
コックを閉めてバイクを立ててもまだ漏れるので、すぐ先のダムの駐車場まで避難しました。

先輩のバイクとG/S。
W1SAを3年掛けてレストアしてW1Sのタンクに交換してあります。
G/Sはコックをオンにするとやはり右キャブからガソリンが大量に漏れて来ました。

このキャブはフロート室が工具なしで外せるのが良い所。
針金みたいなステーで押さえてるだけなので、それをずらすと簡単に外れてフロートが現われます。
ガソリンを流してフロートを押し上げても漏れるので、数回上下にカチャカチャと。
フロート室のガソリンは底に少し細かなゴミがありました。
フロートバルブの所にゴミが詰まったかな・・・
ガソリン流しながら何回もカチャカチャしていたら、やがて出なくなりました。
ゴミが流れたようなので、フロート室を戻してエンジン掛けたら漏れなくなってヤレヤレ。
先輩が「ハーレーばかり乗ってるから、臍曲げたんじゃないの~」と。

バイクが直った所で近況報告とバイク談義。
30分くらい話をして先輩は帰宅で自分は大郷方面へ。
今度は信号待ちでも安定したアイドリングです。
さっきはオーバーフローして右だけガスが濃くなっちゃったんですね。
調子良くなったもんで、道の駅には寄らずに南川ダムを目指します。
800ccで50psしか無いエンジンですが、急かされないまったりとした回り方が好きです。
適度にトルクがあって心地良い加速を味わえます。
それでもハーレーに比べると楽しめる速度域が20km/hほど上なのは、BMWだなと思います。

ダムサイトから離れた駐車場にバイクを停めて、自販機でジュースを買ってゴクリ。
冷たいジュースが胃に落ちて快感。
先に来ていたバイク乗りの方とお話をして、自分はまた移動。
アクセルを開けて高回転まで使ってみましたが、綺麗に回ってくれて一安心。
そのまま宮床ダムへ行く自分の定番コース。

トイレ休憩して一息つきました。
後にヤマボウシの白い花が風に揺れて爽やかな梅雨の晴れ間を演出。
カラッとした風は梅雨の最中だって事を忘れさせます。
ここからは寄り道せずに帰宅しました。
エンジンが少し冷めるまで掃除をしてからガレージに入れました。
次に出やすいようにこちら向きで(笑)。
90kmくらいしか走らなかったのですが、家に入ったら疲れがドッと出ました。
久々のG/Sだったからなのか、速度域が高かったのか、はたまた単にジジイだからなのか。
ストグラの2倍くらい疲れたような・・・
ま、面白かったから良しとしましょうかね(笑)。
Posted at 2018/06/24 23:22:48 | |
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