
今日も朝から雨の仙台です。
いよいよストグラのシリンダフィンの掃除しか無くなってしまったような…
暫く掃除していなかった部分なので、今回まじめに掃除しましょう。
って事でお湯を沸かしてコーヒー淹れて、ガレージに持ち込みです。

まずはプッシュロッドケースのメッキの曇りをチェック。
LEDライトを当てると、汚れ具合が良く分かりますね。
で、今更気付いたのですが、プッシュロッドケース(パイプ)のシリンダヘッドカバー側の部分が、メッキのカバーだった事に気が付きました。
ずっとパイプだと思っていました。
ツマミみたいなのをずらすと、カバーが動きました(結構な力が要りましたが)。
エンジン組み立て時にパイプに嵌め込んでいるんでしょうね。
下側は触ってみたらメッキのパイプでした。
なんだか、からかわれた気分(笑)。

バリアスコートをクロスに付けて、パイプの後ろを通して磨きます。
磨く前に指で探っても錆の兆候は感じませんでした。
予防策での磨きですね。

オレンジ輪の中が拭いたところで、水色輪の中が未掃除です。
画像だと分かりづらいのですが、肉眼だとコントラストの違いがハッキリ分かります。
埃だけならエアで吹くだけですが、コーティング剤で拭いているので埃が付着しています。
なので隙間にウェスを入れてコーティング剤の染みている埃を拭き取ります。

使っているのはこれで、ハーレー純正のケミカルスプレー「エンジンブライトナー」。
本来黒塗装が白っぽくなった時に復活剤として使うのですが、これをウェスに付けてフィンに擦り込んでおくと埃は付きますが、泥などの汚れは水で落ちやすいんです。
泥がエンジンに焼き付かないんですね。
なので泊りなどのツーリングの時は、雨天走行も考えてエンジンにスプレーして行きます。
雨に当たらなかったら埃が付着しますが、泥の掃除よりははるかに楽ですからね。

半分も掃除しないうちにこの汚れです。
空冷エンジンの深いフィンは掃除しにくいけれど、綺麗になっていれば美しいと思っています。
特に黒いエンジンは、きっちり黒く見せる事でより美しいと思っているpostpapaです。

右側終わってやれやれ…
その時近くで子猫の鳴き声がしました。
外に出てみると…

隣の家との境に居ました。
よたよたとおぼつかない足取り。
野良猫の子猫です。

親猫が戻って来るとお腹の下に潜ってしまいました。
ミルク飲んでいるのかな?
目の辺りに怪我をしているようで、耳も良く聞こえていないようでした。
この辺りは野良猫が多くて、他の猫にやられたのかも知れません。
去年産まれた子猫も、今年大きくなったのを見ていません。
野良猫って3~5年の寿命だそうですね。
庭を荒らしたり車にマーキングするのは勘弁して欲しいけれど、産まれて来た子猫に罪は無い訳で…
なんか複雑な気持ちです。

話が飛びました。
今回使ったフィン掃除アイテムです。
古くなった歯ブラシの毛を抜いて、ライターで炙って任意の角度を付けています。
ウェスを巻いて輪ゴムで固定して、汚れたらウェス交換です。
前側のフィンの隙間は埃の蓄積が多いので、サラシを巻いたやつを使います。
脇のフィンは古いシーツを切って巻いたもの。
途中で制作しなくて良いように、複数本あるのが理想です。
今回も変態チックな掃除でした。
Posted at 2020/07/06 16:03:00 | |
トラックバック(0) |
磨き | クルマ