
朝にガレージでジャズを聴きながら愛車達を眺め、コーヒーを飲みながら過ごす時間。
ルーティーンでは無いけれど、近い所はある・・・
ゆっくり流れる時間が、自分の身体を流れる血液のスピードまでゆっくりにしてるんじゃ無いかと思える。
そんな時間が大好きです。

赤、青、白の愛車達・・・
フランス国旗みたいだな(笑)。
車検切れの1987年式のBMW・R80G/S。
秋になると何でだか乗りたくなるんだよなぁ。
気温が低い方がエアヘッドと呼ばれるフラットツインエンジンは機嫌がいい。
今年で36年目となる、我愛車の中で最長老バイク。
51年のバイク歴の中でADV150が43台目となりました。
元来飽きっぽい性格の自分がこの台数で分かるのですが、そんな自分がこいつは面白いバイクだと感じたのが80G/Sです。
北海道はこれで5回は行っています。

そんなバイクで気になっている部分がこれ。
バンパーをフレームに固定している金具ですが、ボルトが不自然に長い。

OPのアンダーガードを取り付ける為にこのボルトが長いのですが、どうも放熱が宜しくないようで外していました。

短い方がノーマルの金具。
ガレージに部品は置いてあるのですが、何故か1個だけで今日部屋の中に置いてある部品箱から見つけました。
2個揃ったのでやっと交換です。

左はまぁスムーズに出来たのですが、右側がバンパーの上のボルトを緩めていくとクランクケースに当たって抜けなくなります。
で、エンジンマウントボルト・ナット(19mm)を緩めて一緒に固定されているバンパーをずらします。
陰にある6mmのヘキサゴンボルトも緩めてやっとバンパーが動きます。
暫くぶりの作業でまぁ効率が悪いったらない。

最終的にナットにキャップを被せてこんなにスマートになりました。

チェンジペダルのゴムにひびが入っていて、力を入れたら御覧の通り。
35年も経てば無理ないですね。

外れた部分には錆があり、ホルツの錆置換剤で防錆処理をしてタッチアップ。
脱脂剤を吹きながら固いゴムをグリグリと押し込んで・・・

結構な力業でした。
タッチアップして終了。
はみ出してゴムにはみ出た塗料は、そのうち剥がれるのでそのまま~
これで35年大丈夫で、自分は102歳になっている(笑)。

もう1つは、ライトケースの交換。
このビキニカウル(今はそんな言い方しない?)は100GSの標準装備。
部品で買って、ライトカウルも別に買って取りつけました。
紺色のシールとラインは自分で作って貼りました(純正シール好きじゃ無かった)

元々のライトカウルに交換して元に戻しました。
うん、スッキリしたな~
風雨に対しては弱いけれど、ロングツーリングはもうこいつでしないだろうしね。
購入当時のノーマルのスタイルに戻して行こうかと・・・
買った当時はマイナー車種で、販売台数も少なかった。
今じゃプレミア価格になってしまいました。
ずっと乗るつもりだったので、1番最初に無くなるパーツ、外装一式はスペアで保管しています。
また走れるようにするにはかなり直さなくちゃないのですが、キャブレターのアナログバイクなので、自分の技術でも何とかなります。
いわば大きなおもちゃ感覚ですね。
さて次はフロントフォークの破けたブーツ交換です。
以前交換した時は父親に手伝ってもらったのですが、今はもう居ません。
今回は息子に手伝ってもらいましょう。
親子3代で手を掛けるバイクってのも、なかなか無いかもね(笑)。

外したカウルはガレージの奥の壁に掛けました。
下にはハーレーダビッドソンのブリキ看板。
喧嘩するなよ(笑)。
鬼畜米英、日独伊三国同盟が・・・
Posted at 2022/10/17 00:27:20 | |
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