
先週のツーリングで汚れたADV。
一応洗車してカバーは掛けていましたが、スクーターのリア回りは造形構造が複雑なので、サッと掃除したくらいじゃ綺麗になりませんね。
リアサスのスプリングも内側が白く汚れたまま。
隙間にウェスを入れて回しながら汚れを取ってバリアスコート。

パイプの下の隙間や奥まった所の汚れは、ウェスを差し込んでも取れません。
今回活躍してくれたのが、PaPaStick2023バージョン。
サラシ部分が曲がっていて(角度3種類あり)、こういう部分に入って奥まで綺麗に出来ます。
実際使ってみると、場所によっては浅い角度の方が入る場合もあって、3種類の角度を作ったのは正解。(1番緩いのは130度)
ストレートタイプと使って、奥の奥まで綺麗になりました。

個人的にキャリパーが汚いのは嫌なので、凹みなどは綿棒使って綺麗にします。
エア抜きのブレーキニップルに、汚れや水が入るのを防止するゴムキャップが付いています。
脱落防止でゴムの帯が付いていますが、これの裏側が汚れで白くなっているのが個人的に嫌。
なので外して裏にして拭いてキャップの下側も綺麗にしてから、また嵌め込みます(重箱の隅突き的掃除)。

うん、綺麗になった(笑)。
走ればまたすぐに汚れる所ですが、それだけに常に綺麗にしていたい部位です。
バイク屋さんにオイル交換の予約をしていたので、昼過ぎに行って交換して貰いました。
1200km走行のオイルですが、そこそこ黒かったです。
メーカーは6000km毎の交換となっていますが、とてもとても無理。
せめて3000kmでは交換したいですね。
ただ、スクーターはミッションも潤滑していないし、クラッチもオイルに浸っていなので普通のバイクよりは汚れにくいですね。

ハンドルに距離と日付を書いたテープを貼っておきます。
次回の距離を書いておくより、交換した時を書いておいた方が実用的だと思って昔からそうしています。
帰宅してまた掃除の続きです。
タンデムステップ前のカバーを留めているネジの回りの凹みを掃除しようと思ったら、右側のネジの1つが少し飛び出していました。
緩んでいるのかと5mmのヘキサゴンレンチで一旦外そうと思ったら、ちゃんと締まっていました。
あれ?っと思ったら、ネジが斜めに入って半端に締められていました。
外したネジの先端は少し崩れていて、同サイズのナットは入りません。
真っすぐ当てて締めても斜めになってしまうので、余計な事はせずにまたバイク屋さんへ(歩いても7分)。

フレームに雌ネジが切ってあるのかと思ったら、奥にも黒い樹脂のプレートがあり、そこにプレートが雌ネジになっているやつを挟み込んであるタイプでした。
いや~良かった。
そのプレートとネジをタップ、ダイスで修正して貰って他のネジでも確認。
修正した箇所のネジは他に使って、別の所からのネジで締め直しました。
修正したネジは少し痩せている筈ですから。

一見アルミのような樹脂プレート。
しかも樹脂プレートに固定されているので、フレームの剛性には全く無関係でした。
ADV150のフレームは一般的なバイクのフレームのようなダブルクレードル。
スクーターのアンダーボーンフレームじゃないので、剛性が全然違います。
コーナリングでのシャキッとした感じ、所謂剛性感がバイクそのものなんです。
この辺りも自分が気に入っている所。
新型のADV160はフレームが違ってしまったので、乗り換える気は無くなりました。
フレームって1番基本になる所ですからね。
グニャっと感じるのは嫌だし、運動性能が落ちる訳で…
話がずれました。

最後にセンタースタンドが錆びて来ていたので、ホルツの錆置換剤を塗りました。
ササっと錆を落としてから塗って、赤錆が黒錆になってからラッカーでタッチアップ。
新車時に全塗りしてありましたが、走行中の飛び石などでどうしても塗装が剥げます。
元々塗装もサフェーサー塗っていないようだし。
画像はまだ汚れていますが、ここから綺麗に磨きます。
下回りだろうが見えない部分だろうが、容赦なく?磨きますよ。
メインバイクでもサブバイクでも磨きに差別はありません。
綺麗にして走る。
走ったら綺麗にする・・・です。