
朝に嫁さんの電動アシスト自転車の前輪を見たら、少し潰れているように見えました。
昨日エア補充したばかりだから釘でも踏んだか?とチェックしたらそうでもない。
半分はエアが残っているので、バルブかなと抜いてみたら嵌っているゴムが劣化して切れかかっていました。
スペアのゴムを切って交換してエア充填。
4時間経過してもエアが抜けないので、やはりバルブからのエア漏れだったようです。
9年になるのですが、今までパンクも含めてノントラブル。
嫁さんは調子いいし、錆びていないしパンクもした事無いしと運が良いような事を言っている。
あのね…定期的にワイヤーや可動部に注油したり錆止めしたり、前後タイヤにエア補充しているんですよ。
フレームだってバリアスコートで磨いているし。
毎日乗っているだけで大丈夫な訳ないでしょ(笑)。
メンテナンスと言う事を知らない嫁さんです。
生協の駐輪場で自分のが1番光っている…そりゃそうですよ、手入れしているもの、この私が。
まぁそんな事があってガレージの80G/Sのエアバルブもチェック。
定期的にエア補充はしてましたが…

前輪のチューブの口金です。
面白いのは口金の根元を押さえているナット。
普通の6角のナットでは無く、ローレット加工された丸いやつ。

指で締める(緩める)ので工具要らず。
このバイクでしか見た事ないパーツです。

これはエアバルブキャップ。
金属製の頭がバルブコア回しになっています。
両方共に新車からのパーツで、チューブ交換した時にこの2点を移設して使って来ました。
38年前からのオリジナルパーツです。
ドイツ製のチューブがこのパーツなのか、BMWオリジナルなのかは不明です。
こんな小さなパーツもお気に入りで、新しいチューブにした時も頂戴と言われて断り続けて来ました(笑)。

外した代わりに普通のコア回しの付いたキャップにしました。

先の部分にシリコンのキャップを嵌めて怪我防止。

ストックのエアバルブキャップです。
随分貯まったもんだなぁ…
80G/Sのキャップは暫くこの中で休んで貰いましょう。
小さなパーツですが、これがちゃんと付いていないと車検は通りません。
厳密にいえば整備不良なんですね。

ついでにスポークを磨きました。
30数年前に自分で張り替えたステンレススポークです。
当時はヨーロッパで80G/S用が無くて、アメリカ製の物を使いました(ニップルも)
現物を見た時は「エッ…なにこれ」でした。
ステンレススポークと聞けば、ピカピカの物を想像すると思います。
モノはザラザラで粉吹いたような悍ましい外観…
でもこれしかないんです。
ノーマルのボロボロになったクロームメッキのスポークよりはマシかと…
ガレージでジックリ組み上げて完成しても嬉しさ半減。
こうなったら絶対磨き上げてピカピカにしてやる!
仕事終わってガレージ行って磨き、夕飯食べてからまた磨き。
古い靴下にオイル塗って(当時はメタルコンパウンドなんて無かったしね)磨いて。
最初に1本を徹底的に磨き込んで、ちゃんとスベスベピカピカになるのを確認。
これならいけると磨き続けて…3年掛かりました。
その甲斐あって(意地ですよね)ツルツルピカピカになりました。
クロームメッキのようなキラキラではなく、ステンレス特有の光。
80G/Sには似合っている光り方だなと思っています。
Posted at 2025/11/26 15:03:22 | |
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