本日の宿は、奥飛騨温泉郷の一つ新平湯温泉にある「松宝苑」。みん友さんお薦めのお宿です。以前にも書いたのですが、新平湯温泉は最初に泊まった宿の印象が微妙だったのと、泉質が硫黄泉でないので足が向かなかったのですが…ここ最近、良く泊まるようになりました。泉質以外の雰囲気とか料理とかで魅力的な宿が意外と多かったからです。【部屋】本館に近いこじんまりとした部屋。窓際に囲炉裏の間があります。荷物を解いたら、撮影兼ねて温泉へGo!此方の浴室は、本館から中庭を挟んだ反対側の湯殿にあります。【大浴場 長閑の湯 内湯】源泉:自家源泉(泰平2号泉と松宝苑泉の混合泉)…HPでは3本。たぶん、休止中の泰平1号泉を含んでかと。泉質:ナトリウム-炭酸水素塩泉(低張性・中性・高温泉)源泉:新平湯共同泉(一重ヶ根温泉1号)泉質:単純温泉(低張性・中性・高温泉)この2つの源泉の混合泉で温度調節しているようです。脱衣所から仕切り無しで広がる大浴場は広々として良いですね。「丁度今湯が張れた所ですよ」と温度を測りながら先代ご主人。現時点では40度強。ホントは42度位を目安に調整しているそうで、40度位が体にも一番良いんだけど、気持ち良くて深夜に眠ってしまう客がいるので安全上少し熱めの設定にしてるらしいです(;^ω^)【大浴場 長閑の湯 露天風呂】大浴場から続く露天風呂は、内湯と比べるとそれほど大きくありませんし、かなり熱め。結局、この撮影の時しか入らなかった…。【かぶり湯?】内湯のカラン脇に設置された源泉かけ流しの湯桶。幾つかの温泉地で見ますが、シャワーやカラン失くしてこれだけで良いんじゃないかとも思ったりします。(外国の方や若い方には不評でしょうが…)【中庭の池】鯉が泳いでいます。部屋が本館脇なので、ぐるっと館内を回るより中庭ショートカットの方が近いのです。【囲炉裏】折角なので、囲炉裏に炭で火を起こしましたが…換気のための換気扇がかなり五月蠅かったのでお勧めしません。お茶菓子は、先日の福地温泉や今回宿泊した2軒ともこれでした。休憩をはさんで、今度は貸切風呂へ。【貸切露天風呂 縁の湯①】空いていれば何時でも入浴可能の無料の貸切露天。サイズはコンパクトなので2人位?【貸切露天風呂 縁の湯②】並びで2か所あります。行かないと空いてるか分かりませんが、大浴場も近いので特に問題はありません。【中庭】この時期は涼しくなってきたので、湯殿の外にあるベンチで涼むのも良いですね。この辺りは、紅葉が丁度見ごろを迎えていました。そろそろ晩御飯です。【食前】最初に、鴨とネギのスープで。此方のお宿では、お品書きがありませんので解る範囲で。【1の膳】前菜(松前漬け、生麩、里芋塩茹、イクラ、押寿司等)刺身(大鱒、川河豚(鯰)、岩魚の梅肉和え)日本酒は、大坪酒造(飛騨市神岡)の「飛騨娘」の冷やですが、常温でなく冷やしで提供されてたのがありがたい。【2の膳】焼魚(岩魚)茶碗蒸しローストビーフクリームチーズ豆腐1品づつでなく膳での提供は、宿の人には効率的ですし、写真も撮りやすい。遅い昼食のダメージが…そろそろお腹膨れてきたんですけど(-_-;)ここで、じゃらんやみん友さんのブログで見ていたのに失念していた囲炉裏の上の陶板。【飛騨牛】飛騨牛の焙烙焼き予想以上にボリューミー。ここで、「3の膳をお持ちします」との声かけに「御飯抜きで」とお願い。【3の膳】山菜炊き合わせ茶そば漬物デザート(果物とチーズケーキ)そういえば、ここは汁じゃなくて蕎麦だった…ぱちくりんのお腹に全て放り込んで、ごちそうさまでした。若くないんだから、宿に入る前の遅い昼食は軽めにしないとダメですな~。【深夜のちゃぽん】今回は、殆どこの内湯を利用していました。翌朝、一風呂浴びて朝食です。【朝食】シンプルだけど品数多め。牛乳と思ったら豆乳だったり、味噌汁でなくあさりの吸い物だったりと変化球を混ぜてくる。温玉は、個人的に嬉しいです。ごちそうさまでした。今日も奥飛騨泊なので、ゆっくりで良かったのだが…早々にチェックアウト。2日目に続きます。