この記事は、
やっぱりか…について書いています。
副島先生論は、
要するに、
「国家戦略家として日本国を観察してきた結果、
日本の国家戦略は破綻している(2004年時点で)。
「国家戦略家の結論:破綻国家日本!!」なんですから、「守りたい物を守るんだー」って話なんですよ。
だから、武田教授の言説に対して、「あなたの話は現実じゃありません――――っ」と言って異様に怒った。国家戦略家の結論:「破綻国家日本!!」なんですから。
(↑ここまでが5月時点での展開。
そもそも、
「安全か?危険か?」
https://minkara.carview.co.jp/userid/607203/blog/22869874/
ではなくて、
「100ミリシーベルト/年被曝すると、~程度の犠牲者が出るようになる。
それを、
社会的に受容することが
「妥当か?妥当ではないか?」
ということが議論のテーマであるべき(しかも、コレは、法社会学の領域であるため、「法律学もだいたいできる!」と言ってる副島先生の専門分野だったのです。実は(副島先生はそのことに気づいていないようだったが。
その辺の話はまた後日)。
その後、武田教授が、
「日本は、科学技術に優れた国ですから。放射能など除けてしまう力があるんです。
カネだってある。
児玉先生が、除染を徹底的にやると800兆円かかるって泣いてましたよね?
大丈夫大丈夫♪日本の金融資産は1500兆。
しかも、800兆出したって、全損には絶対ならない。景気回復効果になるに決まってるでしょ。800兆の公共工事ですよ?(笑)」
ところが、副島教授は突っ込むことでしょう(←あくまで、私の妄想の中の副島教授ですが、過去の著作に明記があるため)。
「日本なんて、金融資産1500兆あるって言っても、み――――んなアメリカの債権です。紙屑みたいなモン掴まされてるだけです。
もう、あんなモン戻ってこない!!」と。
そう・・・なんでしょうね・・・。
だから・・・日本の金融資産は紙屑みたいなモン掴まされてるだけだろうから・・・、
だから・・・私は、
巨額な除染費・・・日本全国を多摩地区方式でゴミ有料化。20km圏を覆ってしまうことで、高濃度汚染地帯は蓋がされる、
それで、
日本中のゴミ処分問題が解決され、
20km圏外は除染される、
それによって、福島浜通り⇒新・夢の島⇒ネオ・東京とすることが出来る、と。
しかし、コレは、
自分としては、理想論から何歩も後退した「現実論」であることを絶対にわかって貰いたい。
このブログの常套句:「俺たち、世界一の走り屋で」ですから、
根底にある価値観は、科学技術に秀でていて、
世界でも有数の資金力を持つ国なんですから。
除染だって徹底的にやって、放射能なんて、ドラム缶数本分に凝縮出来てしまえる。
焼却灰だって、福一原発近辺の、海側に埋め立て、ということで手を打てる、
トラバ元の人の家だって踏みにじる必要性自体がない。
それが、理想であり、
日本の資産力の理論値からすれば、十二分にそれが可能であるはず。
当たり前の当たり前だが、
「放射能を受け入れる」←論外。超ダセー。ありえない。アンタらってひょっとしてM? ってか、何のための科学技術よ?
で、
除染についても、
日本の資産力の理論値からすれば、武田教授の案 (武田案でも、周囲5kmは捨て場になってしまう) よりももっと踏みにじられずに、済むはずなんです。
元の拡散した放射能は、ドラム缶数本分なんでしょ?
しかし、
どうも、副島先生論も一理あって、
「日本なんて、金融資産1500兆あるって言っても、み――――んなアメリカの債券です。紙屑みたいなモン掴まされてるだけです。
もう、あんなモン戻ってこない!!」
↑
これは、ホント臭い。残念ながら。
だから仕方なく、
福島浜通り⇒新・夢の島⇒ネオ・東京とすることが出来る、
という話にしている、というワケなんです・・・。
この方式なら、金融資産にさして手を付けなくても大丈夫。大規模増税も要らない。
最も安価に除染が出来て、将来のコストも最も低くなる。
「被曝方式」よりも、ずっと低い将来コストで済む。
つまり、「一番安上がりな方法」なワケで、
「一番選択したい方法」でもない。
ただでさえ、
「多摩地区方式のゴミ有料化」
↑
コレが大っっっっ嫌いなんです。
ただでさえ自分が嫌いな政策を、日本全国でやるべきだ、
そんな事、
言いたくもない。
それより何より、トラバ元の方の家を踏みにじらねばならなくなる。
(勿論、「人家は後回し、野山・山林から順に覆うべきである」とは思いますが・・・)
そんな案が、
自分の頭に浮かんだベストのものであるとは到底言い難い。
だから、「福島浜通り⇒新・夢の島⇒ネオ東京」構想なんてものは、現実と睨めっこした上での、「妥協の産物」でしかない、ということは書いておかねばなりません。
ですので、弘(2型)さんからは・・・、
このような↓コメントを頂いていますが・・・、
「10兆でも50兆でも800兆でも除染費用出せや。
と、ここでいくら叫んでも政治家が皆、猛走峠さんのような慧眼の持ち主ばかりでない以上、実現は不可能でしょう。
更に言えば・・・
隣の富岡町に福島第二原発があるおかげで、電源地域振興交付金をわずかに貰え、辛うじて食いつないでいる川内村。
医療や雇用、商流の大部分を原発立地自治体に依存している川内村。
定額給付金を交付しようとしたとき、そこから滞納村税を徴収しようとした川内村。
そんなヒトモノカネ3拍子揃って無い村に金を出すことは許されますか。
オイラだったら許しません。
そんな金があるなら、護衛艦の1隻でも増やして尖閣諸島防衛に当たらせるべきです。
国家運営に寄与しない自治体にどこまで政府は付き合えるのか?」
そう・・・。
ワタシは、「10兆でも50兆でも800兆でも除染費用出すべき」と思いますよ。
出せるのなら。
私がいる場所から、200km程度しか離れてないんですし。
それ(除染)が「できない」、
そんなのが科学技術に優れた国の姿ではないですし、
強い国の姿とは言えませんからね。
でも、実際は、
↓この状況なんでしょ?
「日本なんて、金融資産1500兆あるって言っても、み――――んなアメリカの債券です。紙屑みたいなモン掴まされてるだけです。
もう、あんなモン戻ってこない!!」
だから、副島先生は、
日本という国家は無いから、
人々は「日本人として」、というより、「その土地の人として」生きるしかない。
放射能ツーツーイケイケになって土地が汚染されたら、その土地の汚染を受け入れて生きていくしかない。
だから、「福島は安全だ!!」と説くしかない、と。
しかしコレじゃあ、
放射能を受け入れたら、放射能を人体に受け入れるようになってしまったら、
それは科学技術の進歩も止まる、
人々のやる気も失せる(←冗談じゃなく、体内に、特に劣化ウランなんか取り込まれたら、モロに・・・)、
かくして、
科学技術に劣った、
無気力な日本、
が出来上がる。
科学技術って、腕力みたいなモンでしょう?
「なるべく使わないでいる」と、まったくもって弱っちい・使えないモンになっちゃうワケでしょ?
そして、
放射能を受け入れた、腕力(科学技術力)の弱い、
ドMの、キモいヤツラ、
=日本人、
そういう風評が世界中に広まる。
だから、カネがあるなら、
除染のために、ドーンと出して、
誰にも(もうこれ以上、)放射能を受け入れさせることなく、
多くの者の土地を踏みにじることなく、
(最高レベルの除染を)やるべきだと思っています。
しかし・・・そのカネが、紙屑になってるんでしょ?
じゃあ、
そのカネをアテにせずにやるしかない。
貯蓄のカネを出す、
新たに予算をかける、
のではなく、
既にある金脈を移動するしかない。
(その弊害として、トラバ元の人たちを踏みにじってしまうけれど・・・)
また、
既にある予算を移動するしかない。
と・・・いう、極めて不本意なプランであることは・・・ご理解下さい。
しかし・・・それでも・・・、
放射能を受け入れる、
被曝を受け入れる、
汚染をそのままにする、というのよりは・・・。
これ↑を固定化すると・・・たぶん(いや、たぶんどころかほぼ間違いなく)・・・科学技術に劣った民族になりますよ。
それと・・・
「既にある予算を移動するしかない。」
↑
オモシロイ記事み――――っけ。