
パイプ車庫の設置のために実家へ来ました。
ナンエイパイプ車庫678M型です。
やる気にスイッチが入ってしまった父が、私が来る3日前から作業を行ってくれていました。
そのため、この時点で既に下の写真まで出来ていました。左右合計12本の内、10本まで立ててあります。
ただし、この前日に問題が発生していました。説明書の通りにポールを立てて行くと、端のポールの内側から次のポールの中心までを96cmで立てます。(下図右側「5」の手順)
他を軸芯ピッチで96cmでポールを立てると、横通しパイプの全長はは480cm+ポール外径×2の約485センチ必要になります。しかし、横通しパイプの全長は480cmしかありません。説明書の間違いです。
発売直後ならこのようなミスも仕方ありませんが、3年以上経ってこの状態は残念です。仕方ないので、奥側の2本のポールを立て直しました。
台風もありますが、実家は筑波おろしが激しく日頃から強風にあおられます。近所の立派なカーポートも良く屋根が飛ばされているそうです。本来はポールをコンクリートで固定すれば良いのでしょうが、作業や道具、材料、費用などの点で容易ではありません。そのため、60cmほどあるポールを6本追加で地面に打ち込む事にしました。
下にナットがあり、それがアンカーの役割をする事も期待できます。そのままだと錆び易いので錆び止めにローバルも購入して防錆塗装しました。
私がローバルを塗っている間に、父の作業はここまで進みました。レベル出し(水平出し)の時などに手を貸しましたが、完全に父が主導権を掌握しています。
ここで一旦、昼休憩。
午後の作業は強風対策の補強ポールの打ち込みからです。先に10mm径くらいの棒を打ち込みます。地中の石に当たると入って行かなくなりますが、根性で叩き込むと入って行くようになります。
十分に打ち込む事が出来たら棒を引抜いて、外径16mmくらいの本番の補強ポールを打ち込みます。
打ち込み完了。下の写真の様に横通しパイプを押さえてくれます。これを中央と前後の3箇所、両側合わせて6箇所に行いました。
上側のパイプを差し込んで行きます。説明書にはありませんでしたが、横通しパイプと同様に、上部中央の接続部も抜けないようにハンマーでつぶしました。
説明書の規定寸法よりも間口を10cm広く設置したので、ポールがかなり内側に倒れます。あとの前後幕設置で実感しますが、10cmはやり過ぎです。規定通りか、せめて5cm程度にしておくべきです。(あくまでも私見。自己責任で!)
上部梁パイプを6本とも設置完了。良い感じのアーチになっています。
上部センターにも横通しパイプを設置します。脚立に上がってメインの作業をするのは、やっぱり父でした。
金属の骨組み設置が全て完了しました。
この時点で午後3時でした。お茶休憩をせずに作業を続行します。
この後は説明書通りの作業です。前後の天幕を縛り付けます。
そして上の天幕を覆いかぶせて、下の横通しパイプへ縛り付けて行きます。
間口を10cm広く設置したので、天幕が少し寸足らず状態になるかと思いましたが、勘違いでした。よく考えればわかりますが骨組みの長さは同じなので、それに沿う天幕の長さも違いません。
最初に縛り付けるときは寸法が足らなさそう(横通しパイプと隙間があいてしまう)様になりますが、天幕を整えて行くとほぼ隙間なく縛る事が出来ます。そのため半分くらいは縛り直しました。その前提で仮縛りして行くと作業が楽になるでしょう。
次に骨と骨の中間を外側からヒモを通して縛り付けます。
5時半頃に完成しました!
早速マリナーブルーのロードスターを入れました。
助手席側を下の写真くらいまで寄せると、
運転席側はこのくらいのスペースがあきます。
マリナーブルーのロードスターも喜んでくれているでしょうか?
猫対策はまだですが、6時前にパイプ車庫の設置は無事に完了しました。
とても暑かったですが、風もなく晴れていたおかげで作業がし易くて助かりました。この日に両親と一緒に飲んだビールは格別に美味しかったです。
いつになるか分からないけれど
猫対策へつづく。
さらにその後発覚した湿気対策へと続きます。
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パイプ車庫 | 日記
Posted at
2013/05/21 12:34:48