
若者の車離れが言われています
実際に2001年生まれの次男の友達も車好きが少ない様です。
そんな中でも先日ある友達を次男が乗せてあげてから車を欲しくなった様です。
アドバイスを求められたそうですが、次男もロードスター以外の車はほとんど知らない状態。
もっと車を広く知りたくなった様で、一緒に試乗してみることにしました。
まず向かったのは、もっとも走りが良さそうな印象のBMW
色々と細かいことが書いてある誓約書にサインしてから試乗となりました。
次男が選んだ車種は2シリーズ
218iという名前でもエンジンは1.8Lではなく1.5Lなのですね。
しかも3気筒だそうです。 昔のBMWのイメージとだいぶ変わりました。
4ドアですがセダンではなくクーペ。
私の身長では後席に座ると頭が当たります。セダンではない故でしょうか?
先に次男が試乗して、その後に私に代わりました。
セールスマンが後ろに乗っているので次男は気を使って大人の対応。
それに対して私は思ったことをそのまま口に出してしまいます。
ATにはマニュアルモードもありますが、右ハンドルの左ウインカーだと想像以上に運転しにくい。
MTだともっと不便なのでは?
次に乗ったのは3シリーズ(318iか320iか忘れました)M Sport(だったと思う)
3シリーズの4ドアはセダン。
こちらも次男が先に試乗
2シリーズも3シリーズもATのマニュアルモードで運転しても楽しくありません。
静かすぎて、かつトルクに余裕があるからか、エンジンの回転数が上がる実感が乏しくシフトチェンジを楽しめません。
2速まで落としましたが、シフトダウンしてもエンジンブレーキがほとんどききません。
アクセルOffやシフトダウンによる減速側の速度調整がほとんどできずブレーキに頼る必要があります。
30〜50Km/hくらいの街中では運転する楽しさがほとんど味わえません。
「駆け抜ける歓び」って高速道路で国産車をビュンビュン追い越すことを指しているのでしょうか?
いいや、きっと私の感性が鈍くてBMWの良さに気づけないだけなのでしょう。
あるいは峠道に行けば、気持ち良さの格の違いを実感できるに違いありません。
次に向かったのは日産
世の中の自動車産業でCASEの大変革が進む中、日産のe-powerの評判が良い様で気になります。
まずnote e-powerを試乗
驚きました。
まずは静かさ。BMWも静かすぎてエンジン音が分かりづらかったのですが、それ以上で比較になりません。
そして加速の良さとレスポンスの良さ。
シフトダウンが不要だからでしょうか、ロードスター的なダイレクト感とは全く違った世界観を感じます。
環境保護と運転の楽さ(らくさ)を求める車だと思っていましたが、意外にも運転の楽しさ(たのしさ)を味わうことができる車です。
せっかくなので予定していませんでしたが、次に電気自動車のLeafも試乗します
全く期待していませんでしたがLeaf、良いです!
音の静かさはnote以上
エンジンが無いから当然だと思う人にこそ、ぜひ実際に試乗して欲しい。
エンジン音がないために余計に目立ちそうなロードノイズも非常に静か。
しかもセダンよりもリアタイヤの音を拾いやすいハッチバックであの静かさは驚きです。以前プリウスに乗った時にリアタイヤからのノイズの大きさに「セダンと違って荷室が区切られていないから仕方ないな」と思った考えを改めさせれらます。
ワンペダルでの速度調整は加速も減速も予想より違和感ありません。
違和感ないというよりも初めてでも直感的に思い通りにコントロールできます。
初期のアンドロイドを使い続けていた時に初めてiPhoneに触れた時の印象に近いかも。
いつか「公道をガソリン車が走れなくなる日が来るのかもしれない」のを寂しく考えていました。ロードスターが好きなのでいつまでもガソリン車と自動運転ではない車も走れて欲しいのですが、一般の人にとっては電気自動車も十分に走りを楽しめる車だということは理解しなければいけません。
アルトワークス、フェアレディーZ、MR2、ダッチバイパーなどに乗っていた車好きの友達がリーフに乗っているのを、単なる足車だから選んだと思っていました。今ならリーフを選んだ気持ちを理解できます。リーフを2台所有するみんカラ友達もいますが、気持ちが分かります。
「馬には乗ってみよ人には添うてみよ」と言いますが、その通り
電気自動車にも乗ってみよ、と言えますね。
新しい自動車の世界は私の想像よりも早く、激しく変わるのかも知れません。
そしてきっと私は取り残されるのでしょう。(笑)
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試乗 | 日記
Posted at
2021/03/14 20:46:42