昨晩は暗くなってしまいましたが、雨が降り出す前にテントの設営を終えて、中でゆっくりと過ごす事が出来ました。ただ、もし撤収時に雨が降っていると、全身ずぶ濡れになりながらテントをしまう必要があります。そんな気力は無いなぁと考えつつ、昨晩は虫の音と雨の音を聞きながらテントの中で就寝しました。
朝目覚めてもまだ雨がテントを叩き付ける音がします。このところ忙しかったし、今日一日テントで寝て過ごして疲労回復するのも良いなぁと考えて二度寝、三度寝。
ふと気づくと雨がやんでいます。時刻は9時過ぎ。すぐにテントを畳みました。
キャンプ場の山を降りて、しばらく走ったコンビニの駐車場で一休み。と言うよりも汚れたボディが気になります。
朝食の調達と共に、店員さんに声をかけてお水をお借りしました。
トランクの占有容積を抑えようと思って小さなバケツにしましたが、コンビニの低い蛇口でも使用できると言うメリットがありました。
「本日の降水確率は50%です。」という店内放送を聞きながら車を洗うのは変でしょうか?
ざっと簡単に水洗いだけですが、綺麗にスッキリとしました。
BBSホイールの掃除にはコンビニでもらえる濡れテッシュが便利です。
大分の海岸線を走って、本日最初の目的地へ向かいます。
今回の旅の最初の目的地は、大分県の「黒が浜」です。その前に、ホワイトビーチの看板もおしゃれな「白が浜」へ着きました。
名前の通り、白い砂浜が綺麗なビーチです。ここも綺麗ですが、この先にある「黒が浜」が本命です。
写真を撮っていると、急に大粒の雨が激しく降って来ました。あわてて幌を閉じますが、ソフトトップカバーをしていた事もあり、かなり濡れてしまいました。
広い場所に移動して、雨脚が弱まるのを待ちます。
「黒が浜」の名前の通りに浜辺は黒い石で敷き詰められています。白が浜のすぐ近くなのですが、なぜこんなにも違うのでしょうか?
かなり長い間待ちましたが雨が止まないので、幌を閉じたまま狙いのポイントで撮影します。
海ぎりぎりに迫る道はガードレールも無く、すぐ横が本当に海の中です。
雨がやんだので急いでオープンにします。あまりに海に近いので、雨だけでなく波しぶきにも注意が必要です。
黒が浜を後にして、次の目的地へむかって南下します。所々できれいな景色を見かけては車を止めて写真に収めながら移動しました。
黒が浜の写真ではソフトトップカバーを付けているのに、上の写真では付けていません。つまり、その後も雨に遭って幌を閉めたと言う事です。この日に限らず、九州旅行中は幌の開け閉めを何度したか分かりません。
次の目的地は細い県道の先、ある程度の覚悟が必要と聞いている場所です。ネットや地図では正確な場所が分からず半分手探りでロードスターを進めます。このような道も、固そうな枝だけ排除して走って行きました。
この先は展望台になっていました。(横島展望台)
この先で本命への入り口を発見、喜んで登って行くとネットで見覚えのある景色に出会えました。
ネットで知った場所を訪れただけで、これだけ感動するのですから、自分の足で発見したときにはさぞかしガッツポーズものだった事でしょう。
ここでも嬉しかったのですが、本命はさらに上に登ったところ。
肉眼で見た時は本当に感動ものでした。写真ではうまく写っていませんが、港町へとつづく真っすぐな一本道が綺麗に見えました。写真で見るといまいちなのが残念です。(是非クリックして大きな画像でご覧ください。)
上の写真の場所から少し進めば、陣が峰の頂上展望台です。(下の写真)
標高431mの陣が峰の山頂。と言う事は眼下の街との標高差は400m以上です。
この「陣が峰」が今回2つ目の目的地でした。
喜んでいると急に暗くなって雷が鳴りだし今にも雨が降りそうになりました。本当はもっと南下する予定でしたが、明るい&雨が降らないうちにと思い、急遽テントを張りました。
メインの目的地2つを順調にクリアする事が出来、上々の滑り出しです。
翌日の移動予定を立てて、この日は陣が峰の山頂で一夜を過ごします。
2日目につづく。
Posted at 2012/08/20 17:37:34 | |
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ロードスター | 日記